進化する不可能立体錯視~真実がわかっても逃れられない不条理の世界~
人の立体知覚は、2次元に投影された網膜像から欠けた奥行きを読み取らなければならないという危うい作業です。そのためそこには、重力に反する動きが見えたり、鏡に映しただけで姿が激変して見えたりなど、さまざまな錯視が生じる余地があります。
あり得ない動きが見えてくる「不可能モーション立体」、鏡に映すと姿が変わる「変身立体」、回転させると形が徐々に変わるように見える「軟体立体」など、錯視をもたらす不可能立体を、第1世代から第6世代までに分類して展示し、数理モデルを使って錯視の仕組みを探る「計算錯覚学」の最前線を紹介します。
■主 催 |
明治大学先端数理科学インスティテュート 「錯視の心理的・数理的アプローチの融合研究プロジェクト」 私立大学研究ブランディング事業「数理科学する明治大学」錯視学研究グループ |
■会 期 |
2017年7月4日(火)~8月19日(土) ※8/10(木)~16(水)は休館 |
■会 場 |
明治大学博物館 特別展示室 |
■開館時間 |
10:00~17:00(最終入場16:30) |
■入 場 料 |
無 料 |
■関連イベント |
【ギャラリートーク】 ※諸事情により中止となりました。何卒、ご了承くださいますようお願いいたします。 |
(※学内事情により、一部ですでにお知らせした会期が変更になりました。ご迷惑をおかけしますが、ご理解の程お願いいたします。)