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野澤千絵ゼミナール<都市政策>

野澤千絵ゼミナール<都市政策>

湾岸エリアの開発動向の現地調査(選手村)

研究内容

野澤ゼミナールは2021年度で2期生を迎えました。
近年の主な研究テーマは、都市と地方が連携した都市再生・地方創生の仕組みづくり、空き家の発生予防方策と担い手支援、MAAS(≒様々な交通手段・サービスの統合化でより便利な移動を実現するための仕組み)によるまちづくり、3D都市モデルを活用した都市課題の分析、市町村間の広域連携、高経年団地のコミュニティ施策、災害ハザードエリアの土地利用コントロールなどがあります。

ゼミナール活動の進め方

立体道路制度を活用した再開発(虎ノ門ヒルズ)

基本的に、各自の問題意識・興味関心に基づいて研究テーマを自由に設定し、議論を通じて調査内容や調査手法のバージョンアップを図っていきます。
特に、ゼミナール活動を通じて、国内外の都市問題やその問題構造、新たなニーズを読み取る力、都市・地域の実態調査・データ分析等のスキル、解決方策を具体化するスキルを磨くことを重視しています。そのため、机上だけではなく、都市開発やまちづくり事例等の現地見学や実際に現場で活躍されている人物・企業にお話を伺ったり、野澤が関わるプロジェクト等に参加する機会をつくるようにしています。

卒業論文テーマの例

湾岸エリアのアクセス拠点となる東京BRTターミナル

・鉄道路線の災害リスク分析と被災後の廃線リスクに関する研究
・コロナ禍によるオフィス需要の変化と地域への影響
・クリエイティブシティ政策に対する公共投資の効果と課題
・小中学校の統廃合後の義務教育学校の立地選定プロセスに関する研究
・非主流派経済学的立場に基づくエージェントベースドモデリングの適用可能性に関する論考
・3D都市モデルを活用した緊急輸送道路沿道の都市課題分析
・空き家バンクの取り組み実態と効果~コロナ禍の前後の比較分析
・タワーマンション建設を伴う市街地再開発事業による公共貢献のあり方に関する研究