Go Forward

教育・研究×地域社会

地域社会との連携により、課題発見・探究能力、行動・実行力といった学生の社会性を培う教育・研究活動をご紹介します。

※記事の内容は掲載当時の情報です。
掲載情報を随時募集しています! 

Pick Up

2025/6/24 商学部 浅賀宏昭ゼミ

調理科学実験「電気パンケーキと液体窒素アイスクリーム」



 浅賀ゼミは調理科学の実験(電気パンケーキ、液体窒素アイスクリーム)を、3月21日に和泉キャンパスの多目的実習室で行いました。ほとんどのゼミ生が初めて体験する実験で、見て食べて感じることで、学習内容の記憶の強化が期待できる楽しい活動となりました。
 【電気パンケーキ】
100~125Vの交流電圧を生地にかけ、その際に発生する熱によってパンケーキを焼き上げる実験。ゼミ生からは「こんな簡単な装置で焼けるとは驚いた」などの感想がありました。
 【液体窒素アイスクリーム】
アイスクリームには、「氷+食塩」(-21℃)やドライアイス(-79℃)を使いますが、今回は、液体窒素(-196℃)を用いて、より短時間で作りました。ゼミ生からは「出来たては冷た過ぎるので、時間を少しおいて食べた方が良い」などの感想が出されました。

2025/6/18 農学部 食料環境政策学科

実践的な学びを提供「ファームステイ実習」が茨城県から始まりました



 食料環境政策学科では、2年生を対象とした実習科目「ファームステイ実習」が2025年5月より始まりました。
 この実習は、学生が農家に滞在しながら農作業に取り組み、農業や農村についての理解を深めることを目的に、現場での体験に加え、社会調査やヒアリングを通じて、生産や経営、流通のしくみ、地域社会の特徴などを学ぶ実践的なプログラムです。
 本年度の最初の実習地は、茨城県つくば市・坂東市。実習には10名の学生が参加し、3軒の農家に分かれて活動しました。田植え機への苗箱の積み込みや洗浄をはじめ、播種や精米、牛の飼育補助など、さまざまな工程に携わることで、多様な現場を体験するとともに、農家の方々からは農業経営の工夫やお米の流通事情、農村社会などに関するお話を伺い、現地ならではの学びを深める機会となりました。

2025/6/17 政治経済学部 藤本穣彦ゼミ

「ドングリビール」を商品化

完成したどんぐりビール。売り上げ一部を多摩市に寄附。

 食べることが好きなひとが集まる藤本穣彦ゼミナールでは、東京都多摩市の里山で「多摩どんぐりの会」を主宰しており、地域の子どもたちや里山ボランティアの方々と共に、自然をよく観察し、旬のドングリを採集して、スイーツにしたり、パスタに和えたり。「食べる」ことを通して身近な自然と一体になって活動しています。
 この度、多摩市永山地区で活動するキャラクター「永どん」と、日野市百草団地にある「10ants Brewing GLaSS Hopper Brew Team 日野醸造所」と協業し、「永どんエール2025」を商品化。「多摩どんぐりの会」では、マテバシイを採集して、割って、煎って、砕いて、原料化しました。

2025/6/11 理工学部電気電子生命学科 伊丹研究室

カワダロボティクス株式会社へ会社見学に行きました



 電気電子生命学科スマートメカトロニクス研究室(伊丹専任講師)はゼミナールの一環として、カワダロボティクス株式会社を訪問しました。
同社は人型ロボットを中心に、産業用ロボット開発の最前線を担う企業であり、見学では会社概要や技術的な取り組み、デモンストレーションを通じて、最先端のロボット技術に触れることができました。
 見学を通して、学生たちはロボット技術の現在と未来に対する理解を深め、大きな刺激を受けたようです。

2025/6/10 商学部 菊池一夫ゼミ

カゴメ株式会社とのマーケティング共同研究の成果報告会で発表



 カゴメ株式会社とのマーケティング共同研究の成果報告会が、同志社大学商学部の上田雅弘ゼミ(3回生)と菊池ゼミ3年生が参加して、6月6日に開催されました。カゴメ株式会社からは稲垣慶一様(マーケティング本部長:執行役員)、佐古田雄馬様(マーケティング本部)、池田洋平様(SCM本部)が参加されました。
 若者の野菜摂取の増加、ファンマーケティングそしてプラントベースフードの3つのテーマに対して各大学で1チームごとに発表を行い、発表後に大学間の質疑とカゴメ側からの質疑と応答が活発に行われました。
 稲垣様からは各報告に対して仮説検証の重要性、論理的一貫性の重要性のコメントをいただきました。

