経営学部で開講されている「公共経営学版フューチャースキル講座(基礎専門特別講義C)」は、組織や地域が抱えるやっかいでリアルな社会的課題と向き合い、実際の解決に求められる力の理解と涵養を目的とした講義であり、1,2年生30人がグループワークを通じて学んでいます。今年度のお題は二つ。一つ目は、本学創立者出身地でもある鳥取市の浜村地区の共同浴場の活性化。鳥取大学地域学部佐藤匡准教授のゼミと合同で、明治大学から遥か離れた鳥取市内の共同浴場の持続の在り方について、両大学の学生が真剣に検討を行いました。
二つ目のお題は、東京の東端、江戸川区における共生社会の実現方策について。都市公園面積が23区で一位と住みやすく、インド国籍住民が日本で最も多く住んでいる街でもあります。共生社会の取り組みやSDGを一層進めるには、学生の視点から何ができそうか。現地調査も交えて取り組みました。