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演習(ゼミナール)紹介[旦 敬介 DAN Keisuke]

明治大学国際日本学部 演習(ゼミナール)紹介
旦 敬介 教授
 DAN Keisuke
(担当科目) ラテンアメリカの歴史と文化 / (Lecture) Latin America Studies
(開講言語) 日本語又は英語 / (Language) Japanese or English

■演習テーマ / Theme
ラテンアメリカ文化研究。
映画や音楽、文学、食文化を通してラテンアメリカとカリブ海地域とアフリカを考え、世界に関する理解を深める。
■授業内容 / Activities
このゼミは1年単位で履修できるものとし、2年間の継続的コミットメントは求めない。継続したければ継続できるが、学年による区分はとくになく、同形式で2年目も発展的におこなう。4年からの新規加入者も受け入れる。卒論・ゼミ論文を書くことを希望する4年生には論文指導をする。
 春学期の前半は受講者それぞれがすでにもっている知識を共有する(教えあう)期間である。その後は主題を決めて、それに沿ってセレクトしたラテンアメリカ諸国・アフリカ諸国で作られた、あるいはそれらの国々を描いた映画や音楽、その他の作品等をメンバー全員で同時に観賞・共有する。その後、その作品についての調査やディスカッションを通じて、その作品について、その社会について、また映画や音楽などのメディアの特性についての考察をおこなう。フィクションの作品と現実との関係性についての見識を深めることもねらう。また、毎回、ゼミ・メンバーが交代で、自分が関心をもっている作品や作家、音楽、食文化などについて、短いプレゼンテーションをして他のメンバーに紹介し、知識を共有する。
 セメスター末には、ひとつの作品等を選んで、それに関する短い批評文をアカデミック・ライティングの形式にのっとって書きあげる。各セメスター中に1回、この地域の食文化の一部をなす料理を自分たちで作り、体験する機会を設けたい。そのための調査も活動の一部となる。
 ここで扱っている地域を各自で訪問することを推奨する。その旅行企画案の作成あるいは報告書をもってセメスター末の課題に代えることができる。
 このゼミは1年単位で履修できる。2年続けて履修することもできる。