Go Forward

教育・研究×地域社会 2022年度

地域社会との連携により、課題発見・探究能力、行動・実行力といった学生の社会性を培う教育・研究活動をご紹介します。

 

Pick Up

2023/3/28 情報コミュニケーション学部 髙橋華生子ゼミナール

シンガポールとマレーシアで都市開発に関する海外実習を実施しました



 髙橋ゼミは、アジア地域における都市開発・計画の現状を学ぶため、2月21日~28日に、シンガポールとマレーシアで海外実習を行いました。大きな目的の一つが、マレーシア・ジョホール州における開発事業の進捗を確認すること。同州は、2006年に始まった一大開発プロジェクト「イスカンダル計画」の下、州都のジョホールバルの再開発と、その周辺や郊外の開発が大々的に進められています。
 開発の特徴は、投資家や事業家といったハイエンドな層の呼び込みを狙った、近代的な都市空間を作り上げていることですが、現場を訪れてみると、地元社会から断絶された空間になっている上、インフラ整備も追い付いていないなど、数々の問題が見えてきました。
 実際に自分の足を使って体感することで、歩行者への配慮に欠け、自動車ベースの富裕層に特化した開発が優先されている、こうした現実を直に理解することができ、地元の人びとにとって有用な開発とは何なのかを改めて考えるきっかけとなりました。

2023/3/28 経営学部 グローバル・サービスラーニングB(担当教員:小関隆志)

フィリピン・セブ島における海外短期ボランティア実習の事後報告会を開催しました



 3月22日、和泉キャンパス・ラーニングスクエアにて、2022年度グローバル・サービスラーニングB(フィリピン・セブ島における海外短期ボランティア実習)の事後報告会を開催しました。
 本プログラムは、現地のNGO団体の活動に加わり、山村やセブ市内の墓地で暮らす家族や、ストリートチルドレンや孤児院で暮らす子供達との交流を通して、必要な支援や取り組みについて参加者同士で話し合い、アイデアを出し合って実践することを目的としており、今年度は12名の経営学部生が参加、橋の修繕など様々な活動を行いました。
 事後報告会では、参加学生のプレゼンテーション後、実習先地域の抱える社会課題とその解決策について、それぞれの考えを発表しました。学生にとって、大学の講義では学ぶことのできない、非常に貴重な機会となりました。

2023/3/27 商学部 町田一兵ゼミ

日本税関発足150周年記念フォーラムに参加し、最優秀賞を受賞しました



 3月7日、日本税関発足150周年を記念し、「国際物流と貿易の未来を考えるフォーラム」が開催され、町田ゼミが参加、「日本経済を発展させ、日本国民の生活を豊かにする貿易とは何か」というテーマの元、「ICタグ活用による模倣品被害対策—偽物の国内流通を防ぐために—」と題して、発表しました。
 町田ゼミは、模倣品の被害が年々増加していることから、偽装品被害の中でも最も被害が深刻であるブランドバックに着目、水際で防ぐために、ICタグリーダーを税関に導入する案を提案し、6大学/専校で合計16チーム中、最優秀賞を受賞しました。
 ゼミ生はこの経験やいただいたアドバイス、フォーラム当日に知った知識などを胸に刻み、これからのゼミ活動に活かして邁進していきたいと述べました。
 

2023/3/27 商学部 町田一兵ゼミ

物流機器「パレット」の課題報告会を実施しました



 2023年3月16日、町田ゼミはユーピーアール株式会社の東京本社を訪問、課題発表を行いました。
 同社の主な取扱物流機器の一つである「パレット」(工場・倉庫・コンテナ・トラックなどの中で、荷物の保管や構内作業、輸送のために使用される薄い箱型の荷台)に関連した次の5つの課題についてゼミ内で検討、学生独自の視点から考察した結果や改善策を発表しました。
   1.パレットのレンタル化率を高めるには
   2. UPRパレットに付加価値を付けるには
   3. パレットの標準化をすすめるには
   4. パレットと労働問題
   5. パレットと社会貢献
 発表後は役員及び各部門のリーダーから貴重な意見をいただくことができ、今後のゼミ活動に弾みのつく経験となりました。

