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学部概要(政治経済学部とは)

政治経済学部の魅力

強い「個」を創る

学部ではない、まさにひとつの大学だ!

 政治経済学部は、通常「学部 Department」から想像するよりも、はるかに大きな規模を誇り、そして驚くべきバラエティに富んだ科目が勉強できるところです。
 まず教員の人数を見ただけでも、フルタイムの教員が100人余り、それにパートタイムの先生が140人というとんでもない人数です。この大勢の教授陣が、年間1500もの授業を、5000名もの学生を相手に講義しているのです。
 科目の内容からいっても、いわゆる人文系の外国文学や日本語文章論、民俗学・社会心理学・マスメディア論など社会学系のもの、そして政治・経済・地域行政の専門に関しても、歴史あり、理論あり、コンピュータを利用した解析あり、とさまざまな範疇に入る科目が並んでいます。ひとつの学部でこれだけバラエティに富んだ陣容を誇るところは、わが国でもそうあるものではありません。
 

政治経済学部は「人」がいのち

 政治経済学部は、特別な設備や奇抜な趣向を売りにはしていません。教員の学識と人格、そして学生諸君との直接の交流がすべて、といっても過言ではないほど、「人」を通してアカデミズムの世界に導く、という大学の基本に忠実なところです。
 教師は、授業はもとより、コンパや合宿での学生たちとのふれあいを重視し、オフィス・アワーなどを設けて個別指導を行っています。
 また、クラスやゼミで、一生の友を得ることもあるでしょう。教師と学生、学生同士が向き合ったところで、質疑応答を繰り返し、ディベートをし、助け合い、励まし合い、競い合って、お互いの能力と人格を研鑽できるのです。
 政治経済学部の教員は、学生たちのチャレンジを受けとめ、さらに一緒にチャレンジしようと、毎年楽しみに新しい学生を迎えています。

教養と実学と

 政治経済学部は、「教養豊か」な人材を育てるために抜群に幅の広い科目を用意しているわけですが、行政・経済・政治の場で実際に役立つ知識をおろそかにしているわけではありません。
 近年は特に実学に力を入れるべく地域行政学科を開設したのみならず、独自のインターンシップ・プログラムで企業実習の機会を提供しています。また、マスコミの仕事や公務員を目指す人のための特別な講座や指導研究もあります。
 教養を積んで既成の枠組みにとらわれない広い視野や発想を持ち、社会の実際に触れてそこに具体的に働きかけられる対応力を身につけてもらいたい、これが政治経済学部のカリキュラムなのです。

新しい世界へ

 政治経済学部の卒業生には「国際的な舞台で仕事をしてみたい」という夢をかなえた人も大勢います。政治経済学部は「国際人」としての教養と能力を身につけるカリキュラムを備えています。英語力を高めるために、「ACE(英語実践力養成コース)」を設け、「リビング・カリキュラム」というユニークなメソッドによる英語教育を実施していますし、国際的なビジネスに必要な能力を検定するTOEICの試験も全学生が大学で受けられます。夏休みの海外語学研修や、アメリカ・カナダ・イギリス・フランス・オーストラリア・中国・韓国などにある協定校との交換留学の制度を利用して、在学中から国際的な活動の基盤を築くことも可能です。政治経済学部はこのグローバル化の時代、海外へと活躍のフロンティアを広げる学生を後押しします。
 そしてグローバル化とともに忘れてはならないのは、私たちのまわりにあるサイバー空間の広がりです。幸いに明治大学の教育棟は、日本の中でもトップクラスの情報環境を有しています。政治経済学部の教員は、積極的にOh-o! Meijiクラスウェブを利用し、講義内容や研究内容をインターネットに公開しています。もちろん、学生諸君がネットにアクセスしそれを使いこなすための「情報基礎論」「数値・文字・画像情報論」などの授業も設けています。
 「国際通のジャーナリストになりたい」、「日本の将来を担う政治家になりたい」、「大勢の人を感動させる文章を書きたい」、「自分のアイディアを生かすベンチャー起業家になりたい」、「新しいNPOを立ち上げて社会貢献したい」などなど、大きな夢を持って政治経済学部に来てください。政治経済学部は、その幅広い科目構成から学生諸君のさまざまな可能性を伸ばし、夢を追って新しい世界へ羽ばたく学生たちを応援したいと思っています。