電気電子工学は、現代生活を支える重要で基本的な工学です。本学科は、電気電子工学の歴史ある学問領域をベースに、生命科学・バイオテクノロジーの学際領域を含め、多様化する現代社会のニーズにこたえる技術者・研究者を養成します。
1~2年次では、電気電子工学の基礎となる電気磁気学、電気電子回路、プログラミングと、生命理工学の基礎となる生命科学を少人数クラスで学びます。3~4年次では、「環境・エネルギー」、「新素材・デバイス・ナノテクノロジー」、「通信ネットワーク」、「情報制御システム」の4分野にわたる多くの専門科目から、自分の興味に合わせて一つの分野を集中的に学んだり、複数の分野を横断的に学ぶことができます。専門科目の修得により、電気主任技術者、第2種ME技術者、バイオインフォマティクス技術者などの資格取得の道も開かれています。
電気電子技術を使わない産業はないと言ってもよく、卒業後は電機メーカーやインフラ、ネットワーク産業における技術者として、社会の幅広い職種で活躍できます。加えて医療・創薬・食品などの分野でも、生命科学の知識を生かして先輩たちが活躍しています。