2023/3/22 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

NHK for Schoolの番組を活用した多文化共生ワークショップの実施



 岸ゼミでは、NHKサービスセンターと連携し、番組を活用したSDGs教育プログラム開発(研究代表:岸磨貴子)に取り組んでいます。このほど都内小学校にて、多文化共生をテーマとして、演劇手法を用いたワークショップを実施しました。
 子どもたちは、NHK for Schoolの『ドスルコスル』「どうする?外国の人たちとの共生」を事前に試聴、日本の多文化共生の課題の一つである「難民問題」について「知る」ことができましたが、映像で「描かれていない部分」についてはなかなか触れることができません。そこで、映像では「描かれない」社会的背景、歴史的背景、感情、関係性に目を向けることを目的に、「これから危険な旅にでる家族に、残された家族は何を持たせるか?」と問いかけ、当事者の意識で選んだものを持たせる理由を話し合ってもらいました。
 参加したゼミ生は、子どもたちの発想から多くを学び、活動を継続的に実施していくことで、多文化共生の実現は不可能ではないとし、できることをひとつでも多く実践していきたいと述べました。

2023/3/22 農学部・池田研究室 × 商学部・浅賀演習室

ラーニングスクエアでの合同ゼミで共創の学び



 商学部の総合学際演習室(浅賀演習室)と農学部の生産システム学研究室(池田研究室)が、和泉キャンパスのラーニングスクエアで合同ゼミを開催しました。
 SDGsの教育と研究に力を入れている商学部には、食の問題への関心が高い学生も多く、農学部の池田敬教授がセンター長を務める植物工場基盤技術研究センターの見学会を実施するなど、かねてより交流がありました。
 合同ゼミでは、植物工場に関連したテーマで浅賀演習室の学生が口頭発表、池田研究室の学生が聴き手となり、池田教授がコメントする形で進行。自然科学の因果関係を第一に追究する実験的研究とは異なり、学際系の社会科学の研究はさまざまな要素が複雑に関係して結論が明確でないため、議論が大切となりますが、発表内容の検証のために有効な質問も多く、自分たちがすべき研究の意義や方向性を再確認できたようです。
 プログラム終了後は、このような学びの効果の高い意義ある取り組みは継続していこうという点で合意。専門性の異なる学生同士が共創の学びを醸成しようとした今回の試みを、成功裡に終えることができました。

2023/3/17 商学部 特別テーマ海外研修科目(担当教員:東野香代子)

パリのスクールでファッションビジネスを学びました



 特別テーマ海外研修科目「フレンチファッション・プログラム」で、2023年2月11日~27日、パリに本校があるファッションビジネス・スクール、モダール学院での短期集中ファッションビジネス研修に33名の明大生が参加しました。
 パリ・ファッション業界の伝統的な職人仕事(オートクチュール、ジュエリー、香水など)やマーチャンダイジング、マーケティングの授業に加えて、NFT、メタバースといったファッションテック関連の授業や、サステナビリティを推進する団体の現場見学など、充実した内容で、この研修に参加したくて、明治大学商学部を志望したという学生も。「最高のプログラムだった。日常生活にも日本にはない学びや発見があり、刺激的だった」などの感想が得られました。

2023/3/17 商学部 特別テーマ実践科目D(担当教員:東野香代子)

【広報活動によるブランディング】成果報告会が実施されました



 特別テーマ実践科目「広報活動によるブランディング」では、1月12日、2022年度秋学期の成果報告会を実施しました。
 履修生は、明治大学商学部の公式メディア〔商学部の現場〕の記者として、商学部のブランディングにつながる編集企画、取材・インタビュー、記事執筆までを行っています。ターゲットは、大学受験を考えている受験生や高校生。商学部のユニークな学び、楽しさ、やりがいを現在進行形で体験している現役の学生が記事という形で発信しています。
実際に取材・執筆してみて、想像以上に手間が掛かることを体験したようですが、学生目線での本音をすくい上げ記事化し、商学部の魅力をできるかぎり分かりやすく紹介、商学部のブランドバリューの向上に貢献していることが伺われる報告会となりました。
紹介された内容はこちら(商学部の現場)

2023/3/16 経営学部 フィールドスタディB(担当教員:中澤高志)

長野県上田市で、「自らなりわいを創る」をテーマにフィールドスタディを行いました



 経営学部「フィールドスタディB」では、2023年3月、長野県上田市を訪問、「自らなりわいを創る」をテーマにフィールドスタディを行いました。
 最初に上田市商工観光部の方に上田市の産業や創業支援の概要などについて説明を受けた後、インターネット古本販売の大手、バリューブックスの上田原倉庫を見学、創業者の方々へのインタビュー調査を試みました。
 学生らは事前学習に加え、インタビュー相手を選んでアポイントを取るなど積極的に活動。地方都市において、雇われるのではなく、自らなりわいを創り出すことで、日々自分らしく暮らしている人々と接することにより、フィールドワークの面白さ、オルタナティブな生き方について理解を深めることができたようです。

