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岸 磨貴子 KISHI Makiko

キシ マキコ KISHI Makiko
職格 准教授
学位 博士(情報学)
最終学歴 関西大学総合情報学研究科 博士課程後期課程修了
研究業績等 教員データベース
岸ゼミ/岸研究室ウェブサイト
個人ホームページ 岸研究室
E-mail m_kishi■meiji.ac.jp(■を@に置き換えてください)
専攻分野(研究分野) 教育工学

研究テーマ

探究学習を多様化するアートベース・リサーチ/ワークショップのデザイン/パフォーマンスアプローチ心理学/共生とコミュニケーション

キーワード

探究学習、学習環境デザイン、パフォーマンス心理学、アートベース・リサーチ、教育メディア研究

主な担当講義

インターネットと社会、共生と学びのデザイン論

インターネットと社会では、インターネット社会を「デザイン」の観点から読み解くこと,そして,「場のデザイン×ICT」の観点から偏見や差別,多文化共生といった問題を解決するためのアイデアを提案することを目標とします。私たちの日常はもはやインターネットと切り離すことはできません。インターネットという「モノ」は私たちの思考,行動,価値観,理解,感情,能力,関係性に大きく作用します。なぜか?それを読み解いていきます。 共生と学びのデザイン論では、共生社会において、「他者」と共生するうえで重要な考え方やふるまいとは何かについて深めていきます。本授業では、異文化体験、他者理解、文化変容、差別や偏見など、多文化理解に関わる重要概念を多角的に検討し、この問いを協働で探究していきます。本講義の特徴は、メタファ、詩、パフォーマンスなどのアート手法を用い、実際の他者との関わりや体験の省察を通して対話的に学んでいくことです。

講義概要をさらに詳しく見る(Oh-o!Meiji System)

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受験生・学生へのメッセージ

アジア、アフリカ、アラブを中心に海外とテレビ会議やソーシャルネットワークサービス(SNS)などICTを活用した遠隔ゼミや国内外のフィールドに赴いて現地NGO/NPOの人たちと協働して問題解決のための取り組み(映像制作や教材制作)をしています。関心のある人は是非連絡をください。「つながり」・「協働」する「学び」を共に創りだしましょう!

演習

主な著書・論文

『大学教育をデザインする—構成主義に基づいた教育実践—』(晃洋書房, 2012年)
『開発途上国の学びを拓く』 (明石書店, 2021年)
『「知らない」のパフォーマンスが未来を創る:知識偏重社会への警鐘 』(翻訳/ナカニシヤ出版,2020年)
『大学のゼミから広がるキャリア: 構成主義に基づく「自分探し」の学習環境デザイン 』(北大路書房,2020年)
『難民の子どもの支援 』(心と社会 50号, 2019年)
『学習環境としての分身型ロボットの活用ー特別支援学校の生徒のパフォーマンスに着目してー (コンピュータ&エデュケーション 46号,2019年)
『パフォーマンス心理学入門』(新曜社, 2019年)
『〈共に発達を創る〉を実践する—ダイバーシティ』(臨床心理学, 2023年)
『アートベース・リサーチ・ハンドブック(監訳)』(福村出版, 2023年)

関連リンク

場のデザイン×ICTで、誰もが輝ける世界に



NHK for Schoolの番組などを活用したSDGs教育プログラム開発
http://m-kishi.com/sdgs_action_research/


明治大学×SDGs(岸磨貴子)
https://www.meiji-sdgs.jp/articles/researcher/35/


Meiji.net「教育は唯一奪われないもの」パレスチナ難民の思いに応える
https://www.meiji.net/international/vol127_makiko-kishi


Meiji Now 【国際日本学部】岸磨貴子ゼミナール「対話から『問い』を持ち、ICTで多様性がつながる場をデザインして、遊ぶように学ぶ!」
https://meijinow.jp/study/seminar/59248