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ヨーロッパ統合や独仏関係などのヨーロッパの国際関係史 最近は、国際関係史を理念と現実の相互関係から接近する、インテレクチュアル・ヒストリーと外交史の架橋が出来ればと考えています。 また、ウクライナ戦争などにより、「ポスト冷戦時代」の終わりが叫ばれていますが、であれば1990年代から2010年くらいまでの時代をどのように「歴史的」に捉えられるのかについて、最近は考えることが多くなってきました。
現在の我々が生きている国際社会がいかにして生まれそして現在の姿になっていったのかを、政治外交、軍事、経済、科学技術、思想などの要因を考慮に入れながら17世紀から21世紀にかけての国際関係の歴史を再構成する。
(単著)『独仏関係と戦後ヨーロッパ国際秩序:ドゴール外交とヨーロッパの構築 1958-1969』(創文社, 2007年) (共著)『ヨーロッパ統合史』(名古屋大学出版会, 2008年) (訳書)ジャン=フランソワ・シリネッリ『第五共和制』(白水社、文庫クセジュ、2014年) (共訳)ヤン=ヴェルナー・ミュラー『試される民主主義:20世紀ヨーロッパの政治思想』(岩波書店、2019年) (共著)『EU政治論:国境を越えた統治の行方』(有斐閣、2020年)
〈学問は精神を解放する〉 我々は常に時代の申し子であり、時代的な精神が知らずと叩き込まれています。大学は、自分を構成している知的要素は何なのか、自分はこれまでの知の何を受け継ぐのか、今の時代の何が問題なのか、どう未来を作っていくのかを考える場所です。大げさですが、そんな学びを応援したいと思っています。
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