2023/3/16 経営学部 フィールドスタディC(担当教員:中澤高志)

大分県別府市・佐伯市を訪問、「地方都市のグローバル化」他をテーマにフィールドスタディを行いました



 経営学部「フィールドスタディC」では、2022年8月、大分県別府市・佐伯市を訪問、「地方都市のグローバル化」「自らなりわいを創る」をテーマにフィールドスタディを行いました。
 温泉観光地として知られる別府市は、多くの留学生を擁する大学の存在と、インバウンド観光の活発化によって、地方都市でありながらグローバル化を肌で感じることができます。この地で現地の方の話を伺い、象徴的な場所である別府マスジド(モスク)を訪れ、多文化共生社会とは何かについて考えました。
 佐伯市では、船頭町のリノベーションについて説明を受け、現場を視察。さらに自らなりわいを創り出すことで、日々自分らしく暮らしている人々のバイタリティ溢れる生きざまに接する機会を得ました。
 事前学習から実習、そしてレポート作成までの、すべての過程において、学生は多くのことを学び、さまざまな生き方に触れることのできる機会となりました。

2023/3/15 総合数理学部 橋本直研究室

秋学期プロジェクト発表会「Puzzle Device Project」がオンラインで開催されました



 「世界を面白く・楽しいものにすること」を目標に活動している橋本研究室は、秋学期に「ハードウェアによる謎解きゲームを作る」をテーマに、ゼロからゲームを制作するという課題に取り組み、2月18日にオンラインで成果発表会を行いました。
 2年生からなる3つのチームが、秘密箱などの立体パズルをヒントに「試行錯誤しながら解いていく楽しさ」「電気的・機械的な仕掛けを組み合わせてより面白いものをつくる」をコンセプトにゲームを制作、ゲストの方に実際にプレイしていただきました。
 各ゲストともレベルの高さに感心しつつ、「世界観がしっかり表現されている」などと評価。指導教員は、「考えたものをみんなで吟味しながら完成に持っていくことがしっかりできていた」としつつも、改善点もあることを指摘し、経験を糧にしてほしいとの講評を述べました。

2023/3/14 経営学部 フィールドスタディC(担当教員:藤江昌嗣)

福島県会津若松市・喜多方市を訪問、地域中核企業の最前線でヒアリング調査などを実施しました



 「フィールドスタディC」では、2022年6 月、地域企業・産業調査をテーマに、福島県会津若松市・喜多方市を訪問、地域中核企業や行政(産業振興担当)でのヒアリング調査などを行いました。
 「産業の空洞化」が進む日本の環境下で、技術、新製品、販売方法・マーケティング等において工夫を凝らし、成果を出している国内企業4社(下記)に、直接話を伺うことができ、参加学生からは、「インターネットや文献からは得られない、現場ならではの臨場感から、多くのことを学べた」等の感想があがりました。
 実習の「到達目標」である、経営者の哲学、経営戦略、人材育成、地域産業政策等について学ぶと共に、企業現場の最前線の呼吸を体験、「ものづくりの心」を具体化する意識の形成につながる機会となりました。
 
訪問企業は以下の通りです。(順不同)
フォーク株式会社 創業約120周年の縫製工場
榮川酒造株式会社 創業約150年の酒造メーカー
はらっぱ株式会社 会津木綿の再現と継承に成功
会津天宝株式会社 会津味噌を中心とした発酵食品の製造・販売
 

2023/3/8 政治経済学部 奥山雅之ゼミナール

多摩中央公園・多摩センターパークライフショーに出展しました



 3月4日、奥山ゼミは、東京都多摩市の多摩中央公園で開催された「多摩中央公園・多摩センターパークライフショー」に出展、新しい公園の活用方法として「こどもロゲイニング」を提案し、実施しました。
 昨年12月に多摩中央公園を拠点として実施した「たま公園ファミリーロゲイニング」のスピンアウト企画で、小さいお子様でも安全に楽しくロゲイニング(地図をもとに時間内にチェックポイントを回り得点を集めるスポーツ)を楽しめるようにアレンジ。1,000名を超えるこどもたちが挑戦し、全員が見事制限時間内にすべてのチェックポイントを回ることができました。今後とも、地域の方々との連携も視野に、事業を推進していきます。

