ゲームプレイ様子1
ゲームプレイ様子2
ヨークゼミの「Let’s オノマトペ」班
2月18日、政治経済学部ヨークゼミナールは、日本学園中学校にて、ゼミ生が制作した「Let’s オノマトピア!!」を用いた共同授業を実施し、授業には中学1年生32名が参加しました。
ヨークゼミは「遊びやゲームの教育的・社会的な可能性」をテーマに研究を行っています。今回のプロジェクトは、ゼミナールの2期生である横田凜さん、岩田ほのかさん、澤田梨花さん、浅野陸さんが発案したもの。英語のオノマトペをカードゲームを通して習得してほしいという思いから、ルールやデザインの制作、カード発注までを一貫してゼミ生が行いました。
カードゲームの遊び方は、4人グループに分かれ、3ラウンド制で2対2のチーム戦を行います。単語や文、ジェスチャーを用いてオノマトペを相手に答えてもらうという内容です。
中学1年生にとっては比較的難易度が高いオノマトペでしたが、3ラウンドを通じて繰り返し声に出し、耳にすることで、ほぼ全ての生徒が自然とオノマトペを暗記しており、ゲームを通じて高い教育的効果が見られました。
ゲームの前後には、オノマトペに関する理解度テストや英語学習に対するアンケートを実施し、効果を測るためのデータを収集しました。
中学生からは「ゲームを通じて自然にオノマトペを覚えられた」「授業で使用する単語もこのようなゲーム感覚で覚えたい」といった感想が寄せられ、ゼミ生一同さらなるゲーム開発に意欲を見出す結果となりました。
また、ヨーク先生は「まずは、学生の行動力と積極性を誇りに思っています。そして、日本学園の担当の先生がこのチャンスを与えてくださったことに、非常に感謝しています。これをきっかけに、今後さらに共同授業ができれば幸いです」と語りました。
今回の共同授業で得られた知見を活かし、英語オノマトペチームはより効果的な英語教育ゲームの開発に力を入れていく所存です。