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問題分析ゼミナール(3年生)紹介[石川 幹人]

明治大学情報コミュニケーション学部 分析ゼミナール(3年生)紹介
石川 幹人 教授
(主要担当科目)科学リテラシー/脳科学/認知科学

≪学生へのメッセージ≫

 人間の理性や感性とは何であり、どういった経緯で獲得されたのか、他の動物や人工知能はそれらをもっているのだろうか。また、人間や社会を解明する方法である科学は、どういった機能や限界をもっているのだろうか。こうした興味をもった学生が集い、まずは周囲の不思議な出来事の科学的究明を試みます。
■研究テーマ
私たちの身の周りにある奇妙なことを発見し探究しよう
■研究内容
  私たちの日常生活には,あたりまえと思っていても意外に奇妙なことがたくさんある。先入観を排してそうした奇妙なことを発見し,その背景を探究してみよう。
・なぜ人を支配したがったり,嫉妬を感じたりするのか。
・なぜ効きもしないサプリメントや健康食品が売れているのか。
・なぜ運の流れ,ツキやスランプがあるように感じるのか。
・なぜ自分らしさ,アイデンティティや居場所が必要なのか。
・なぜ単なる紙切れのお金に対して一喜一憂するのか。
・なぜ暗闇に幽霊が見えたり,それが怖かったりするのか。
【3年生の分析ゼミ】
春学期:人間研究に関する論文を読んで討論する。
夏休みの宿題:論文調査または映像プレゼン制作をする。
秋学期:夏休みの宿題をもとに研究を深める。
【4年生の解決ゼミ】
現代社会における人間の認知,思考,判断,創造性,想像性,行動傾向などに関して具体的な研究課題を見出し,個人あるいはグループで研究を進める。
その他(学生へのアドバイス)
課題達成への熱意が必要となる。心理学や科学関連の授業を6単位以上履修済みのこと。