2023/3/7 政治経済学部 木寺元ゼミ

木寺元ゼミの提言が実現!焼津市「焼津”恩”泉キャンペーン」



 木寺ゼミが「大学生観光まちづくりコンテスト2022焼津ステージ」でグランプリ観光庁長官賞を受賞した提言が、この度実現化されました。
 卒業・就職など、人生の節目の3月。焼津市は、大切な方を招待して日頃の感謝の思いを伝える絶好の機会として焼津温泉を利用してもらおうと「焼津”恩”泉キャンペーン」を展開しています。これは木寺ゼミの『湯に行く親子愛』を一部実現したもの。焼津温泉の供給施設で、水(温泉)につけると書いた文字が現れる「ウォーターレター」で、普段言えない感謝の思いを伝えるアイディアなどが盛り込まれています。

2023/3/6 情報コミュニケーション学部 川島高峰ゼミナール

南魚沼市ふるさとワーキングホリデーに参加しました



 川島ゼミの学生が南魚沼市ふるさとワーキングホリデーに参加し、その様子が南魚沼市ライフスタイルマガジン「LIFE in-南魚沼だからできること」に掲載されました。
 ふるさとワーキングホリデーは2022年8月に始まり、主に首都圏在住の大学生が参加し、就労・観光を通じて地域と関わり、自らの知見を増やしていくための取り組みです。
 川島ゼミの学生はふるさとワーキングホリデーの参加を通じて「LIFE in」の企画・取材・執筆に携わりました。取り組みは下記リンク先からご確認いただけますので、是非ご覧ください。

2023/3/2 商学部 所康弘ゼミ

所ゼミ、メキシコ元日本国費留学生協会、国際協力機構(JICA)共催による国際セミナーを実施

国際セミナー(Webinar)登壇者全員による記念写真

2023年2月17日(日本時間)、明治大学商学部所ゼミ、メキシコ元日本国費留学生協会(http://amej.org.mx/home/)、国際協力機構(JICA)共催による国際セミナー(Webinar)を実施しました。
テーマは「日本とメキシコにおけるSDGs(持続可能な開発目標)」です。
当日は50名近い視聴者がオンタイムで参加し、盛況のうちに終了しました。
(セミナー動画は留学生協会のYOUTUBEチャンネルにアップされています https://www.youtube.com/watch?v=MJs_6rFX-JQ
 
当日は、メキシコ国立自治大学のVania de la Vega Shiota 先生(留学生協会会長)の挨拶から始まりました。
その後、Francisco Javier Nicolás Félixさん (JICAメキシコ事務所)が「SDGsと国際協力 ~JICAの取り組み~」というテーマで発表を行いました。
そして、明治大学所ゼミの学生(※1)が、「Sustainable fisheries and environmental conservation in Japan: The possibility of land-based aquaculture」というテーマで発表しました。 
続いて、Uriel Rodríguez Estrada先生 (タバスコ自治フアレス大学)がメキシコの海洋資源保全に関する研究発表を行いました。
その後、明治大学所ゼミの学生(※2)が、「Requirements to the sustainability of Japan’s forest management」というテーマで研究発表しました。
最後に、質疑応答が行われました。

SDGs(持続可能な開発目標)の研究や取り組みに携わる日本とメキシコの若者同士の知識交換会を行うことで、国境を越えて、この分野に関する相互理解を深めることができました。

*1: Mona Fujisawa, Risa Hiramatsu, Yuito Miyake, Naoto Amemiya, Akari Kondo, Nagi Goto 
*2: Kento Ogishima, Saya Ogimoto, Ayano Kakuda, Riko Okamoto, Sakura Saito, Mika Miyahara

2023/2/28 政治経済学部 野澤千絵ゼミ・奥山雅之ゼミ

福島県楢葉町のガバメントピッチ(新規事業報告会)に参加しました

奧山雅之ゼミナール 野澤ゼミナール

 野澤ゼミ、奥山雅之ゼミ、および地域行政学科の科目「地域研究インターンシップ」で楢葉町のインターンシップに参加したグループが、2月22・23日にJヴィレッジで開催された福島県楢葉町のガバメントピッチ(新規事業報告会)に参加しました。
 野澤ゼミから2チーム、地域行政学科「地域研究インターンシップ」から1チーム、奥山ゼミから1チームが、楢葉の町を盛り上げるという共通のゴールに向かって、楢葉の地域特性を生かし、地域課題を解決する事業案をプレゼンテーション。町の方からは「町内の人間では気づかないような学生ならではの新しいアイディアに期待している」などのコメントをいただきました。
 各チームは、他大学との連携、産学連携なども視野に、震災から11年目を迎える楢葉町など福島県浜通りのさらなる復興に向け、相互に協力しながらプロジェクトの事業化に向け取り組んでいきます。

