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カリキュラム体系図

政治経済学部カリキュラム体系図

カリキュラムの特徴

幅の広いリベラルアーツ科目

 リベラルアーツとは、大学での一般教育科目のことをいいます。専門科目に対して、一般的知識を与え、広い教養を習得するための諸科目のことです。政治経済学部のカリキュラム体系でいえば、基礎科目、外国語科目、健康・運動科学科目がそれに当たります。さらに基礎科目には人文科学、社会科学、自然科学の諸科目が配置されています。
 現代では、あらゆる問題が情報化・国際化の進展とともに、きわめて複雑な様相を呈しています。その解決をはかるには、広い視野に立ったアプローチが不可欠です。政治経済学部では、多彩なリベラルアーツ科目を設置することで、問題解決能力の「基礎体力」を養うことをねらっています。

基本科目と4コースによる体系化

 この「基礎体力」を土台にして、専門的な学習に段階的に進むために、基本科目が設置されています。各学科指定の原論、歴史・思想史、理論・統計・政策、マスコミュニケーションの各科目を学ぶことで、専門的な学習に必要なものの考え方を身につけます。
 その上で、学生は「政治学・社会学総合コース」「経済学・経済政策総合コース」「地域行政総合コース」「国際文化総合コース」、さらに各コースの応用科目を区分した「科目パッケージ」を参考に、ゼミ担当教員の指導にも従って、体系的に専門的な科目を履修します。
 しかし、「コース」や「科目パッケージ」はあくまで科目選択の目安であり、学生はそれを超えて様々な科目を自由に履修することができます。

少人数教育の充実・個別指導

 1・2年次、3・4年次にそれぞれゼミナールとよばれる少人数授業が行われています。一般の授業が教員から学生への一方通行になりがちなのに対して、ゼミナールは学生の研究発表とそれに基づく討論、担当教員のコメントという双方向の授業形態をとります。政治経済学部ではゼミナール活動がたいへん盛んです。ゼミ活動を通して、学生同士、さらに学生と担当教員の間には勉学を超えた密接なつながりが築かれ、卒業後も親交が続くことが珍しくありません。
 また、通常の授業に加えてさらに英語を学びたいという学生のために、「ACE(英語実践力養成コース)」という少人数による英語集中プログラムもあります。
 新入生は、自分で自分の時間割を組むという大学の履修方法に戸惑いがちです。そこで、政治経済学部では4月に教員が「アカデミック・アドバイザー」となって、新入生の履修相談に応じています。また、学生が教員と個別に相談する場を提供するために「オフィス・アワー」制度を設けています。これを利用することで、学生は充実した学習支援を受けることができます。