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秘められた戦争の裏側を見てみませんか

明治大学平和教育登戸研究所資料館

パネル展示 戦争と医の倫理-日本の医学者・医師の「15年戦争」への加担と責任

開催期間:2012年09月12日~2012年11月05日
明治大学 平和教育登戸研究所資料館

近年、医学・医療の進歩発展は著しく、人類は新たな倫理的問題に直面しています。医学者・医師も自らの問題としてその解決を求められています。その取組に際し、医学・医療のこれまでの歩みを真摯に振り返ることは不可欠です。特に日本の場合、日本の医学会・医師会がかつての戦争に加担したことや、日本の医学者・医師が戦争中に731部隊や戦地等で行った「人体実験」「生体解剖」等の非人道的行為について、自ら真摯な検証を行い、その教訓を生かすことは欠かせません。
この展示では、〈戦争中の医師・医学者が行った加害の史実〉、〈日本の植民地における医学・医療と加害〉、〈医学・医療の動員と抵抗〉、〈日本の医学会(界)の戦後〉、〈歴史の検証から医の倫理へ〉というテーマを通じて、日本の医学者・医師の「15年戦争期」への加担の実態とその責任を考え、日本の医の倫理向上の一助となるよう願います。

また、共催として当資料館より、当時の「陸軍登戸研究所」が戦争に付随する「秘密戦」(防諜・諜報・謀略・宣伝)という側面を担った研究所であり、731部隊とも関連して活動していた内容を展示します。

なお、今回はパネル約40枚を展示します(会場内の「パネル集」の見本にて本展出品パネルを含め,123点すべてをご覧いただけます)。

2012年9月12日(水)~11月5日(月)
場所:明治大学平和教育登戸研究所資料館
主催:「戦争と医の倫理」の検証を進める会
共催:明治大学平和教育登戸研究所資料館
※11月5日(月)は特別開館いたします。
 ポスターはこちらから拡大してご覧いただけます。
 

以 上