2023/2/27 政治経済学部 奥山雅之ゼミナール

奥山ゼミが協力するマイクロツーリズムイベント「稲城ファミリーロゲイニング」が開催されました



 京王観光株式会社などが主催する「多摩地域マイクロツーリズムコンテスト」において、奥山ゼミが最優秀賞を獲得した企画の発展イベントとして、「稲城ファミリーロゲイニング」が2月23日、東京都稲城市で開催されました。郊外住宅地の課題を踏まえ、観光資源としては活用されてこなかった施設や景観をチェックポイントとして活用し、家族で楽しみながら公園などのスポットを巡ることができる新しいロゲイニング(地図をもとに時間内にチェックポイントを回り得点を集めるスポーツ)のイベントです。
 奥山ゼミは、参加者の声をもとに改善を図り、多摩地域の他の市町村へと横展開を目指していきます。

2023/2/24 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

「せたがや会議:みんなで考える多文化共生のまち」にてファシリテーターの実践



 岸ゼミでは、多様な考えや価値観、習慣、背景を持つ人たちが対話を通して価値を想像/創造できるような学習環境のデザインを実践的に学んでいます。今回、ゼミ生2名が2023年2月に「せたがや会議:みんなで考える多文化共生のまち 」(外国人住民との意見交換会)で全体のアイスブレイクとグループのファシリテーターを担当しました。
 学生らはゼミで学んだ「話しやすい場のデザイン」の実践により、多様な価値観を持つ人々の対話を引き出すファシリテーターという役割の難しさを実感しつつも、議論を通して共通の価値を生み出すことの面白さを発見するなど、今後の実践と研究につながる貴重な経験となったようです。

2023/2/22 商学部 小林尚朗ゼミ

Stepping Stone 2nd Seasonが始まっています



 株式会社スバストラジャパンは、明治大学、法政大学、駒澤大学、関西大学、順天堂大学の各ゼミ生との共同開発で進めてきたフェアトレードプロジェクト。
 2022年4月から2nd Seasonに突入した産学連携プロジェクト「Stepping Stone」にコバゼミ16期生が取り組んでいます。SDGsの各目標とフェアトレードとを結びつけたコンセプトづくりからデザインまで一貫して、大学生が企画開発した商品の数々を発表、学問目線とビジネス目線の双方から、フェアトレードの認知拡大とビジネスの拡大推進を図ることを目指しています。
 フェアトレード月間である5月の販売に向けて、広報活動や営業活動が本格化していくとのこと、今後の展開に期待が高まります!

2023/2/21 情報コミュニケーション学部 山内勇ゼミ

廃棄野菜を活用した食品の実演販売を行いました



 山内ゼミ(専門テーマ=イノベーションの経済学)は、2022年12月7日と8日に和泉キャンパスにおいて、廃棄野菜を活用した食品をキッチンカーで販売するという活動を行いました。メニュー開発から実際の販売まで、ゼロから全て学生自身が行うことで、法制度への対応や供給元の確保など、このビジネスを実施するうえでのさまざまな制約や課題が明らかになり、それらを踏まえ、実体験に裏打ちされた学術的な報告書を完成させました。廃棄野菜を提供してくださった「ファーマーズマーケット千歳烏山」様、調理場所を提供してくださった「cafe. millennium」様をはじめ、多くの方のご協力を得て成功裏に活動を終えることができました。

2023/2/20 商学部 水野勝之ゼミ

ゼミ生が林野庁「北の国・森林づくり技術交流発表会」で奨励賞を受賞



 2月14日-15日に北海道大学学術交流会館で「令和4年度北の国・森林づくり技術交流発表会」(林野庁北海道森林管理局)が開催され、水野ゼミ4年生の3名が「北海道の森林資源(アカエゾマツ・ハマナス)を活用した製品開発の検討」と題して発表しました。
 未活用資源であるアカエゾマツを使ってアロマディッシュの試作品9個を作り、北海道弟子屈町の川湯ビジターセンターで販売してもらったところ、すぐに完売。その実績の披露と、12月に東京ビッグサイトのエコプロ2022に出展した際のアンケート結果に関する考察を踏まえて報告し、「森林保全・ふれあい・地域連携部門」の奨励賞を受賞しました。

