Go Forward

「宇宙からDNAまで、すべての基礎を学ぶ」

物理学科(約3分)

なぜ物理学を学ぶか

なぜ物理学を学ぶか タンパク質の2次元結晶

 物理学はすべての科学技術のいしずえです。20世紀は物理学の世紀と言われ、科学と技術が大きく発展しました。21世紀を支える科学技術、たとえば情報技術やバイオテクノロジーも材料とその手法は物理学にその基礎をおいています。したがって、物理学を学んだ人は、どんな問題に遭遇しても自然の基本原理、すなわち物理学にさかのぼり、自信を持って取り組むことができます。君たちが大学を卒業してどんな分野で仕事をする場合でも、物理学の知識と手法は大きな支えになります。
科学、特に物理学を学ぶことのもう一つの意義は、自然の法則を理解することにより、その美しさを深く味わうことが出来るようになることです。たとえば、夕焼けやルビーはなぜあのようにすばらしい色を呈するのでしょうか。物理学を知らなくても夕焼けやルビーのすばらしさを味わうことはできますが、その物理的な理由を知ることにより人生の豊かさは一層深まるはずです。

物理学科のカリキュラム



 物理学科では、物理学を通して社会に貢献できる人材を養成することを目的にしています。そのために、低学年のうちから授業と演習・実験によって物理的なものの見方・考え方を徹底的に教育します。基礎科目の力をベースに、君たちの関心にしたがって専門の諸科目(素粒子物理学、レーザ物理、光学、半導体物理学、生物物理学など)を選択することができます。教員の研究活動の重点は、高度科学技術社会を支えている物性物理学と、これからの発展が期待される生物物理学です。卒業研究・ゼミをとおして、これら物理学研究の最先端にふれることができます。
入試に関する情報はこちら
理工学部