Go Forward

教育・研究×地域社会

地域社会との連携により、課題発見・探究能力、行動・実行力といった学生の社会性を培う教育・研究活動をご紹介します。

※記事の内容は掲載当時の情報です。
掲載情報を随時募集しています! 

Pick Up

2025/7/29 商学部 町田一兵ゼミ

東華大学との国際交流



 長年町田ゼミと交流が続いている中国上海の東華大学のご一行が今年も来校し、6月22日に吉祥寺の商業施設や井之頭公園の視察を行いました。
翌6月23日には、駿河台キャンパスにて、お互いの研究成果の発表を行いました。
 町田ゼミからは、1:冷凍冷蔵のトップ企業の新たな市場開拓について 2:冷凍冷蔵のトップ企業の新たにできるSDG'sへの取り組み 3:デジタル技術の活用について の3つの研究発表を行いました。
 東華大学からは、1:EC物流 2:上海のコーヒー文化 3:中国における農村の活性化 の3テーマについて発表が行われ、ゼミ生らにとっても、中国の物流を知る貴重な経験になりました。
 合同発表会の後は、アカデミーコモン内のカフェパンセで懇親会を行い、両校の学生と教員の親睦を図りました。

2025/7/29 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

国際交流基金が招聘した東南アジア大学院生との交流会が行われました



 山脇ゼミは7月10日、国際交流基金が主催する「日本研究を志す東南アジアの若手研究者のためのサマープログラム」の一環として、中野キャンパスでのディスカッションおよび大久保でのまちあるきを実施しました。
 午前中は、東南アジアから来日した大学院生20名を迎え、キャンパスツアーと山脇啓造教授による日本の移民政策の現状と課題に関する講義が行われました。続いて、山脇ゼミ生が「やさしい日本語」を軸としたゼミの活動を紹介、グループに分かれてディスカッションを行いました。日本における多文化共生社会の未来像や、東南アジアにおける多文化共生の考え方について意見を共有し、共に学びあう貴重な時間となりました。
 午後は、多様な文化が共存する大久保地域に移動し、アジア各国の料理を楽しみながら交流を深めました。
 食事の後は、大久保通りを歩いて、新宿区立大久保図書館を訪問し、米田雅朗館長による館内ツアーに参加しました。
 最後に、当日の活動を振り返りながら、今後の多文化共生社会のあり方についてディスカッションを行い、プログラムを締めくくりました。参加者からは、「東京における多文化共生の一例として非常に興味深かった」との声が寄せられ、大久保図書館をはじめとする地域の取り組みを国内外に広く発信していきたいという意見も多く聞かれました。

2025/7/28 政治経済学部 ヨークゼミナール

守谷市立守谷小学校にて敬語学習の特別授業を実施



  「遊びやゲームの教育的・社会的な可能性」を主な研究テーマとしているヨークゼミナールは、茨城県守谷市の守谷市立守谷小学校を訪問し、5年生約100名を対象に、カードゲーム「KEI-GO!」を用いた敬語学習の特別授業を実施しました。

 「KEI-GO!」は、ヨークが開発した教育用カードゲーム。尊敬語・謙譲語・丁寧語といった敬語の使い分けを、さまざまな役割に応じた対話形式で、実践的かつ楽しく学ぶことができます。
 当日は、ヨークが学校内の教室から遠隔で全4クラスに向けて授業を行い、各教室では担任の先生方の協力のもと、ゲームの導入から実施、事後アンケートまでが行われました。授業時間は1コマ(約40分)と限られていたものの、生徒たちは積極的にゲームに取り組み、楽しみながら敬語の使い方を学んでいる様子が見られました。

2025/7/25 農学部 環境資源会計論(本所靖博准教授)研究室

野菜摂取の見える化で健康意識アップ!「ベジチェック」・「カゴメ食堂」を開催



 本所靖博ゼミナールは、カゴメ株式会社およびエームサービス株式会社と連携し、6月23日~27日、7月7日~11日の計2週間にわたり、「ベジチェック」と「カゴメ食堂」を開催しました。
 今年で4回目となるカゴメ食堂では、過去のアンケート分析などをふまえ、「好きなご飯を楽しみながら、自然と野菜を摂れること」をテーマにメニューを開発。学生人気の高い「トマトチキン南蛮」をはじめ、野菜のうまみを活かしたオリジナルメニューが期間中の食堂を彩りました。
 あわせて実施された「ベジチェック」では、手のひらをセンサーにかざすだけで推定野菜摂取量がわかる「ベジチェック®」を用いて、食生活を見える化。測定結果は、野菜摂取しやすいライフスタイルがどれかを診断することができる「VGTI4×4診断」で配布するカードに記録され、自身の健康意識と向き合うきっかけとなりました。

2025/7/25 政治経済学部 奥山雅之ゼミナール

福井県南越前町で2025年度の新たな活動計画を発表



 6月27日、奥山雅之ゼミナール(地域産業研究)のプロジェクトメンバーが福井県南越前町役場を訪問し、「南越前町まちみらいチャレンジ2025」の活動計画を発表しました。
 この活動は、南越前町と奥山ゼミが締結した包括連携協定に基づき、南越前町の支援を受けて奥山ゼミが実施するもの。今年度、町から依頼を受けたテーマは、「都市部での南越前町出身者の集いに関する取組」と「都内アンテナショップ等での町の魅力発信に関する取組」の2テーマです。
 一つ目は、関東圏在住の南越前町出身の方々が集う「南越前町同郷会」を昨年度に引き続き開催。故郷に定期的に思いをはせることで、遠隔地からでも故郷の取組みに参画するとともに、将来的にUターンを促進させる効果が期待できます。二つ目は、都内のアンテナショップにて、特産物・特産品の販売や、特産品である「つるし柿」に関するワークショップ開催を予定しています。

2025/7/24 商学部 ビジネスインサイト_株式会社関電工(担当教員:松尾隆策)

