月や惑星表面を自律探査するローバ、海上や水中を自律航行する移動ロボットなどをより遠くへ、より賢く動かすにはどうすれば良いかを研究しています。そのために、ロボットのメカニズム、電子回路、アクチュエータ、さらにセンサデータ処理や通信・制御ソフトウェアも独自に開発して実験を行っています。これらのうちどれが欠けてもロボットは動きません。ものを作って実験をすることは本当に大変で、仲間と協力し、情熱を持って取り組まなくてはとてもできません。その一方で、研究の方針を見定め、理論を構築するには数学や物理学の知識と共に冷静で理的な思考能力が要求されます。移動ロボットの研究をするには、ホットでクールでなければならないのです。我こそは、という元気の良い学生にぜひチャレンジしてみて欲しいと思います。