2023/2/20 商学部 富野貴弘ゼミ

本田技研工業で共同研究プロジェクトの研究成果を発表しました



 富野ゼミ(マネジメントコース)の3年生が2月13日、本田技研工業株式会社(以下、Honda)の和光ビル(埼玉県)にて、研究成果の発表を行いました。
 Hondaの2030年ビジョンである「すべての人に、『生活の可能性が拡がる喜び』を提供する世界中の一人ひとりの『移動』と『暮らし』の進化をリードする」のもと、ゼミ生たちは、「Hondaが他企業と協働してビジネスを提供するとしたら、どのような新規事業が考えられるか?」という課題に取り組んできました。発表会では、出席いただいた社員のみなさまから多くの質問とアドバイスをいただき、1年間の奮闘の締め括りとなりました。

2023/2/16 公共政策大学院 ガバナンス研究科

福島県浜通り震災復興フィールドトリップを実施、留学生が参加しました



 ガバナンス研究科英語コースでは、2月6日~7日に、福島県浜通り地域における震災復興の現実を理解するためにフィールドトリップを実施、38名の留学生が参加しました。
 1日目は避難指示によって誰もいなくなった街のすがたを目の当たりにし、解体予定の建物や被災時のまま残された消防団の建物などを視察、災害の概要について学んだあと、福島ロボットテストフィールドやナミエシンカを視察するなど、震災・原子力災害の実相と大規模復興事業の足どりを駆け足で巡りました。
 次いで2日目は南相馬市小高区の中心部をじっくりと巡り、現地の方に話を伺った後、今回のフィールドトリップでどのような「学び」があったのかを参加者で共有しました。
 学生たちにとっていちばん大きな学びは、復興における「人」の重要性で、いろいろな方々から実際にお話を伺うことにより、そこに暮らし、日々復興に取り組む人々の気概、精神の重要性を理解できたようです。

2023/2/16 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

なかのZEROと連携した小学生向け多文化共生ワークショップの実践



 岸ゼミでは、株式会社JTBコミュニケーションデザインと連携し、なかのZEROで小学生向けの英語講座の実施をはじめました。英語をはじめさまざまな言語を使いながらダイバーシティを体験していくことが目的です。初回は、ゼミ生が開発した教材を小学生向けにアレンジし、異文化体験するというものになりました。
 これは、「言葉が通じないを体験しよう!」をテーマに、フランス語を使って道案内するゲームで、日本人がフランスの地に赴き、フランス人の道案内を頼りに目的地到達を試みるというもの。学校の英語の授業のような堅いイメージを払拭し、遊びながら楽しく多言語を学べるコンテンツで、ゲームを通じて「外国人の心情理解」と「言語習得」につながる機会となりました。

2023/2/15 理工学部 建築・アーバンデザイン研究室(佐々木研)

日本橋にて朝の清掃活動に参加しました



 2023年2月3日、日本橋にて東京建物株式会社が主導する朝の清掃活動に、研究室メンバー4名が参加しました。昨年10月に実施した中央通りにおけるベンチ設置の効果検証を機にお声がけいただき、研究室としては今回が初めての参加となります。
 清掃は朝の通勤時間帯に行い、普段は見過ごしてしまう人や街のリアルな部分を見ることもできました。
 今後も地域に根差した活動へ積極的に参加し、地域への理解をより深めていきたいと思います。

2023/2/13 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

長野県庁主催の「しんしゅうやさしい日本語大会」に招かれ、活動報告を行いました



 山脇ゼミが山脇啓造教授と共に、2023年1月29、30日に長野市を訪問しました。
 初日は、長野県庁主催の「しんしゅうやさしい日本語大会」でのやさしい日本語の普及活動について報告。この大会は、長野県におけるやさしい日本語の普及をめざして長野県庁が初めて企画したオンライン・イベントで、長野県内外から約100名の視聴者が参加しました。2日目には、長野県多文化共生相談センターを訪れ、センターの相談業務や、長野県内の日本語教育の取り組みについても伺いました。
 参加した学生たちは合宿を通して、これまでの活動の振り返りに加え、新たな知見を得ることができ、それぞれの立場から今後の活動への意気込みを語りました。

2023/2/10 理工学部 建築計画・設計研究室(田中研)

2022年度の南原小学校出張授業



 建築計画・設計研究室は2022年12月6日、川崎市立南原小学校で出張授業を行い、5年生を対象に自身の住む地域がどういった地形にあり、それがどのように防災に貢献しているのかについてプレゼンしました。
 授業では3Dスキャナーで計測した点群データから作成した映像や断面図、レーザー加工を利用した敷地模型などを用いて水害の仕組みを説明、そうした水害に対し南原小学校はどういった特徴を持つのかを説明していきました。さらに、実際に研究で用いている機材、模型、大判の断面図などを自由に見たり、直に触れる時間を設け、子供たちと普段の生活の様子を交えながら地域について理解を深めていきました。
 学生にとっては出張授業を通して研究の意義を再確認でき、また幅広い方々へ情報を提供するという貴重な経験ができた一日でした。