「〜未来を切り開こう!関電工の施工力確保〜」最終発表会開催・連合駿台会共催プレゼン大会で優秀賞受賞



 7月11日(金)、商学部の特別講座「ビジネスインサイト_株式会社関電工」において、最終発表会が開催されました。本講座では、株式会社関電工様より「未来を切り開こう!関電工の施工力確保」というテーマで課題が提示され、学生は4つのグループにわかれて、サブコン業界が抱える若手技術者の、高い離職率という構造的課題に対し、企業の社員の視点で解決策を提案しました。
 中でも「空き家を活用した技術の展示やカフェの運営」を企画した「ぷっしーず」グループの提案は、施工技術の魅力発信と採用促進の両面で優れ、当クラスの代表として、7月19日開催の「連合駿台会共催学生対抗プレゼンテーション大会」に出場、優秀賞に輝きました。

2025/7/24 商学部 ビジネスインサイト_あいおいニッセイ同和損保(株)(担当教員:松尾隆策)

「〜損害保険でつくる災害に強いまちづくり〜」最終発表会の開催と連合駿台会共催プレゼン大会で優秀賞獲得



 7月10日(木)、商学部の特別講座「ビジネスインサイト_あいおいニッセイ同和損保株式会社」における最終発表会が開催されました。本講座では、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社様から提示された「損害保険でつくる災害に強いまちづくり」というテーマに対して、学生が5つのグループに分かれて実践的な提案を行いました。
 最終発表会の成果を経て、鎌倉の観光地小売店の自然災害リスクに対応する包括的な保険商品を提案した「くまさん連合」グループが代表として、7月19日に開催された「連合駿台会共催学生対抗プレゼンテーション大会」に出場、優秀賞に輝きました。

2025/7/23 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

「中野区長と留学生の懇談会」を中野区と共催しました



 山脇ゼミは、7月2日に中野区長と留学生の懇談会「共に考える中野のこれから—外国人住民1割時代に向けて」を開催しました。12回目となる今回は、中国、韓国、香港、ロシア出身の留学生と日本人学生の7名、そして酒井直人中野区長に登壇いただき、進行は山脇啓造教授が務めました。懇談会はZoomで配信するハイブリッド形式で行われ、参加者は、学内外から総勢100名を超える人数となりました。

2025/7/22 商学部 特別テーマ研究科目A(担当教員:松尾隆策)

春学期成果報告会が開催されました



 7月14日(月)、商学部の「特別テーマ研究科目A_社会調査法」において、春学期成果報告会が開催され、千葉県内地域の「道の駅」を活用した地方創生の取り組みを報告しました。
 学生は8つのグループに分かれ、地域の人口・産業・観光データを活用し、千葉県内の「道の駅」を有する自治体を対象に地域活性化の現状と課題、政策提言に取り組んできました。報告会では、半年間の調査研究成果を8分間の発表にまとめ、それぞれの視点から地域の課題と活性化策を提案しました。
 全ての発表終了後、参加学生による「最も優れた発表グループ」への投票が行われ、「ナンパラ」グループが最も高い支持を集めて、総合優勝に輝きました。南房総市の「道の駅」を多面的な視点から総合的に活用し、地域経済の振興および防災拠点としての重要な機能を深く掘り下げ、地域住民と観光客が共に参画することで持続可能な地域づくりを実現するモデルケースとして、授業に参加した学生たちから高く評価されました。

2025/7/17 商学部 特別テーマ実践科目C(担当教員:松尾隆策)

春学期成果報告会を開催



 7月11日(金)、「特別テーマ実践科目C(三浦市)」にて、2025年度春学期の成果報告会が開催されました。本講義は、「地域観光の振興と観光商品の提案」をテーマに、学生が神奈川県三浦市の地域資源の発掘や観光コンテンツの創出に取り組む実践的な授業です。 
 春学期、学生たちは2回にわたる現地調査と観光客を対象としたアンケート調査により、地域の課題や強みを多角的に把握し、「ふるさと納税」と地域の特産品・体験を組み合わせた観光客の誘致方法を打ち出しました。地元農産物を使った返礼品や体験プログラムの開発により、若い世代への訴求と地域活性化を図るというプロジェクトの提案です。
 秋学期に向け、地元洋菓子店「HIBA」と新鮮な野菜をドライ野菜に加工する「くろぜむ農園」との協力のもと、健康志向かつ地域性を反映した商品開発を進める新たなプロジェクトを立ち上げたことを報告しました。
 地域と大学の連携による実践教育の好例として、今後のさらなる発展が期待されます。

2025/7/17 商学部 特別テーマ実践科目C(担当教員:松尾隆策)

三浦市の地域活性化に関する特別講義と学生発表を実施



 6月20日(金)、「特別テーマ実践科目C(三浦市)」にて、三浦市の地域活性化の取り組みをテーマに、三崎観光株式会社の方による特別講義が開催。地域の現状や観光を軸とした活性化施策について詳しくお話しいただきました。
 講義では、三浦市は年間約421万人の観光客を迎えるなど、観光プロモーションが観光消費の拡大に貢献している一方で、高齢化による民宿の減少や交通渋滞、観光客の回遊性の向上など、課題も挙げられました。学生たちは、地域活性化の多面的な課題と取り組みを深く理解でき、課題解決策を考えるなど主体的な学びを体現しました。
 講義の後、学生グループは「くろぜむ農園」と洋菓子店「HIBA」との連携を活かし、三浦市の地域特性と農産物の強みを基にした新しいふるさと納税返礼品の提案を行いました。
 学生たちは、地域企業と協働することで地域と大学の共創型プロジェクトとして、持続的な取組みの土台作りも視野に入れ、実践的な学びを深めました。

2025/7/17 商学部 特別テーマ実践科目C(担当教員:松尾隆策)

三崎港商店街での街歩き体験と観光アンケート調査を実施



 「特別テーマ実践科目C(三浦市)」では、6月1日(日)、三浦市三崎港周辺で地域活性化に向けたフィールド調査を行いました。
 晴天のなか、学生らは三崎港の海の駅「うらり」や三崎港商店街の「カバコーヒー」を訪れ、新鮮な野菜や特産品が並んだ売り場を見たり、店主の方のお話を伺ったりしました。また、崎港商店街では、観光客に対して観光アンケートを実施。三崎港商店街の観光客の動向とニーズを把握し、今後の観光まちづくりや地域活性化に役立てる貴重なデータが得られました。
 今回のフィールド調査は、地域の生の声や現場の空気を体感しながら、地域課題と活性化の糸口を掴む貴重な学びの機会となりました。