2025/6/10 情報コミュニケーション学部 牛尾奈緒美ゼミナール

丹羽多聞アンドリウ氏を招き、講演・交流会を開催



 経営学を軸に社会課題の解決を目指した学びを展開している牛尾奈緒美ゼミナールでは、5月26日(月)、近畿大学客員教授でありギークピクチュアズ顧問の丹羽多聞アンドリウ氏をお招きし、講演会と意見交換会を実施しました。
 講演では「自己紹介のブランディング」をテーマに、自分の魅力を伝える方法や、面接などでの自己アピールのコツを伝授。学生たちが自己紹介を行い、丹羽氏から直接フィードバックを受けるという実践的な機会にも恵まれました。質疑応答では、キャリア形成や業界のリアルに迫る質問が飛び交い、学生にとって非常に刺激的で実りある時間となりました。

2025/6/4 情報コミュニケーション学部 牛尾奈緒美ゼミナール

株式会社ポケモンの鈴木英里子様を招き交流会を開催



 牛尾ゼミナールは5月19日(月)、株式会社ポケモン鈴木英里子様を招き、講演会・意見交換会を行いました。
 牛尾ゼミナールでは経営学を中心に社会課題の解決を目指しており、今回は、業界第一線でご活躍されている方の貴重なお話を伺いました。
 ゼミ生からは、株式会社ポケモンに関する企業研究発表に加え、SWOT分析により学生目線からの今後の展望として世代に合わせた事業提案をする機会が設けられました。
 鈴木様による講演では、ポケモンが長期にわたって多世代に楽しまれるための工夫要因や、時流の変化に合わせた考え方、成功体験にとらわれず、未来に向けて挑戦、学習、吸収することの大切さなど貴重なお話を伺いました。その後、質疑応答も行われ、学生たちにとってこれからのキャリア形成や日常生活に活かせる大変有意義なものとなりました。

2025/6/3 商学部 加藤拓巳ゼミ

NEC小泉昌紀氏によるAIをテーマとするワークショップを開催



 5月28日、加藤拓巳ゼミでは、NECの小泉昌紀氏をお招きし、2年生による研究成果発表会とAIをテーマとするワークショップを開催しました。
 研究成果発表会では、「消費者の納得感を得る効果的な商品値上げのあり方の検討」「テレビ広告、音声メディア広告、電車の動画広告の効果の比較検証」「AIサービスの開発者の見える化が顧客価値にもたらす効果」の3つのテーマで報告されました。
 ワークショップでは、「従業員が利用したくなるAIを用いたビジネスサービスの企画」というお題に対して、各学生チームがサービス企画を立案し、その成果をプレゼンテーションしました。

2025/6/3 商学部 特別テーマ実践科目C(担当教員:松尾隆策)

「諸役」として参加し地元住民と交流



 2025年度春学期「特別テーマ実践科目C」では、三浦市の歴史と向き合う:「道寸祭り」への参加と城ヶ島でのフィールド調査を実施しました。三浦市の皆様のご協力のもとで継続的に実施されている実践的な取り組みであり、学生が現地に入り込み、地域の方々との交流を通して、地域の課題や可能性を自ら発見・提案していくことを目指しています。
 午前中は、戦国時代に新井城で奮戦した三浦道寸・荒次郎親子を偲ぶ「道寸祭り」に、「諸役(しょやく)」として参加しました。その後、観光客に対するアンケート調査や三浦半島最南端の城ヶ島にて、観光資源や自然環境に関するフィールド調査を実施。学生たちが社会の現場に関心を持ち、地域に根差した課題解決に向けた提案力を養う絶好の機会となりました。

2025/6/3 政治経済学部 奥山雅之ゼミナール

スイスから講師をお招きして特別講義を開催



 5月26日、奥山雅之ゼミナールは、スイスからリフレーミング手法の第一人者であるAndri Hinnen氏、日本で大企業等の組織コンサルタントとして活躍するGregory Glanzmann 氏をお招きし、産業集積形成の新しい視点やアイデアを生み出すことを目的に「産業集積×リフレーミング」の特別講義を開催しました。
 リフレーミングとは、ますます複雑化する問題を単純化するのではなく、視点を変えることで新たな理解や解決策を見出す方法。講義では、Hinnen氏からの説明ののち、Glanzmann氏がドイツ自動車産業集積の事例を紹介、学生たちとともにメタファーの手法を用いてストーリーラインを構築するワークを行いました。さらに、北海道の半導体・AIの産業集積を事例に、リフレーミングを実際に活用した解決策を考えるグループワークを展開しました。

