因・伯・雲のやきもの —山陰の手仕事から
主催:明治大学博物館
2016~2018の3ヶ年度にかけて実施した山陰地方の陶業についての調査成果報告展です。かつて1950年代末から60年代にかけて収集した鳥取県及び島根県出雲地方の陶器製品を再評価し、また、近年人気の出てきた民藝のテーブルウェアに着目しました。大名茶人松平不昧で知られる松江藩御用の系譜を引く窯元から、民藝運動の影響によって独特の個性を確立した窯元まで。まとまった規模の産地こそ未形成ながら、実にバラエティに富んだ山陰地方の陶器製品の数々についてその動向を紹介します。