乗り換え案内、買い物推薦、ゲームの相手…。私たちの身の回りにはどこにでも「かしこい」機械があふれています。これらは、実は、少しでも良い答えを猛烈な速さで探す、という単純な方法でつくられています。我々の研究室では、このような知性を感じさせるシステムをつくるための方法(アルゴリズム)や、現在のコンピュータ上で現実的な速度で動くシステムをつくるためのさまざまな手法(実装)について研究しています。人間より上手にゲームをプレイしたり、人間が楽しめるマップを自動生成したりといったゲーム情報学、人や車の動きに関するビッグデータを利用した解析、シミュレーションなどの応用分野を中心に、人の役に立つ、人が楽しめる知性をつくることを目指して取り組んでいます。