2025/7/16 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

なかの生涯学習大学と合同ゼミを実施しました



 山脇啓造ゼミ(多文化共生論)は、中野区主催の「なかの生涯学習大学」の多文化共生ゼミと、6月25日に中野区役所1階のイベントスペース「ナカノバ」で合同ゼミを開きました。なかの生涯学習大学は、中野区在住の55歳以上の方を対象に、現代社会の課題について学習するプログラムです。合同ゼミは今年で9回目。初めて中野区役所で開催されました。
 約15名の地域住民に参加いただき、前半は山脇教授の多文化共生に関する講義、その後、3年正副ゼミ長による中野区でのゼミ活動のプレゼンがありました。後半は、4、5人で1組のグループに分かれ、やさしい日本語についてのワークショップを行いました。山脇ゼミオリジナルのかるたを用いて、楽しみながら学ぶことができました。

2025/7/14 商学部 菊池一夫ゼミ

マーケティング・ディベート大会で総合優勝



 7月6日、東洋大学白山キャンパスにてマーケティング・ディベート大会が開催、商学部の菊池一夫ゼミナールに加え、東洋大学の鈴木寛ゼミナール、愛知淑徳大学の大塚英揮ゼミナールが参加しました。
 大会ではマーケティングの内容をテーマに、是側と否側に分かれて立論し、発表、質疑応答を踏まえた議論を行います。審判が、立論や議論の様子から、どちらの方が優れているのかを論理的妥当性などの観点で判定した結果、菊池ゼミは3チーム出場し、3つの論題について2勝1敗となり、総合優勝を果たしました。

2025/7/11 商学部 加藤拓巳ゼミ

マーケティングWeekで人工知能を用いたサービスをプロモーション



 加藤拓巳ゼミの学生が、6月18-20日に東京ビッグサイトで開催されたマーケティングWeekにて、NEC発スタートアップhootfolioの人工知能サービスのプロモーションに従事しました。マーケティングWeekとは、販促グッズ・広告メディア・営業支援・SNS活用などマーケティングに関するあらゆる製品が一堂に出展する大型イベントです。
 学生らは株式会社hootfolioの人工知能サービスcausal analysisのマーケティングプロモーションを担い、サービスを効果的にプロモーションするために、以下3つの施策を実施しました。
・当該サービスに関するプロモーション動画活用
・当該サービスを用いた事例紹介
・当該イベント参加者をブースに呼び込むためのパンフレット制作

2025/7/8 政治経済学部 海野素央ゼミナール

トランプ関税に関して「模擬交渉」を実施



 留学生が11名(アメリカ2名、タイ5名、韓国、ベトナム、フランス、メキシコ各1名)いる(6月24日時点)海野ゼミナールでは、5月28日と6月11日の2日間にわたり、トランプ関税に関して「模擬交渉」を実施しました。
 学生らは、この模擬交渉を通じて、交渉の事前準備の重要性や、相手国の信念、価値観及び考え方のパターンを理解するとともに、交渉は「論破」や「脅し」ではなく、「合意形成」であり、相手との信頼関係の構築が極めて重要であることを学びました。

2025/7/8 政治経済学部 奥山雅之ゼミナール

栃木ゴールデンブレーブスの発展に向けた「球場に行きたくなる理由」発見プロジェクトを開始



 奥山雅之ゼミナールは、株式会社エイジェックとともに、独立リーグ球団である栃木ゴールデンブレーブスのさらなる発展に向けた共同研究プロジェクトを開始しました。
 本プロジェクトでは、地域に根ざした球団運営のあり方をテーマに、集客施策やファンクラブの活性化、広域的なマーケティング戦略などについて、全国的な視点からアプローチを検討。栃木県内にとどまらず、他地域からの誘客を見据えた取組みを展開します。また、この共同研究は、スポーツを軸とした地域活性化の可能性を探るものであり、地域創生の実現に向けて長期的な視点で推進しています。

2025/7/7 商学部 鈴木仁里ゼミ・経営学部 古川裕康ゼミ

学部・ゼミの垣根を越えて合同ゼミを開催



 6月25日(日)に経営学部の古川裕康ゼミナール(3年生)と商学部の鈴木仁里ゼミナール(3年生)の合同ゼミが開催されました。両ゼミにとって初めての試みでしたが、学部・ゼミの垣根を越えて企画段階から当日の運営に至るまで、全て学生が自分たちで考え、協力し合いながら、実行していく形式で行われました。
 当日は、和やかな雰囲気の中での自己紹介や互いのゼミの特徴の紹介などに始まり、続いてゼミの枠を超えて編成された複数のチームでグループワークを行いました。「世界で人気の日本文化は今後も通用するのか?」、「グローバル戦略か、ローカル戦略か?」などのテーマの下にとても熱量のある議論が展開され、各チームの創造性豊かな成果発表および質疑応答の時間が設けられ、充実した学び多き時間となりました。

2025/7/3 商学部 小林尚朗ゼミナール

体育会サッカー部とのコラボによるフェアトレード・イベント



 小林尚朗ゼミは、6月8日、昨年に続いて明治大学体育会サッカー部とのコラボ企画を実施しました。
 関東大学サッカーリーグ戦(1部)第11節、明治大学対筑波大学の試合会場(味の素フィールド西が丘)において、フェアトレード認証されたサッカーボールを使ったキックボーリング・チャレンジを開催。試合の応援に来た老若男女に、楽しみながらフェアトレードやフェアプレーについて知ってもらうことができました。

