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商学部

在日エクアドル臨時大使を迎え、特別授業を開催

2025年05月16日
明治大学

 2025年5月14日、商学部において、在日エクアドル共和国大使館の臨時代理大使マリア・エレナ・モレイラ博士を講師に迎え、「カカオの起源と豊かな文化」と題した特別授業が開催されました。

 今回の特別授業は、所康弘ゼミの授業の一環として実施。赤道直下の南米エクアドルという国の歴史と文化に焦点を当て、特に、同国が誇る「世界最古のカカオ文化」をテーマとしたものでした。

 講師のモレイラ博士は、2025年1月に開催された所康弘ゼミ主催の「ラテンアメリカ・カリブ映画祭」にも参加されています(https://meijinow.jp/meidainews/social/112014)。今回の特別授業では、エクアドルの多様な地域文化やガラパゴス諸島の自然の恵み、そして、日本とエクアドルの二国間経済関係について、映像とスライドを交えて紹介してくれました。

 授業内では、世界最古のカカオ文化を研究する著名な考古学者フランシスコ・バルデス教授によるビデオメッセージも上映され、エクアドルにおけるカカオの考古学的価値にも触れました。

 さらに今回は、現在、エクアドルの高校と交流授業を行っている東洋女子高等学校(文京区)の生徒ならびに教頭・教諭たち17名も会場に参加。世代や国境を越えた学びと友情が広がりました。

 担当教員の所教授は、「この特別授業が、明治大学とエクアドルの新たな絆を生み、若い人たちが国境を越えて学び合い、共に未来をつくっていく第一歩になることを願っています」と結びました。

 商学部では今後も、多文化理解を促進し、世界を舞台に活躍するグローバル人材の育成を目指した取り組みを積極的に展開していきます。

集合写真集合写真

講演を聞く商学部生と高校生たち講演を聞く商学部生と高校生たち

講演中のモレイラ博士(臨時代理大使)講演中のモレイラ博士(臨時代理大使)