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再生可能エネルギー研究インスティテュート

国際論文誌JJAPの注目論文(spotlights)に選ばれました

2021年07月01日
明治大学 再生可能エネルギー研究クラスター

 理工学研究科電気工学専攻 博士前期課程2年の森田 雅也さん(半導体ナノテクノロジー研究室、指導教員:小椋 厚志教授)が、筆頭著者として提出した論文が、英文学術誌Japanese Journal of Applied Physicsの注目論文(Spotlights)に選ばれました。今後、同誌のホームページに加えて発行を担当する英国の出版社Institute of Physics Publishing(IOP Publishing)のメールアラート等で広く世界の研究者に紹介されることとなります。内容は、本学再生可能エネルギー研究インスティテュートが、国立研究開発法人「物質・材料研究機構」および研究開発型ベンチャー企業(株)コメットとの共同で行った研究成果です。次世代高周波パワー半導体の有力候補として期待されている、Si(100)基板上のGaN結晶成長を可能とする新しい方法を提案し、実験的に検証したことが評価されました。
 Japanese Journal of Applied Physics (JJAP) は、応用物理学会が発行する国際的なジャーナルです。このジャーナルは、特定用途を企図した物理学の理解を増進させるための記事や、物理原則の応用をテーマとする論文を発表します。また、VLSI技術を含む半導体デバイス、光デバイス、超伝導体、および磁性体といった現代技術の各分野を対象とするだけでなく、プラズマ物理学、粒子加速器、ナノサイエンスとテクノロジー、生命科学といった広範な研究対象も取り扱い、潜在的に実用化の可能性を有する技術に関連した学術的分野における論文を掲載対象としています。