2025/7/3 商学部 小林尚朗ゼミナール

在日カナダ大使館一等書記官による特別講義



 小林尚朗ゼミでは、6月4日に在日カナダ大使館の一等書記官・商務官であるファハモエ ・ハムザさんをゲストにお迎えし、カナダのビジネスやAI研究で有名な研究開発、そしてカナダの代名詞とも言える多文化主義などについてレクチャーを受けました。
 カナダは多様な移民からなる多民族国家。カナダの掲げる多文化主義は、多様な文化がお互いを尊重し、違いを残したまま共存するもので、モザイク社会とも呼ばれます。分断が危惧される今日の国際社会を考えるうえで、とても有意義な実例と言えます。
 ハムザさんのお話しはカナダの大学生活にもおよび、留学してみたいと考えているゼミ生にとって興味深い内容でした。また、質疑応答のなかで、日頃なかなか知り得ない外交官・大使館員の生活、同じ外交官・大使館員の仕事でも各国ごとに特徴があることや、これまで赴任した国々についてのお話しも聞かせて頂きました。

2025/7/3 商学部 小林尚朗ゼミナール

学内でフェアトレード製品の販売を行いました



 小林尚朗ゼミでは毎年フェアトレード月間である5月、フェアトレード・ジャパンが展開するミリオンアクション・キャンペーンに参加し、学内でフェアトレード製品の販売を行っています。今年はリバティータワー2階のラウンジパープルで4日間、オリジナルのフェアトレード・コットン製品の紹介と、フェアトレード認証されたビスケットや紅茶、砂糖のセットを販売しました。
 フェアトレード・コットン製品は、6つの大学のゼミが共同で行っている産学連携プロジェクト「Stepping Stone」で作製したもの。フェアトレード・コットンを取り扱うアパレル企業であるスバストラ・ジャパンさんの協力のもと、企画からデザインまでゼミ生が取り組み、インド産のフェアトレード・コットンを用いて、インドのフェアトレード認証工場で生産されました。今年は、オリジナルのブックカバーとロールペンケースです。

2025/7/2 商学部 加藤拓巳ゼミ

明治大学付属明治高等学校でマーケティングの講義



 研究と実務の両面でマーケティングに取り組んでいる加藤拓巳ゼミの学生は、高校−大学の連携講座として、2025年7月2日に明治大学付属明治高等学校にて「動画生成AIを用いたプロモーションと仮説検証」というテーマで講義しました。その後、「高知県の名産品のプロモーション戦略」をテーマに、高校生とグループワークを行い、プロモーションのクリエイティブ制作を行いました。

2025/7/2 情報コミュニケーション学部 牛尾奈緒美ゼミナール

静岡銀行の八木稔様を招き交流会を開催



 経営学を中心に社会課題の解決を目指している牛尾ゼミナールでは、6月30日(月)、静岡銀行の代表取締役頭取・八木稔様にお越しいただき、講演会を行いました。
 ゼミ生からは、銀行業界の今後や地方銀行の課題分析、静岡銀行の取り組みについての企業研究発表を行うとともに、研究を通して静岡銀行の魅力をより多くの人に伝えたいという想いから、SNS発信事業を提案させていただきました。
 八木様による講演では、一つひとつの取り組みに込められた想いや、地域とともに成長する銀行のあるべき姿について、具体的な事例を交えながら語っていただきました。後半の質疑応答では、八木様の判断軸や、目先の利益にとらわれずに将来性を見据え、挑戦し続ける姿勢についてお応えいただき、これからの時代に求められる姿勢や価値観について深く考えさせられる、学生にとって学びの多い、大変有意義な時間となりました。

2025/7/1 商学部 水野勝之ゼミナール

釜山教育大学校を訪問



 6月21日(土)、水野勝之ゼミナール4年生が釜山教育大学校を訪問し、金龍民教授が指導する学生らと交流しました。主な目的は学会での共同報告について打ち合わせることで、韓国経済教育学会全国大会(8月)、日本経済教育学会全国大会(9月)で水野教授と金教授とともに共同報告する予定です。両教授は経済学の国際共通教科書を作成する共同研究を行っており、両国の学生の視点も加えて読み手にとってわかりやすい内容にしようということで、どのように作っていくか、皆で打ち合わせを行いました。お互い日本語バージョンと韓国語バージョンを作り、その後合体させてアジアで通じる英語バージョンを作るという構想を含め、有意義な話し合いができたようです。

2025/6/24 商学部 浅賀宏昭ゼミ

調理科学実験「電気パンケーキと液体窒素アイスクリーム」



 浅賀ゼミは調理科学の実験(電気パンケーキ、液体窒素アイスクリーム)を、3月21日に和泉キャンパスの多目的実習室で行いました。ほとんどのゼミ生が初めて体験する実験で、見て食べて感じることで、学習内容の記憶の強化が期待できる楽しい活動となりました。
 【電気パンケーキ】
100~125Vの交流電圧を生地にかけ、その際に発生する熱によってパンケーキを焼き上げる実験。ゼミ生からは「こんな簡単な装置で焼けるとは驚いた」などの感想がありました。
 【液体窒素アイスクリーム】
アイスクリームには、「氷+食塩」(-21℃)やドライアイス(-79℃)を使いますが、今回は、液体窒素(-196℃)を用いて、より短時間で作りました。ゼミ生からは「出来たては冷た過ぎるので、時間を少しおいて食べた方が良い」などの感想が出されました。

2025/6/18 農学部 食料環境政策学科

実践的な学びを提供「ファームステイ実習」が茨城県から始まりました



 食料環境政策学科では、2年生を対象とした実習科目「ファームステイ実習」が2025年5月より始まりました。
 この実習は、学生が農家に滞在しながら農作業に取り組み、農業や農村についての理解を深めることを目的に、現場での体験に加え、社会調査やヒアリングを通じて、生産や経営、流通のしくみ、地域社会の特徴などを学ぶ実践的なプログラムです。
 本年度の最初の実習地は、茨城県つくば市・坂東市。実習には10名の学生が参加し、3軒の農家に分かれて活動しました。田植え機への苗箱の積み込みや洗浄をはじめ、播種や精米、牛の飼育補助など、さまざまな工程に携わることで、多様な現場を体験するとともに、農家の方々からは農業経営の工夫やお米の流通事情、農村社会などに関するお話を伺い、現地ならではの学びを深める機会となりました。

