中川ゼミナールでは2022年4月より埼玉県小鹿野町飯田松阪区にて耕作放棄地を借り、手間をかけない農業をコンセプトとした無肥料無農薬の農業実験活動に取り組んでいます。
2024年度はじゃがいも、玉ねぎ、大麦、さつまいも等、計10種類を栽培。月に1~2回程度の農作業でどのような作物が育つのか、どれほどの収量が得られるのかをデータとして記録し、現代的な粗放的農業の可能性を探っています。
また、栽培した大麦を活用し、麦ストローを作成。近隣のカフェで使用していただきながらさらに改善していくための利用者アンケートを実施しました。
10月6日の収穫祭には、地域でお世話になった方々をお招きし、収穫した野菜を調理して振る舞いました。
また12月21日には、「おがの発大人の学校」にて成果発表の場をいただき、地域の方々との意見交換、農場活動記録の共有や、小鹿野町における麦栽培の可能性について議論しました。