福島震災遺産保全プロジェクトのアウトリーチ事業「震災遺産を考えるⅢ」明治大学セッション
「震災遺産とふくしまの経験 -暮らし・震災・暮らし-」を開催します
開催期間:2017年1月8日(日)~2月5日(日)
主 会 場 :明治大学博物館
主 催 :ふくしま震災遺産保全プロジェクト実行委員会(事務局:福島県立博物館)
共 催:明治大学博物館
協 力:東北大大学総合学術博物館・グローバル安全学トップリーダー育成プログラム・みちのく震録伝
ふくしま震災遺産保全プロジェクトは、東日本大震災を歴史として位置づけること、歴史として共有し、未来に伝えることを目指しています。そのために震災で福島県に起きたこと、すなわち「ふくしまの経験」を明らかにすることがまず必要ではないかと考え、「ふくしまの経験」を示す歴史的資料として震災が産み出したモノやバショに着目し、これらを「震災遺産」と呼んで調査・保全に取り組んでいます。
福島県における本震災には、地震・津波・原子力発電所事故が与えたダメージとこれらに対応した救助・避難・支援・除染などの多様な局面があり、それぞれが地域差を持ちながらも広域に複合し、回復しがたい日常や暮らし・非日常の光景とともにある暮らしが今も産み出されています。今回は本プロジェクトのアウトリーチ事業「震災遺産を考えるⅢ」明治大学セッションとして、多様な局面を示す震災遺産の展示に加え、ギャラリートーク・デジタルアーカイブ体験・シンポジウムを開催し、震災遺産とその保全のあり方から、震災のカタチを地域を越えて共有する機会にしたいと考えています。
《開催イベント一覧》
イベント詳細チラシPDF(1.6KB)
■震災遺産「我暦(が)→ガレキ(れ)→我歴(き)」
会 期:2017年1月8日(日)~2月5日(日)
会 場:明治大学博物館 特別展示室
入 場:無 料
ギャラリートーク:会期中の土・日・祝、10時半〜・13時半〜(各30分)。
※1月22日(日)は午前のみ実施。※申込不要
■ 3Dデジタル震災遺構アーカイブ体験展示
開催日:1月21日(土)以降の土・日開催。11時〜12時半、14時〜15時半
会 場:明治大学博特別展示室
体験時間は約5分。体験は無料で行えます。
午前・午後の開始30分前から特別展示室入口にて整理券を配布します。
■ シンポジウム「ふくしまの経験を語る・伝える」
開催日:1月22日(日)13時〜16時半
会 場:明治大学駿河台キャンパス グローバルフロント1F多目的室
定員195名。参加無料。※申込不要
※上記の各プロジェクトの内容に関するお問合せは福島県立博物館(tel:0242-28-6000)まで。