2023/2/10 理工学部 建築計画・設計研究室(田中研)

生田小学校下校庭イベント「思いっきり外遊び」(冬期)に参加しました



 建築計画・設計研究室は2022年11月27日、多摩区こどもの外遊び交流委員会主催の「思いっきり外遊び」に参加しました。このイベントは年に2度、夏期と冬期に行われており、季節にあったアクティビティを体験できるもので、同研究室は、夏期に引き続いて参加、家具の設置をしました。
 今回は夏期にも用いた「竹のハンモック」に補強を施して設置。遊び疲れた子どもや見守る親御さんの休憩所のような場所を想定していましたが、実際は利用時間の半分以上が遊び場として機能していました。座ることを想定されていたハンモックは子どもたちが立って揺らすことによりブランコのような役割を持ち、むしろ賑わいのある場となっていました。
 学生らはイベントを通して、自分たちが想定できないようなアクティビティや使い方、適したスケールなど様々なことを学び、今後の研究室プロジェクトに活かせる経験ができたようです。

2023/2/8 理工学部 建築・アーバンデザイン(佐々木宏幸)研究室

りんごの木の案内板とオブジェをリニューアル



 WITH HARAJUKU 3階テラスには、渋谷区と飯田市座光寺の防災協定により贈られたりんごの木が植えられています。佐々木研では、このりんごの木の案内板とオブジェを、2022年12月にリニューアルしました。
 案内板は飯田市の材木屋さんからご厚意でいただいた杉の一枚板をもとに、新たに制作、りんごのオブジェは傷ついた部分を修復し、各ネームプレートの横に設置しています。
 今後も原宿から二都市間の交流を発信していきますので、是非現地でご覧ください!

2023/2/7 政治経済学部 野澤千絵ゼミナール

「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』チャレンジアワード」で環境大臣賞



 環境省が主催し、福島県と福島県教育委員会共催で実施された「いっしょに考える『福島、その先の環境へ。』チャレンジアワード2022」の表彰式が2022年11月26日、福島県の双葉町産業交流センターで行われ、野澤ゼミの学生が、大学生・若手社会人の部で最優秀賞にあたる環境大臣賞などを受賞しました。
 このアワード(賞)は、福島にゆかりや関心のある若者たちによる環境施策の提案や、福島の復興・希望ある未来を創造していくためのアイデアや取り組みなどを広く募集し、優れたものを表彰するという企画。野澤ゼミから2チームがエントリーし、楢葉町でフィールドワークを実施するなど、分析・議論しながら政策提案をまとめ上げ、それぞれ環境大臣賞受賞と入賞を果たしました。

2023/2/7 商学部 所康弘演習室

メキシコ大使館で出版記念講演会を行いました



 2022年11月11日、所康弘ゼミは、駐日メキシコ大使館で出版記念講演会を実施しました。これは、所ゼミ生とグアダラハラ大学(本学海外協定校)の学生・教員らで執筆した論文(英語/スペイン語)をおさめた書籍(総337頁、全10章)が海外出版されることを記念して、開催されたものです。
 書籍タイトル(英訳、原著はスペイン語)は、「Sustainable Development Goals(SDGs)and Environmental Protection:Challenges and Perspectives in Mexico and Japan」。持続可能な開発目標の実現にむけて、両大学の学生・教員らがともに研究を行い、オンライン国際セミナーを通じて、ともに議論し、記念講演会で学生らが研究成果を発表しました。

2023/2/6 商学部 菊池一夫ゼミ

全日本空輸株式会社(ANA)とのマーケティング共同研究の成果報告会を実施



 菊池ゼミの10期生は2023年2月1日に明治大学駿河台校舎アカデミーコモンにてANAとのマーケティング共同研究の成果報告会を実施しました。今年度のテーマは「新しい旅の形」と「新規事業提案」です。
 菊池ゼミは3グループに分かれて、デザイン思考をもとにしてテーマに取り組んで発表し、ANAの参加者の方との質疑応答を行いました。
 学生らはデザイン思考をもとにした案出に苦戦しながらも、新規事業にやりがいを感じ、議論を重ねることで納得のいく発表につなげられたようです。