2025/6/17 政治経済学部 藤本穣彦ゼミ

「ドングリビール」を商品化

完成したどんぐりビール。売り上げ一部を多摩市に寄附。

 食べることが好きなひとが集まる藤本穣彦ゼミナールでは、東京都多摩市の里山で「多摩どんぐりの会」を主宰しており、地域の子どもたちや里山ボランティアの方々と共に、自然をよく観察し、旬のドングリを採集して、スイーツにしたり、パスタに和えたり。「食べる」ことを通して身近な自然と一体になって活動しています。
 この度、多摩市永山地区で活動するキャラクター「永どん」と、日野市百草団地にある「10ants Brewing GLaSS Hopper Brew Team 日野醸造所」と協業し、「永どんエール2025」を商品化。「多摩どんぐりの会」では、マテバシイを採集して、割って、煎って、砕いて、原料化しました。

2025/6/11 理工学部電気電子生命学科 伊丹研究室

カワダロボティクス株式会社へ会社見学に行きました



 電気電子生命学科スマートメカトロニクス研究室(伊丹専任講師)はゼミナールの一環として、カワダロボティクス株式会社を訪問しました。
同社は人型ロボットを中心に、産業用ロボット開発の最前線を担う企業であり、見学では会社概要や技術的な取り組み、デモンストレーションを通じて、最先端のロボット技術に触れることができました。
 見学を通して、学生たちはロボット技術の現在と未来に対する理解を深め、大きな刺激を受けたようです。

2025/6/10 商学部 菊池一夫ゼミ

カゴメ株式会社とのマーケティング共同研究の成果報告会で発表



 カゴメ株式会社とのマーケティング共同研究の成果報告会が、同志社大学商学部の上田雅弘ゼミ(3回生)と菊池ゼミ3年生が参加して、6月6日に開催されました。カゴメ株式会社からは稲垣慶一様(マーケティング本部長:執行役員)、佐古田雄馬様(マーケティング本部)、池田洋平様(SCM本部)が参加されました。
 若者の野菜摂取の増加、ファンマーケティングそしてプラントベースフードの3つのテーマに対して各大学で1チームごとに発表を行い、発表後に大学間の質疑とカゴメ側からの質疑と応答が活発に行われました。
 稲垣様からは各報告に対して仮説検証の重要性、論理的一貫性の重要性のコメントをいただきました。

2025/6/10 情報コミュニケーション学部 牛尾奈緒美ゼミナール

丹羽多聞アンドリウ氏を招き、講演・交流会を開催



 経営学を軸に社会課題の解決を目指した学びを展開している牛尾奈緒美ゼミナールでは、5月26日(月)、近畿大学客員教授でありギークピクチュアズ顧問の丹羽多聞アンドリウ氏をお招きし、講演会と意見交換会を実施しました。
 講演では「自己紹介のブランディング」をテーマに、自分の魅力を伝える方法や、面接などでの自己アピールのコツを伝授。学生たちが自己紹介を行い、丹羽氏から直接フィードバックを受けるという実践的な機会にも恵まれました。質疑応答では、キャリア形成や業界のリアルに迫る質問が飛び交い、学生にとって非常に刺激的で実りある時間となりました。

2025/6/4 情報コミュニケーション学部 牛尾奈緒美ゼミナール

株式会社ポケモンの鈴木英里子様を招き交流会を開催



 牛尾ゼミナールは5月19日(月)、株式会社ポケモン鈴木英里子様を招き、講演会・意見交換会を行いました。
 牛尾ゼミナールでは経営学を中心に社会課題の解決を目指しており、今回は、業界第一線でご活躍されている方の貴重なお話を伺いました。
 ゼミ生からは、株式会社ポケモンに関する企業研究発表に加え、SWOT分析により学生目線からの今後の展望として世代に合わせた事業提案をする機会が設けられました。
 鈴木様による講演では、ポケモンが長期にわたって多世代に楽しまれるための工夫要因や、時流の変化に合わせた考え方、成功体験にとらわれず、未来に向けて挑戦、学習、吸収することの大切さなど貴重なお話を伺いました。その後、質疑応答も行われ、学生たちにとってこれからのキャリア形成や日常生活に活かせる大変有意義なものとなりました。

2025/6/3 商学部 加藤拓巳ゼミ

NEC小泉昌紀氏によるAIをテーマとするワークショップを開催



 5月28日、加藤拓巳ゼミでは、NECの小泉昌紀氏をお招きし、2年生による研究成果発表会とAIをテーマとするワークショップを開催しました。
 研究成果発表会では、「消費者の納得感を得る効果的な商品値上げのあり方の検討」「テレビ広告、音声メディア広告、電車の動画広告の効果の比較検証」「AIサービスの開発者の見える化が顧客価値にもたらす効果」の3つのテーマで報告されました。
 ワークショップでは、「従業員が利用したくなるAIを用いたビジネスサービスの企画」というお題に対して、各学生チームがサービス企画を立案し、その成果をプレゼンテーションしました。

2025/6/3 商学部 特別テーマ実践科目C(担当教員:松尾隆策)

「諸役」として参加し地元住民と交流



 2025年度春学期「特別テーマ実践科目C」では、三浦市の歴史と向き合う:「道寸祭り」への参加と城ヶ島でのフィールド調査を実施しました。三浦市の皆様のご協力のもとで継続的に実施されている実践的な取り組みであり、学生が現地に入り込み、地域の方々との交流を通して、地域の課題や可能性を自ら発見・提案していくことを目指しています。
 午前中は、戦国時代に新井城で奮戦した三浦道寸・荒次郎親子を偲ぶ「道寸祭り」に、「諸役(しょやく)」として参加しました。その後、観光客に対するアンケート調査や三浦半島最南端の城ヶ島にて、観光資源や自然環境に関するフィールド調査を実施。学生たちが社会の現場に関心を持ち、地域に根差した課題解決に向けた提案力を養う絶好の機会となりました。