2025/5/27 商学部 恩田睦ゼミ

波賀森林鉄道を活用した地域活性化

復活した波賀森林鉄道

 商学部恩田睦ゼミナール(4年生)では、兵庫県宍粟市の波賀元気づくりネットワーク協議会の皆様とともに、地元主体の有志によって復活した波賀森林鉄道を活用した地域活性化に取り組んでいます。私たちは、ゼミ生の現地調査を経て波賀町の魅力を引き出すツアー企画「はがねいろ」(波賀音色/鋼色)を提案しました。2025年10月中旬の週末、短期間に複数の小規模ツアーを実施します。私たちは同月中に同町で開催される「第3回全国森林鉄道サミット」に登壇し、取り組みの成果を発表する予定です。
► 兵庫県宍粟市波賀町との地域連携企画を考案(MeijiNOW)
► 恩田ゼミInstagram 
► 【公式】波賀森林鉄道HP

2025/5/27 農学部 野菜園芸学研究室(担当教員:元木悟)

英最大のアスパラガス生産者・Chinn夫妻と「採りっきり栽培」について情報交換を行いました



 農学科の野菜園芸学研究室は、5月20日、イギリス最大のアスパラガス生産者であるコブリー・ファームズ(Cobrey Farms)のChinn夫妻が明治大学生田キャンパスを訪問された際、明治大学が開発したアスパラガスの新栽培法「採りっきり栽培」の紹介とイギリスへの導入に関する情報交換を行いました。
 情報交換会では、イギリスの気候を考慮した「採りっきり栽培」の導入の可能性について議論しました。その結果、Chinn夫妻は、イギリスへのアスパラガスの「採りっきり栽培」の導入に向けた試験栽培を始めるとともに、明治大学では、イギリスの気候を考慮した新たな栽培試験を行うことに決まりました。同研究室では、Chinn夫妻が経営するコブリー・ファームズを来年の夏に訪問する計画であり、イギリスと日本とのさらなる交流が深まる可能性があります。

2025/5/20 商学部 町田一兵ゼミ

山九株式会社様東京支店職場見学会



 町田一兵ゼミは4月22日、山九株式会社様の東京支店の職場見学を実施しました。
 同社は、一般的な物流業務に加え、製品の加工までを行う生産物流が強みとなっています。
 当日は、まず山九平和島ロジスティクスセンターを訪問し、会社概要について説明いただきました。
 次にコンテナターミナルに移動。大量のコンテナが積まれている埠頭の先には、高さ約50mの巨大なガントリークレーンがUFOキャッチャーのようにコンテナを船から陸に移動させていました。また、コンテナ船が離岸する瞬間を見ることもでき、普段入ることのできない場所で、とても貴重な体験ができました。

2025/5/16 商学部 所康弘演習室

在日エクアドル臨時大使を迎え、特別授業を開催



 5月14日、商学部において、所康弘ゼミの授業の一環として、在日エクアドル共和国大使館の臨時代理大使マリア・エレナ・モレイラ博士を講師に迎え、「カカオの起源と豊かな文化」と題した特別授業が開催されました。
 モレイラ博士は、2025年1月に開催された所康弘ゼミ主催の「ラテンアメリカ・カリブ映画祭」にも参加。今回の特別授業では、赤道直下の南米エクアドルという国の歴史と文化に焦点を当て、同国が誇る「世界最古のカカオ文化」をテーマに、多様な地域文化やガラパゴス諸島の自然の恵み、そして、日本とエクアドルの二国間経済関係について、映像とスライドを交えて紹介してくれました。

2025/5/14 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

15周年を記念した同窓会 YKS DAY を開催



 山脇ゼミは、5月10日に中野キャンパスの食堂で、ゼミ15周年記念とともに山脇教授の誕生日を祝う同窓会 YKS DAY を開催しました。2008年度に国際日本学部に入学した第1期から第14期までの卒業生、および第15期・第16期の現役ゼミ生あわせて100名を超える参加となり、賑やかなイベントになりました。 
 YKS DAY は山脇教授へのインタビューをまとめたオープニング動画からスタート。続いて、各期の活動紹介や歴代ゼミ生の出身地・現住地に関するデータ分析の発表が行われました。また、「カフート」を使った山脇ゼミの歴史に関する早押しクイズ、チーム対抗の以心伝心ゲームといった企画を通じて、参加者同士の親睦を深めました。

