公開特別講義 伝統的工芸品の経営とマーケティングVol.11
工芸のサービスデザイン:アイデアの創造と編集
モノ作りに対する価値観を試行錯誤するための場というコンセプトで開店されたSML(Standard Manufacturer Laboratory)では、山陰・九州をはじめとする手作りの陶器を商品ラインナップの中心としている。博物館商品部門の研究プロジェクトでは従来型の流通機構に代わる伝統陶磁器販売の新たなシステムの生成に注目してきたが、近年ではSMLのようなスタイリッシュな生活雑貨専門店における販売が注目される。今回の講義では、店舗経営のスタイル、商品のセレクト、メーカーとの共同開発、作り手・使い手の交流といったサービスデザインの実践に注目します。
■講 師:
宇野 昇平 氏 サーモメーター株式会社・取締役
工藝 器と道具 SML・ディレクター
多々納 真 氏 株式会社出西窯・代表取締役社長
■パネリスト:商学部 菊池一夫教授 福田康典教授
嘉悦大学経営経済学部 上原義子専任講師
■進 行:博物館学芸員 外山 徹
■実 施 日:2016年11月25日(金)
■時 間:10:40~12:10(2時限目)
■会 場:駿河台キャンパス リバティタワー1012教室
■主 催:明治大学博物館・明治大学大学院商学研究科
■後 援:明治大学商学部
※他研究科院生・他学部学生・一般社会人の方も聴講できます。
ポスター詳細(PDF:1.5MB)