幼い頃から動物が大好きで、将来は生物学者になりたいと考えていました。その後、大学の卒業論文でタンパク質と出会い、その美しい立体構造と緻密な機能にすっかり夢中に。そこからタンパク質研究者の道を歩み始めました。
現在は電気電子生命学科の講義を担当する一方で、生命情報科学研究室を主宰し、タンパク質の構造と機能に関する研究をしています。本学の理工系女子の魅力は、自分の力でやり遂げる意欲に満ち溢れているところ。ゼミの卒業生たちもエンジニアや管理職として、多方面で理工系のセンスを発揮しながら活躍しています。みなさんも、周りに流されることなく我が道を突き進む覚悟で、理工系の世界に飛び込んできてください。学びに費やす時間は多くても、その経験が社会に出たときに必ず役立つはずです。