2025/5/9 商学部 菊池一夫ゼミ

シェア型書店に棚主として出店



 菊池一夫ゼミの4年生は、東京都調布市仙川にあるシェア型書店の1000+1BOOKs センイチブックスに棚主として2025年5月8日に出店しました。シェア型書店は共同型書店や棚貸し書店とも呼ばれ、書店内の本棚に複数の区画が設定され、その1つの区画に棚主が出店して自分の好きな本を販売する書店。
 ゼミはセンイチブックスの書棚の1区画に棚主として出店をし、3か月間の活動を行います。そのなかで仮説・検証を行い棚に置く本を変更していきます。また同書店が主催する棚主同士の交流会や、顧客向けのイベントにも参加し、顧客体験を創出していく予定です。

2025/5/7 理工学部 建築・アーバンデザイン(佐々木宏幸)研究室

飯田市訪問



 4月26日-27日、建築・アーバンデザイン研究室は2025年度の新たなメンバーを含む7名で長野県飯田市を訪問しました。
 今回の訪問では、地域の方々と今年度の活動方針について意見交換を行い、安東邸を「展示空間」として活用の幅を広げることを目指して、障子をつかった空間構成の検討や、安東邸はなれ内で発見された鉄や木材を利用したDIYの計画を行いました。
 研究室では今後も橋北地区全体の活性化に寄与できるよう、地元の皆さまとともに取り組んでまいります。

2025/4/28 政治経済学部 ヨークゼミナール

小学生と学ぶ漢字ドミノ



 「ゲームと教育」をテーマに、ゲームを活用した学習効果や社会的影響について研究を行っているヨークゼミは、3月10日・17日に流山市立南流山第二小学校を訪問し、小学四年生を対象に特別授業を行いました。
 小学校では、漢字ドミノゲームの説明とゲームで合計約40分の特別授業を4クラスで実施。1クラス目では、小学生の集中力や理解度を把握しきれず、ゲームルールの説明に苦戦しましたが、2クラス目からはルールを変更することで、小学生にとってより理解しやすいゲームとして実験を進めることができました。
 先生方からは「特別クラスで学習していた児童が積極的に参加した」「勉強が苦手な児童も積極的に発言し、特に2回目の実施時に大きな変化が見られた」などと報告いただきました。

2025/4/23 商学部 町田一兵ゼミ

熊本学園大学伊津野ゼミとの合同ゼミ



 町田ゼミナールは、3月6、7日の二日間にわたり、熊本学園大学伊津野教授のゼミの皆様と合同ゼミ合宿を行いました。計20名が参加、お互いの研究成果を発表し、交流親睦を図りました。
一日目は両ゼミの研究結果を発表。その後の質疑応答では、熊本ならではの事情を汲んだ提案や、逆に東京でないと起こらない想定をしていたなど、互いに新たな視点を得ることが出来ました。合同ゼミ終了後にはバーベキューパーティーを行い、親睦を図りました。
 二日目には伊津野教授のご厚意で、大観峰、阿蘇神社、草千里や阿蘇山の火口付近の散策、阿蘇ミルク牧場での手作りアイスクリームなど、熊本の自然を満喫できました。熊本がほとんど初めての町田ゼミ生にとって、両日通して大変充実した時間となりました。

2025/4/22 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

世代を超えて多様性を語り合う——明治大学父母会で“ついついカード”を実践しました



 岸ゼミでは、学生一人ひとりの興味・関心、社会への問題意識をもとに、アートベース・リサーチの手法を用いた探究活動に取り組んでいます。その中で生まれたのが、「ついついカード」という、無意識のバイアスについて対話を促すボードゲーム。学生たちが、情報リテラシーについての「ついついカード」を参考に開発し、試行錯誤を重ねながら改良してきました。
 今回はこれを東京都東部地区父母会で合計46名の方々に体験していただきました。子育てや仕事など多様な人生経験をもつ保護者の方々ならではの視点や語りに、学生たちも大きな刺激を受け、世代を超えて多様性について語り合える場として、とても意義深い時間になったようです。

