当研究室では、情報技術を用いた学習支援の研究もしていますが、ここではアルゴリズムの研究について紹介します。アルゴリズムとは、問題を解いたり仕事をしたりするときの手順のことで、コンピュータに仕事をさせるためには必ずあらかじめ与えてあげる必要があります。同じ問題を解くにも、アルゴリズムによってかかる時間に天と地の差が出ます。実際、あまり工夫をしないアルゴリズムでは一億年以上かかる計算が、工夫によって一秒で解けることもめずらしくありません。当研究室では、さまざまな問題を解くための基礎となるような問題を高速に解くアルゴリズムを目指して研究しています。写真は、国際的なアルゴリズムのコンテストで研究室のチームが優勝したときの授賞式(ウィーンにて)です。