Go Forward

学部長メッセージ

「自分の正解」を見つけて、夢を実現させる

-そのチカラを養う場が政治経済学部です ! -



政治経済学部長  小西 德應 教授

正解がない社会科学

 ほとんどの試験では正解は一つだけで、何が正解か知る、もしくはその正解にたどり着くプロセスが勉強だと多くの人が考えています。

 ところが人びとが実際に活動している現実の社会では、一人ひとりに立場があり、その立場によって「見えるもの」が異なっています。時代や国が違えば「見えるもの」の違いはいっそう大きいものです。そのため、人それぞれが違うことを考え、自分の考えが正しいもの、「正解」だと信じているのです。したがって人ごとに異なる多様な「正解」が混在することになります。政治経済学部が主な研究対象として学んでいるのは、そうした人間の営みが生みだす現実社会に関する事柄です。それを社会科学といいます。どのような状況であろうとも、観察結果や原理に本質的な違いがない自然科学とは大きく異なっています。

 そうした実社会で、あなたが抱いている夢を実現するためにも、活躍するためにも、自身で「自分の正解」を見つけるチカラを今のうちに養成しておくことが必要です。さもないと、他人が「正解」だと考えているものに合わせて一回切りの人生を送ることになりかねません。あなたの夢の実現も、あなたのこだわりや独自性も発揮されないままに、一生を無為に過ごすことになってしまいます。


多様な学びができる政治経済学部

 「正解」は、時代や国、立場によっても異なります。それらをできるだけ多く知ることで、あなた自身の「正解」は見つけやすくなります。あなたらしく生き、活躍するにはさまざまな事柄を学ぶことが大切だということです。

 政治経済学部には政治、経済、地域行政の3学科があります。どの学科に入ろうとも、政治経済学部に入学することによってあなたは、この3つの学問分野を広く深く学ぶ機会を手にできます。しかもそれらは、他大学の多くに見られるような、法学部に付属する政治学科での学びとは異なっており、また経済学部単独のものとも違います。地域行政学科にいたってはほとんど存在していません。さらに当学部には、社会学関係科目、国内外の地域文化や状況に関する科目、法律関係科目などに加え、文学、歴史、哲学など多様な科目が用意されています。総合大学のような学問体系を持った学部なのです。本学部には専任教員と兼任教員だけでも250名以上が所属し、1年間におよそ1700コマ以上の授業が開講されています。明治大学全体では15000弱におよぶコマ数の授業がおこなわれており、制限はありますが、自分の関心に合わせて他学部の科目を履修することも可能です。

 さらに、教室だけでなく、ゼミナールやクラス、サークルの友達を通してもたくさんのことを学ぶことができます。政治経済学部だけでも、日本国内はもちろん、さまざまな国や地域からの留学生を含めておよそ4400人程度の学生が在籍しており、あなたの社会に対する理解を深めてくれることでしょう。

グローバル化時代へ向けた各種プログラムの提供

    日本国内だけでなく、世界中でグローバル化が叫ばれていますが、グローバル化とはどのようなものでしょうか。英語や中国語などの外国語が使えるようになることではありません。グローバル化とは他者理解、相互理解を基礎として、より進んだ交流がなされる状況を指すものだと考えます。その際には、外国語ができる方が良いことはもちろんですが、それだけでグローバル化に対応できるものではありません。まずはあなたが自国のことを正しく理解し、それを説明できないかぎり相互理解は始まりません。相手を受け入れる関心と心構えも必要になります。
    政治経済学部では、多様な科目群に加えて、多くの国へ留学生を送るとともに、長期・短期の留学生を独自に受け入れています。明治大学の中では一番多くの留学プログラムを展開しています。また受け入れには多くの学生がボランティアとして参加し、個人的なつながりを深める手段ともなっています。もちろん語学力を高めるプログラムもあります。2022年度からは、GCD(Global Career Development)プログラムを開始し、あなたが世界へ羽ばたくことを応援します。
    グローバル化がますます進むなかで、政治経済学部では国内外の多方面で活躍できる人材を育成するために「学生が伸びる」プログラムをこれからも導入し、あなたの実力養成をサポートしていきます。