明治大学博物館

公開特別講義 「伝統的工芸品の経営とマーケティングVol.12 鳥取県における民工芸振興策の刷新ー手づくりのやきもの等を事例としてー」開催のお知らせ

開催期間:2017年11月10日
明治大学 博物館事務室

公開特別講義 伝統的工芸品の経営とマーケティングVol.12 「鳥取県における民工芸振興策の刷新ー手づくりのやきもの等を事例としてー」が、11月10日(金)に明治大学駿河台キャンパス リバティタワー1021教室において開催されます。時間は10:50~12:30です。一般社会人の方もご参加いただけますので、ぜひご参加ください。

<概要>

鳥取県にはまとまった数のメーカーの集中による産地形成こそないものの、多様性に富んだ製陶メーカーが各所に分布しており、その様相は島根県とも共通するが、全国的に見ても特色的な状況にあると言ってよい。また、薪窯焼成や地元の素材を用いるなど古式な製法の継承が顕著である。鳥取県は農水産品の生産・販売や観光振興との相乗効果を狙って、文化的イメージの対外発信に力を注ぐ中で、工芸についても大きく取り上げている。これは、2000年代に入る頃から基本政策として地域の自立性が掲げられた流れの中で民工芸の振興策が刷新されたことによる。従来の補助金交付策中心の考え方を修正し、消費者・消費地に対するプロモーションのサポートを重視するようになった。今回の講義では、県の担当者を招聘し、県内の製陶業の概観及び民工芸振興政策の転換とその特色について基調講演をいただき、商品開発、流通形態、ブランディング戦略のあり方などについて討論をおこなう。


公開特別講義 伝統的工芸品の経営とマーケティングVol.12
「鳥取県における民工芸振興策の刷新ー手づくりのやきもの等を事例としてー」
共同主催:明治大学博物館・明治大学大学院研究科
後援:明治大学商学部
対象:商学研究科「商品学持論B」、商学部「商品学B」「商業経営論B」「市場調査論B」講義履修生及び他研究科院生・他学部学生・一般社会人      
日時:11月10日(金)10:50~12:30(2時限目)
会場:駿河台キャンパス リバティタワー1021教室
講師:大江啓司氏 鳥取県商工労働部市場開拓局販路拡大・輸出促進課民工芸振興官
パネリスト:商学部 菊池一夫教授 福田康典教授
       高千穂大学商学部 上原義子准教授
進行:博物館学芸員 外山徹
※講義名称は予告なく変更する場合があります。ご了承ください。
※10月26日、名称変更しました。

問い合わせ:博物館事務室 03-3296-4448