2025/4/14 情報コミュニケーション学部 波照間永子ゼミナール

「Art Live-Rally 2024」を開催しました



 ダンスや音楽などアートを幅広く研究し、作品制作・発表を行っている波照間ゼミナールは2024年12月21日、「Art Live-Rally 2024」を開催しました。
 今年度は、沖縄国際大学琉球芸能文学研究会とのコラボレ—ションによる《島人ぬ宝》《スーパーマミドー》を共創・共演したことが大きな特色となりました。〈外部団体との共創プロジェクト〉は、情報コミュニケーション学部の学生にとって、創作へのモチベーションを高め、互いの活動から刺激を受ける貴重な機会となりました。

2025/4/14 政治経済学部 奥山雅之ゼミナール

「第5回多摩中央公園・多摩センターパークライフショー」でイベントを実施



 4月5日、奥山雅之ゼミナールは、東京都多摩市の多摩中央公園で開催された「第5回多摩中央公園・多摩センター パークライフショー」のスペシャルイベントとして「みんなの公園ミニ・ロゲイニング」を実施しました。
 奧山ゼミが進めている「場所資源」の有効活用の一環として、ロゲイニング(地図をもとに時間内にチェックポイントを回り得点を集めるスポーツ)をアレンジし、写真を頼りに「宝探し」の要領でチェックポイントを見つけるこのアトラクション。当日は100名を超える方々が挑戦し、グランドオープンした新しい多摩中央公園を楽しみました。

2025/4/9 商学部 浅賀宏昭ゼミ

商 × 農 × 企業専門家 —浅賀ゼミが植物工場に関する研究会を開催—



 総合学際演習室の浅賀ゼミは、3月3日、農学部の生産システム学研究室(池田研究室)と、大和ハウス工業の専門家を和泉キャンパスにお招きして、植物工場と工場野菜に関する研究会を開催しました。
 最初に浅賀教授が「植物工場野菜の特徴」について解説。続いて浅賀ゼミの学生が「植物工場野菜の流通と販売」のテーマで研究発表を行いました。発表後は、農学部生から、内部の発表会では出ないような鋭い角度からの質問があり、商学部生にはとても良い刺激になりました。
 最後に、本学経営学部ご出身、大和ハウス工業の大塚さまに「経営学部出身なのに、なぜ植物工場を仕事にしているの?」のテーマでご講演いただきました。好きなものをやるべきだという考えから、ご自身も植物工場を仕事にしているとの話は、これから就活を始めるタイミングの学生らにたいへん響いたようでした。

2025/4/9 商学部 中川秀一ゼミナール

埼玉県小鹿野町における実験農場活動報告



 中川ゼミナールでは2022年4月より埼玉県小鹿野町飯田松阪区にて耕作放棄地を借り、手間をかけない農業をコンセプトとした無肥料無農薬の農業実験活動に取り組んでいます。
 2024年度はじゃがいも、玉ねぎ、大麦、さつまいも等、計10種類を栽培。月に1~2回程度の農作業でどのような作物が育つのか、どれほどの収量が得られるのかをデータとして記録し、現代的な粗放的農業の可能性を探っています。
 また、栽培した大麦を活用し、麦ストローを作成。近隣のカフェで使用していただきながらさらに改善していくための利用者アンケートを実施しました。
 10月6日の収穫祭には、地域でお世話になった方々をお招きし、収穫した野菜を調理して振る舞いました。
 また12月21日には、「おがの発大人の学校」にて成果発表の場をいただき、地域の方々との意見交換、農場活動記録の共有や、小鹿野町における麦栽培の可能性について議論しました。

2025/4/3 経営学部 グローバル・サービスラーニングB(担当教員:小関隆志)

「フィリピンのスラム地区で貧困と向き合う」をテーマにボランティア活動



 グローバル・サービスラーニング B は、フィリピン・セブ島においてボランティア活動を行う海外短期ボランティア実習。学生は現地の NGO の活動に加わり、貧困問題・教育・福祉・国際開発などアジア地域が抱える社会課題について取り組みます。
 具体的には、海上スラムや墓地スラム、マザーテレサ修道院、小学校、ごみ山スラムなどを訪問し、子どもたちとの交流や住民の生活状況の聞き取り、子どもや高齢者へ食事提供するなど、多岐にわたり活動しました。
 また、学生が「食」「歴史・文化」「観光」の各テーマでグループごとに訪問先を選び、3日間にわたって様々な場所を訪れました。学生の主体性を原動力として、歴史や伝統文化など、セブ島・マクタン島の魅力を多面的に理解できたことが、今回の実習の大きな特徴といえます。

