入試情報
1999年4月、明治大学生田キャンパスに生田構造物試験棟が竣工しました。本試験棟は、文部省学術フロンティア構想(平成10年度)の選定を受けて、研究プロジェクト名「激震動を受ける建築構造物および構造物内機器装置の耐震性能の向上に関する研究」が発足するに際し、建設されたものです。同研究プロジェクトで利用する実験施設としては他に振動実験解析棟等があります。
試験棟内に設置されている主な設備および装置は、反力床と反力壁が直交方向に2面、それぞれに加力装置(油圧アクチュエーター3台)を取り付けることにより一軸、二軸、三軸加カが可能です。加えて、実験データ計測・収録装置があります。これらの施設・装置は、近時の地震に対する構造物の実挙動の解明を前提として、今後予想される直下地震、激地震における建築物の各部材(二次部材を含む)、架構の応答変形、損傷を修復可能な範囲にコントロール低減する方策を探究し、かつ新しい耐震および補強設計の手法を研究開発するため、主要な施設として重要な位置を占めています。
試験棟内に設置されている主な設備および装置は、反力床と反力壁が直交方向に2面、それぞれに加力装置(油圧アクチュエーター3台)を取り付けることにより一軸、二軸、三軸加カが可能です。加えて、実験データ計測・収録装置があります。これらの施設・装置は、近時の地震に対する構造物の実挙動の解明を前提として、今後予想される直下地震、激地震における建築物の各部材(二次部材を含む)、架構の応答変形、損傷を修復可能な範囲にコントロール低減する方策を探究し、かつ新しい耐震および補強設計の手法を研究開発するため、主要な施設として重要な位置を占めています。