2025/6/3 政治経済学部 奥山雅之ゼミナール

スイスから講師をお招きして特別講義を開催



 5月26日、奥山雅之ゼミナールは、スイスからリフレーミング手法の第一人者であるAndri Hinnen氏、日本で大企業等の組織コンサルタントとして活躍するGregory Glanzmann 氏をお招きし、産業集積形成の新しい視点やアイデアを生み出すことを目的に「産業集積×リフレーミング」の特別講義を開催しました。
 リフレーミングとは、ますます複雑化する問題を単純化するのではなく、視点を変えることで新たな理解や解決策を見出す方法。講義では、Hinnen氏からの説明ののち、Glanzmann氏がドイツ自動車産業集積の事例を紹介、学生たちとともにメタファーの手法を用いてストーリーラインを構築するワークを行いました。さらに、北海道の半導体・AIの産業集積を事例に、リフレーミングを実際に活用した解決策を考えるグループワークを展開しました。

2025/5/27 商学部 恩田睦ゼミ

波賀森林鉄道を活用した地域活性化

復活した波賀森林鉄道

 商学部恩田睦ゼミナール(4年生)では、兵庫県宍粟市の波賀元気づくりネットワーク協議会の皆様とともに、地元主体の有志によって復活した波賀森林鉄道を活用した地域活性化に取り組んでいます。私たちは、ゼミ生の現地調査を経て波賀町の魅力を引き出すツアー企画「はがねいろ」(波賀音色/鋼色)を提案しました。2025年10月中旬の週末、短期間に複数の小規模ツアーを実施します。私たちは同月中に同町で開催される「第3回全国森林鉄道サミット」に登壇し、取り組みの成果を発表する予定です。
► 兵庫県宍粟市波賀町との地域連携企画を考案(MeijiNOW)
► 恩田ゼミInstagram 
► 【公式】波賀森林鉄道HP

2025/5/27 農学部 野菜園芸学研究室(担当教員:元木悟)

英最大のアスパラガス生産者・Chinn夫妻と「採りっきり栽培」について情報交換を行いました



 農学科の野菜園芸学研究室は、5月20日、イギリス最大のアスパラガス生産者であるコブリー・ファームズ(Cobrey Farms)のChinn夫妻が明治大学生田キャンパスを訪問された際、明治大学が開発したアスパラガスの新栽培法「採りっきり栽培」の紹介とイギリスへの導入に関する情報交換を行いました。
 情報交換会では、イギリスの気候を考慮した「採りっきり栽培」の導入の可能性について議論しました。その結果、Chinn夫妻は、イギリスへのアスパラガスの「採りっきり栽培」の導入に向けた試験栽培を始めるとともに、明治大学では、イギリスの気候を考慮した新たな栽培試験を行うことに決まりました。同研究室では、Chinn夫妻が経営するコブリー・ファームズを来年の夏に訪問する計画であり、イギリスと日本とのさらなる交流が深まる可能性があります。

2025/5/20 商学部 町田一兵ゼミ

山九株式会社様東京支店職場見学会



 町田一兵ゼミは4月22日、山九株式会社様の東京支店の職場見学を実施しました。
 同社は、一般的な物流業務に加え、製品の加工までを行う生産物流が強みとなっています。
 当日は、まず山九平和島ロジスティクスセンターを訪問し、会社概要について説明いただきました。
 次にコンテナターミナルに移動。大量のコンテナが積まれている埠頭の先には、高さ約50mの巨大なガントリークレーンがUFOキャッチャーのようにコンテナを船から陸に移動させていました。また、コンテナ船が離岸する瞬間を見ることもでき、普段入ることのできない場所で、とても貴重な体験ができました。

2025/5/16 商学部 所康弘演習室

在日エクアドル臨時大使を迎え、特別授業を開催



 5月14日、商学部において、所康弘ゼミの授業の一環として、在日エクアドル共和国大使館の臨時代理大使マリア・エレナ・モレイラ博士を講師に迎え、「カカオの起源と豊かな文化」と題した特別授業が開催されました。
 モレイラ博士は、2025年1月に開催された所康弘ゼミ主催の「ラテンアメリカ・カリブ映画祭」にも参加。今回の特別授業では、赤道直下の南米エクアドルという国の歴史と文化に焦点を当て、同国が誇る「世界最古のカカオ文化」をテーマに、多様な地域文化やガラパゴス諸島の自然の恵み、そして、日本とエクアドルの二国間経済関係について、映像とスライドを交えて紹介してくれました。

2025/5/14 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

15周年を記念した同窓会 YKS DAY を開催



 山脇ゼミは、5月10日に中野キャンパスの食堂で、ゼミ15周年記念とともに山脇教授の誕生日を祝う同窓会 YKS DAY を開催しました。2008年度に国際日本学部に入学した第1期から第14期までの卒業生、および第15期・第16期の現役ゼミ生あわせて100名を超える参加となり、賑やかなイベントになりました。 
 YKS DAY は山脇教授へのインタビューをまとめたオープニング動画からスタート。続いて、各期の活動紹介や歴代ゼミ生の出身地・現住地に関するデータ分析の発表が行われました。また、「カフート」を使った山脇ゼミの歴史に関する早押しクイズ、チーム対抗の以心伝心ゲームといった企画を通じて、参加者同士の親睦を深めました。

2025/5/9 商学部 菊池一夫ゼミ

シェア型書店に棚主として出店



 菊池一夫ゼミの4年生は、東京都調布市仙川にあるシェア型書店の1000+1BOOKs センイチブックスに棚主として2025年5月8日に出店しました。シェア型書店は共同型書店や棚貸し書店とも呼ばれ、書店内の本棚に複数の区画が設定され、その1つの区画に棚主が出店して自分の好きな本を販売する書店。
 ゼミはセンイチブックスの書棚の1区画に棚主として出店をし、3か月間の活動を行います。そのなかで仮説・検証を行い棚に置く本を変更していきます。また同書店が主催する棚主同士の交流会や、顧客向けのイベントにも参加し、顧客体験を創出していく予定です。

