明大コレクション61 「はにわ工場」の発見—茨城県馬渡埴輪製作遺跡発掘60周年— 開催のお知らせ
はにわ(埴輪)は、古墳時代(約1750~1400年前)に、当時の有力者の墓である「古墳」の上に並べられた焼きもので、柵のように並べた円筒埴輪や、家や人の形をした形象埴輪があります。茨城県ひたちなか(旧勝田)市の谷で地元の中学生が偶然馬形埴輪を発見し、明治大学が1965(昭和40)年に発掘調査を行ったところ、粘土採掘坑、製作工房の住居、焼成用の窯、失敗作の廃棄場が全て揃った「はにわ工場」が国内で初めて確認されました。埴輪生産の具体的な様子を明らかにした学術的価値が認められ、1969年に国史跡の指定を受け、現地で史跡公園として保存・公開されています。
今回は発掘調査から60周年を記念し、当館が所蔵する出土資料の数々を紹介します。
※小規模展示となりますので、ほかの展示と併せてご覧ください。
会期 |
2025年7月11日(金)~9月20日(土) |
会場 |
明治大学博物館 常設展示室 考古部門内 |
開館時間 |
平日 10時00分~17時00分(最終入場は16時30分まで)
土曜日 10時00分~16時00分(最終入場は15時30分まで)
休館日 日曜・祝日・8月1日~9月19日の土曜日・夏季休業日(8月10日~16日)
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料金 |
無料 |