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社会連携・社会貢献

公認学生団体「明大町づくり道場」が結成15年目の活動をスタート

2024年06月07日
明治大学 社会連携事務室

キックオフミーティングに参加した関係者ら(前列左から4人目が宇崎氏)キックオフミーティングに参加した関係者ら(前列左から4人目が宇崎氏)

 社会連携機構は、公認学生団体「明大町づくり道場」の2024年度キックオフミーティングを6月1日、駿河台キャンパスリバティタワーで開催した。同団体は音楽家・宇崎竜童氏(1969年法学部卒)の主導で2010年に結成し、今年で15年目を迎える。『音楽を通じた千代田区の町おこし』を活動コンセプトに、千代田区内で行われるさまざまな催しに参加し、学生(道場生)が地域の人々との交流・連携を深めながら、地域活性化に向けた実践的な活動に取り組んでいる。キックオフミーティングは、年に一度、宇崎氏ならびに活動の受け入れ先となる区内各団体との顔合わせとともに、道場生が活動の抱負を語る場として開催している。本学からは黒澤睦副学長(社会連携担当)、地域連携推進センター長の鳥居高商学部教授ら関係者が出席した。
 
 宇崎氏と道場生の最大の活動が「お茶の水文化祭(旧:お茶の水JAZZ祭)」。冒頭、開会挨拶に立った宇崎氏は「JAZZだけにこだわらない、日本の中にある音楽文化を世界に発信する」と、これまで長年続けてきた「お茶の水JAZZ祭」の名称を「お茶の水文化祭」に変更して再スタートする趣旨を説明。さらに「皆さんと一体になって、若い人の考え方を入れて、お茶の水文化祭を盛り上げたい」と話し、12月14日に開催される第1回お茶の水文化祭への思いを道場生に語った。これを受けて、竹野直泰学生代表(政経3年)は「周囲の方への感謝を忘れず、これまでの経験をもとに成功に導けるよう、気を引き締めて引っ張っていきたい」と意気込み、夏から秋にかけて本格化する活動のスタートを切った。
 
 今年度道場生は、「お茶の水文化祭」の他、区内で行われる、おちゃのおとライブ、神田カレーグランプリ、神田スポーツ祭りなどに携わる予定になっている。また会の終盤には、音楽活動50周年を迎えられた宇崎氏に大学から花束が贈られた。