2025/5/7 理工学部 建築・アーバンデザイン(佐々木宏幸)研究室

飯田市訪問



 4月26日-27日、建築・アーバンデザイン研究室は2025年度の新たなメンバーを含む7名で長野県飯田市を訪問しました。
 今回の訪問では、地域の方々と今年度の活動方針について意見交換を行い、安東邸を「展示空間」として活用の幅を広げることを目指して、障子をつかった空間構成の検討や、安東邸はなれ内で発見された鉄や木材を利用したDIYの計画を行いました。
 研究室では今後も橋北地区全体の活性化に寄与できるよう、地元の皆さまとともに取り組んでまいります。

2025/4/28 政治経済学部 ヨークゼミナール

小学生と学ぶ漢字ドミノ



 「ゲームと教育」をテーマに、ゲームを活用した学習効果や社会的影響について研究を行っているヨークゼミは、3月10日・17日に流山市立南流山第二小学校を訪問し、小学四年生を対象に特別授業を行いました。
 小学校では、漢字ドミノゲームの説明とゲームで合計約40分の特別授業を4クラスで実施。1クラス目では、小学生の集中力や理解度を把握しきれず、ゲームルールの説明に苦戦しましたが、2クラス目からはルールを変更することで、小学生にとってより理解しやすいゲームとして実験を進めることができました。
 先生方からは「特別クラスで学習していた児童が積極的に参加した」「勉強が苦手な児童も積極的に発言し、特に2回目の実施時に大きな変化が見られた」などと報告いただきました。

2025/4/23 商学部 町田一兵ゼミ

熊本学園大学伊津野ゼミとの合同ゼミ



 町田ゼミナールは、3月6、7日の二日間にわたり、熊本学園大学伊津野教授のゼミの皆様と合同ゼミ合宿を行いました。計20名が参加、お互いの研究成果を発表し、交流親睦を図りました。
一日目は両ゼミの研究結果を発表。その後の質疑応答では、熊本ならではの事情を汲んだ提案や、逆に東京でないと起こらない想定をしていたなど、互いに新たな視点を得ることが出来ました。合同ゼミ終了後にはバーベキューパーティーを行い、親睦を図りました。
 二日目には伊津野教授のご厚意で、大観峰、阿蘇神社、草千里や阿蘇山の火口付近の散策、阿蘇ミルク牧場での手作りアイスクリームなど、熊本の自然を満喫できました。熊本がほとんど初めての町田ゼミ生にとって、両日通して大変充実した時間となりました。

2025/4/22 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

世代を超えて多様性を語り合う——明治大学父母会で“ついついカード”を実践しました



 岸ゼミでは、学生一人ひとりの興味・関心、社会への問題意識をもとに、アートベース・リサーチの手法を用いた探究活動に取り組んでいます。その中で生まれたのが、「ついついカード」という、無意識のバイアスについて対話を促すボードゲーム。学生たちが、情報リテラシーについての「ついついカード」を参考に開発し、試行錯誤を重ねながら改良してきました。
 今回はこれを東京都東部地区父母会で合計46名の方々に体験していただきました。子育てや仕事など多様な人生経験をもつ保護者の方々ならではの視点や語りに、学生たちも大きな刺激を受け、世代を超えて多様性について語り合える場として、とても意義深い時間になったようです。

2025/4/14 情報コミュニケーション学部 波照間永子ゼミナール

「Art Live-Rally 2024」を開催しました



 ダンスや音楽などアートを幅広く研究し、作品制作・発表を行っている波照間ゼミナールは2024年12月21日、「Art Live-Rally 2024」を開催しました。
 今年度は、沖縄国際大学琉球芸能文学研究会とのコラボレ—ションによる《島人ぬ宝》《スーパーマミドー》を共創・共演したことが大きな特色となりました。〈外部団体との共創プロジェクト〉は、情報コミュニケーション学部の学生にとって、創作へのモチベーションを高め、互いの活動から刺激を受ける貴重な機会となりました。

2025/4/14 政治経済学部 奥山雅之ゼミナール

「第5回多摩中央公園・多摩センターパークライフショー」でイベントを実施



 4月5日、奥山雅之ゼミナールは、東京都多摩市の多摩中央公園で開催された「第5回多摩中央公園・多摩センター パークライフショー」のスペシャルイベントとして「みんなの公園ミニ・ロゲイニング」を実施しました。
 奧山ゼミが進めている「場所資源」の有効活用の一環として、ロゲイニング(地図をもとに時間内にチェックポイントを回り得点を集めるスポーツ)をアレンジし、写真を頼りに「宝探し」の要領でチェックポイントを見つけるこのアトラクション。当日は100名を超える方々が挑戦し、グランドオープンした新しい多摩中央公園を楽しみました。

2025/4/9 商学部 浅賀宏昭ゼミ

商 × 農 × 企業専門家 —浅賀ゼミが植物工場に関する研究会を開催—



 総合学際演習室の浅賀ゼミは、3月3日、農学部の生産システム学研究室(池田研究室)と、大和ハウス工業の専門家を和泉キャンパスにお招きして、植物工場と工場野菜に関する研究会を開催しました。
 最初に浅賀教授が「植物工場野菜の特徴」について解説。続いて浅賀ゼミの学生が「植物工場野菜の流通と販売」のテーマで研究発表を行いました。発表後は、農学部生から、内部の発表会では出ないような鋭い角度からの質問があり、商学部生にはとても良い刺激になりました。
 最後に、本学経営学部ご出身、大和ハウス工業の大塚さまに「経営学部出身なのに、なぜ植物工場を仕事にしているの?」のテーマでご講演いただきました。好きなものをやるべきだという考えから、ご自身も植物工場を仕事にしているとの話は、これから就活を始めるタイミングの学生らにたいへん響いたようでした。

