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荒木淳子ゼミナール<産業心理学>

荒木淳子ゼミナール<産業心理学>

研究内容

 グローバル化やリモートワーク、AIの普及など仕事を取り巻く環境は急速に変化しています。その中で働く人が自分らしく生き生きと学び働ける職場や組織づくりについて研究しています。リーダーシップ、職場のチームワーク、働きがい、キャリア開発、ワーク・ライフ・バランス、ダイバーシティ&インクルージョン等、ゼミでは、より良く働き、学ぶための理論や考え方を学びます。
 また、知識を学ぶだけでなく、実際に企業等での調査や実践を通じて、自分の働く場をより良く改善し、新しい環境を創造できる人材の育成を目指しています。

ゼミナール活動の進め方

 3年生は、文献講読とグループ研究を行います。『組織行動 組織の中の人間行動を探る』(鈴木竜太・服部泰宏(著)有斐閣,2019年)など基礎的な文献のほか、Harvard Business Review やメンバーの関心に応じた文献を読みます。
 グループ研究は、10月のゼミナール発表会、政経セミナーへの投稿を目標にします。今年のテーマは、「ワーク・ライフ・バランスと職場のチームワーク」、「若手リーダーのリーダーシップ」です。
 4年生では、 卒業研究の他、メンバーの関心に応じた文献講読を行います。今年は、『恐れのない組織——「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす』(エイミー・C・エドモンドソン(著),英治出版,2021年)などを読んでいます。
 ゼミでは、積極的に他のメンバーと交流し、対話することを重視しています。文献発表は担当者がディスカッション・テーマを提示し、グループで話し合い内容を発表します。卒業研究もメンバー相互にコメントし合います。このほか、ゼミ合宿や懇親会なども実施します。

卒業論文テーマの例

・スターバックスコーヒーが支持される秘密-企業理念への共感は従業員満足度を高めるか?
・若手社員の越境学習-趣味・ボランティア・地域活動などの「意図せぬ学習」が仕事に与える影響
・就職活動を通じたレジリエンス形成の過程-学生は就職活動を通じてどのようにレジリエンスを身に付けているのか?
・テレワークのストレスと仕事に関する意識との関連-ワーカホリックな人はそうでない人に比べてストレスを感じやすいのか?

ゼミの特色



 文献で理論や知識を学ぶだけでなく、企業での調査・研究を積極的に行っています。また、卒業後の進路は、株式会社電通デジタル、株式会社LINE、ダイダン株式会社、第一実業株式会社、東京海上日動安心110番株式会社、株式会社スタッフサービスホールディングス などです。