電気電子生命学科スマートメカトロニクス研究室(伊丹専任講師)はゼミナールの一環として、カワダロボティクス株式会社を訪問しました。
同社は人型ロボットを中心に、産業用ロボット開発の最前線を担う企業であり、見学では会社概要や技術的な取り組み、デモンストレーションを通じて、最先端のロボット技術に触れることができました。
<学生の感想>
石井 颯一郎さん
工場で稼働するロボットの動作を目の当たりにし、産業の自動化の可能性を実感した。ヒューマノイド開発における「人との協働」の姿勢や、AIとロボットの融合による未来社会への影響に強く興味を抱いた。
長谷川 響さん
双腕ロボットやヒューマノイドなど、夢のある技術の実物を体感し感銘を受けた。人とロボットの共存を掲げる企業理念や、AI活用の展望について社員の方から得た話が非常に刺激的だった。
小田 右近さん
工場で働くロボットたちが精密な作業をこなす様子に感動した。特に人型ロボットの「頷き」などのしぐさに親しみを感じ、人間らしさが印象に残った。ロボットを単なる機械ではなく“仲間”と見なせる未来を感じた。
宮本 和樹さん
ヒューマノイドの精緻な動きに強く惹かれた一方で、現場ではまだルールベースのシステムが多く活用されていることに現実的な視点も得た。「汎用機より専門機」という言葉が特に印象的で、今後の研究へのヒントとなった。
見学を通して、学生たちはロボット技術の現在と未来に対する理解を深め、大きな刺激を受けたようです。カワダロボティクス株式会社の皆様に、このような貴重な学びの機会をいただけたことに、心より感謝申し上げます。