会期:2023年5月27日(土)~8月7日(月) 入場無料
主催:明治大学博物館 共催:文学部史学地理学科考古学専攻
明治大学考古学博物館の初代館長を務めた故大塚初重名誉教授は、太平洋戦争から復員の後、発掘によって歴史を明らかにする考古学の存在に衝撃を受け、静岡県登呂遺跡の調査への参加を皮切りに、1950年に創設された考古学専攻と歩みをともにする形で日本各地の遺跡の発掘調査とその研究に携わりました。その中でも、長野県大室古墳群、茨城県虎塚古墳をはじめとする東日本の古墳文化を研究の中心に据え、実像を明らかにしてきたのです。
本展では、大塚先生が手がけた発掘調査による数々の出土品・調査記録とその関連資料から、その研究と市民への考古学の普及に対する情熱と足跡を振り返ります。