2025/4/9 商学部 中川秀一ゼミナール

埼玉県小鹿野町における実験農場活動報告



 中川ゼミナールでは2022年4月より埼玉県小鹿野町飯田松阪区にて耕作放棄地を借り、手間をかけない農業をコンセプトとした無肥料無農薬の農業実験活動に取り組んでいます。
 2024年度はじゃがいも、玉ねぎ、大麦、さつまいも等、計10種類を栽培。月に1~2回程度の農作業でどのような作物が育つのか、どれほどの収量が得られるのかをデータとして記録し、現代的な粗放的農業の可能性を探っています。
 また、栽培した大麦を活用し、麦ストローを作成。近隣のカフェで使用していただきながらさらに改善していくための利用者アンケートを実施しました。
 10月6日の収穫祭には、地域でお世話になった方々をお招きし、収穫した野菜を調理して振る舞いました。
 また12月21日には、「おがの発大人の学校」にて成果発表の場をいただき、地域の方々との意見交換、農場活動記録の共有や、小鹿野町における麦栽培の可能性について議論しました。

2025/4/3 経営学部 グローバル・サービスラーニングB(担当教員:小関隆志)

「フィリピンのスラム地区で貧困と向き合う」をテーマにボランティア活動



 グローバル・サービスラーニング B は、フィリピン・セブ島においてボランティア活動を行う海外短期ボランティア実習。学生は現地の NGO の活動に加わり、貧困問題・教育・福祉・国際開発などアジア地域が抱える社会課題について取り組みます。
 具体的には、海上スラムや墓地スラム、マザーテレサ修道院、小学校、ごみ山スラムなどを訪問し、子どもたちとの交流や住民の生活状況の聞き取り、子どもや高齢者へ食事提供するなど、多岐にわたり活動しました。
 また、学生が「食」「歴史・文化」「観光」の各テーマでグループごとに訪問先を選び、3日間にわたって様々な場所を訪れました。学生の主体性を原動力として、歴史や伝統文化など、セブ島・マクタン島の魅力を多面的に理解できたことが、今回の実習の大きな特徴といえます。

2025/4/1 商学部 菊池一夫ゼミ

株式会社チュチュアンナとのマーケティング共同研究の成果報告会を実施



 菊池一夫ゼミ(2年生)は3月28日、株式会社チュチュアンナの本社オフィス(大阪府)でマーケティング共同研究の成果報告会を実施しました。今回のテーマは同社の売上向上策。この報告会には、同社の上田崇社長をはじめ同社の経営幹部が参加しました。菊池ゼミは3チームに分かれそれぞれ報告後に質問を受け、活発な議論がなされました。その結果、代理購買に焦点を当てた1班が最優秀報告であるチュチュアンナ賞を受賞しました。

2025/4/1 政治経済学部 ヨークゼミナール

日本学園中学校と共同授業を実施



 「遊びやゲームの教育的・社会的な可能性」をテーマに研究を行っているヨークゼミナールは、2月18日、日本学園中学校にて、ゼミ生が制作した「Let’s オノマトピア!!」を用いた共同授業を実施し、中学1年生32名が参加しました。
 英語のオノマトペをカードゲームを通して習得してほしいという思いから、ルールやデザインの制作、カード発注までを一貫してゼミ生が行いました。
 参加した中学生からは「ゲームを通じて自然にオノマトペを覚えられた」「授業で使用する単語もこのようなゲーム感覚で覚えたい」といった感想が寄せられ、ゼミ生一同さらなるゲーム開発に意欲を見出す結果となりました。

2025/4/1 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

島根県の津和野町で/をアートベース・リサーチ



 岸ゼミでは、アート手法を用いた研究—アートベース・リサーチ(ABR)の一環として、島根県津和野町でのABR実践を行いました。本事業は、島根県芸術文化センター「グラントワ」と一般財団法人つわの学びみらいとの連携のもと、アート手法を用いて、津和野とその周辺に住む人々とともに津和野町を探ることを目的として実践されました。
 同町での「コラージュを用いた津和野町探究」の実践デザインは、岸ゼミ生が企画・準備を行いました。2024年11月にはフィールドワークに赴き、地域の人々と対話を重ねる中で、「好きの交換」が人と人、人と地域をつなげることに気づき、そのための活動を考えました。

2025/4/1 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

ネパール人子どものための「ことばの教育」実践



 岸ゼミには、国際協力や国際教育協力に関心のあるゼミ生が在籍し、国内外で活動を展開しています。その一環として、国内で実施しているのが、日本初のネパール人の子どものためのインターナショナルスクール「Everest International School, Japan」(以下、IESJ)と連携した教育実践です。
 具体的には、アート手法を用いた「ことばの教育」のための活動を開発し、IESJの幼稚舎で取り組んでいます。2024年度には、同ゼミの3年生が、ネパール人の幼児たちが日本語に対してどのように感じているのかを色で表現してもらい、日本語への親しみを深めることを目的として、活動を展開しました。

2025/4/1 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

アートベース・リサーチでつながる国境を越えた学びー岸ゼミフィリピンフィールドワークより



 岸ゼミでは、アートを基盤にした教育や研究(アートベース・リサーチ)に取り組んでいます。このアプローチの一環として、学部3年の南條絢音さんと佐藤遥香さんが、今年3月にフィリピン大学での日本語授業を担当。学生たちが日本語の文法を楽しみながら学び、活用できることを目的としてビジュアルアートを活用した授業を実施しました。この授業方法に対して、現地の日本語教師、リア先生からも高い評価を受け、開発した教材を今後の授業でも継続して利用していただくことになりました。

ゼミのトビラ

法学部

■石田倫識ゼミナール(2024.6.3更新)

商学部

■黒﨑典子ゼミナール(2024.11.20更新)
■小林尚朗ゼミナール(2023.5.15更新)
■広沢絵里子ゼミナール(2024.4.16更新)
■水野勝之ゼミナール(2024.9.2更新)
■三和裕美子ゼミナール(2025.1.27更新)

政治経済学部

文学部

■久保田俊彦ゼミナール(2025.2.12更新)

理工学部

農学部

経営学部

■大倉学ゼミナール(2025.3.11更新)
■岡田浩一ゼミ(2024.7.31更新)

情報コミュニケーション学部

国際日本学部

総合数理学部