2025/4/1 商学部 菊池一夫ゼミ

株式会社チュチュアンナとのマーケティング共同研究の成果報告会を実施



 菊池一夫ゼミ(2年生)は3月28日、株式会社チュチュアンナの本社オフィス(大阪府)でマーケティング共同研究の成果報告会を実施しました。今回のテーマは同社の売上向上策。この報告会には、同社の上田崇社長をはじめ同社の経営幹部が参加しました。菊池ゼミは3チームに分かれそれぞれ報告後に質問を受け、活発な議論がなされました。その結果、代理購買に焦点を当てた1班が最優秀報告であるチュチュアンナ賞を受賞しました。

2025/4/1 政治経済学部 ヨークゼミナール

日本学園中学校と共同授業を実施



 「遊びやゲームの教育的・社会的な可能性」をテーマに研究を行っているヨークゼミナールは、2月18日、日本学園中学校にて、ゼミ生が制作した「Let’s オノマトピア!!」を用いた共同授業を実施し、中学1年生32名が参加しました。
 英語のオノマトペをカードゲームを通して習得してほしいという思いから、ルールやデザインの制作、カード発注までを一貫してゼミ生が行いました。
 参加した中学生からは「ゲームを通じて自然にオノマトペを覚えられた」「授業で使用する単語もこのようなゲーム感覚で覚えたい」といった感想が寄せられ、ゼミ生一同さらなるゲーム開発に意欲を見出す結果となりました。

2025/4/1 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

島根県の津和野町で/をアートベース・リサーチ



 岸ゼミでは、アート手法を用いた研究—アートベース・リサーチ(ABR)の一環として、島根県津和野町でのABR実践を行いました。本事業は、島根県芸術文化センター「グラントワ」と一般財団法人つわの学びみらいとの連携のもと、アート手法を用いて、津和野とその周辺に住む人々とともに津和野町を探ることを目的として実践されました。
 同町での「コラージュを用いた津和野町探究」の実践デザインは、岸ゼミ生が企画・準備を行いました。2024年11月にはフィールドワークに赴き、地域の人々と対話を重ねる中で、「好きの交換」が人と人、人と地域をつなげることに気づき、そのための活動を考えました。

2025/4/1 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

ネパール人子どものための「ことばの教育」実践



 岸ゼミには、国際協力や国際教育協力に関心のあるゼミ生が在籍し、国内外で活動を展開しています。その一環として、国内で実施しているのが、日本初のネパール人の子どものためのインターナショナルスクール「Everest International School, Japan」(以下、IESJ)と連携した教育実践です。
 具体的には、アート手法を用いた「ことばの教育」のための活動を開発し、IESJの幼稚舎で取り組んでいます。2024年度には、同ゼミの3年生が、ネパール人の幼児たちが日本語に対してどのように感じているのかを色で表現してもらい、日本語への親しみを深めることを目的として、活動を展開しました。

2025/4/1 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

アートベース・リサーチでつながる国境を越えた学びー岸ゼミフィリピンフィールドワークより



 岸ゼミでは、アートを基盤にした教育や研究(アートベース・リサーチ)に取り組んでいます。このアプローチの一環として、学部3年の南條絢音さんと佐藤遥香さんが、今年3月にフィリピン大学での日本語授業を担当。学生たちが日本語の文法を楽しみながら学び、活用できることを目的としてビジュアルアートを活用した授業を実施しました。この授業方法に対して、現地の日本語教師、リア先生からも高い評価を受け、開発した教材を今後の授業でも継続して利用していただくことになりました。

ゼミのトビラ

法学部

■石田倫識ゼミナール(2024.6.3更新)

商学部

■黒﨑典子ゼミナール(2024.11.20更新)
■小林尚朗ゼミナール(2023.5.15更新)
■広沢絵里子ゼミナール(2024.4.16更新)
■水野勝之ゼミナール(2024.9.2更新)
■三和裕美子ゼミナール(2025.1.27更新)

政治経済学部

文学部

■久保田俊彦ゼミナール(2025.2.12更新)

理工学部

農学部

■山田千早研究室(2024.10.22更新)

経営学部

■大倉学ゼミナール(2025.3.11更新)
■岡田浩一ゼミ(2024.7.31更新)

情報コミュニケーション学部

国際日本学部

総合数理学部