2023/2/2 政治経済学部 下斗米ゼミ

UNNAMEDSERVICE創業者の三輪典行さんをお招きして特別講義を実施しました



 下斗米ゼミナールでは1月23日(月)に、主に中小企業のコンサルティングで活躍されているUNNAMEDSERVICE創業者の三輪典行さんをお招きして、特別講義を行いました。
 「次のステージを目指す中小企業の唯一無二をつくる」をミッションとして掲げる同法人の代表である三輪さんのお話は、確かな経験に裏打ちされ、自分の物差しに従って選ぶことの大切さを学生に問いかけるものでした。いよいよ就職活動の時期を迎えることになる3年生にとっても、失敗を恐れず前へ進むための、唯一無二の経験となったようです。

2023/1/31 商学部 特別テーマ実践科目(担当教員:中川秀一)

京王線沿線商店街 現地調査実習報告会を開催しました



 商学部で開講されている特別テーマ実践科目B「フィールドワーク調査法」で実施した京王線沿線商店街の現地調査実習の報告会を開催しました。
 学生は、都市部の都市機能や地域文化と共にある商店街に着目し、商店街の歴史や現状、課題、商店街と周辺の住宅街の関係性を明らかにすることをテーマにヒアリング調査を実施。1月12日に、商店街活性化やまちづくり活動のコンサルティング等をされている樋代佳一様(株式会社ビックス 執行役員)をお招きして、調査結果などについて発表しました。詳細は「商学部の現場」からご覧ください。

2023/1/26 商学部 所康弘演習室

地球の反対側の人々とSDGsを考える ~PUENTE(プエンテ)の編集制作



 2022年度、所康弘演習室では、日本における「持続可能な開発のための目標(SDGs:Sustainable Development Goals) アジェンダ2030」の取り組みについて、複数のテーマを取り上げて、研究を進め、研究過程とその成果の概要を冊子にまとめました。 冊子名の「PUENTE(プエンテ)」は、スペイン語の単語で、日本語では「かけ橋(KAKEHASHI)」という意味です。若者・学生の目線で、SDGsの様々なテーマに関する研究を進め、それを日本のみならず、ラテンアメリカ・カリブ諸国の人々に発信することを目的にしています。  
 今年度は6つのグループに分かれて、それぞれの問題意識のもと、SDGsの17の開発目標の中から項目を選び、テーマを絞り込んで、論点を掘り下げていきました。詳細は下記「商学部の現場」からご覧ください。

2023/1/26 政治経済学部 川嶋周一ゼミ

慶応義塾大学法学部、東京大学法学部、法政大学法学部の学生と合同ゼミを実施

基調講演会の様子

 川嶋ゼミ(国際関係史)は、2023年1月14日に明治大学リバティタワーにおいて、慶応義塾大学法学部の細谷雄一ゼミナール(西洋外交史)、法政大学法学部の宮下雄一郎ゼミナール(国際政治史)、東京大学法学部の板橋拓己ゼミナール(国際政治史)、慶応義塾大学総合政策学部の鶴岡路人ゼミナール(国際安全保障)との合同ゼミを行いました。
 この合同ゼミは、ヨーロッパ国際関係を専攻する教員同士で2017年度から開始、今回ウクライナ戦争をテーマとして、5回目の開催となります。最初に、NATO/欧州国際安全保障研究者で慶応義塾大学総合政策学部の鶴岡路人准教授による、ロシア=ウクライナ戦争を国際政治学理論を援用して整理・考察する基調講演の後、四大学の計76名の出席者が8つのグループに分かれて、この戦争の本質を考えたうえで、ウクライナ戦争で国際秩序がいかに変化するか、変化しない側面も含めて抽出するという議題に挑みました。

2023/1/26 経営学部 原田将ゼミ

6期生がフィールドスタディDでCalbee Future Laboを訪問しました



 原田ゼミでは、2022年12月21~24日にフィールドスタディD(FSD)という授業の一環で、広島にあるCalbee Future Laboを訪問、事前に頂いていた課題について、4つの班に分かれてプレゼンテーションを行いました。課題は「原田先生の知らない健康の世界」をテーマに、今学生が注目する魅力的かつ成功している”健康”にまつわる商品やサービスの紹介と、その動画の作成でした。
 各班、約3か月にわたる準備の成果を15分のプレゼンに詰め込み、終了後はグループに分かれて、フリーディスカッションを行いました。その後、新規事業開発部・マーケティング本部の方々から直接お話を伺うことができ、今後の学びの励みとなりました。
紹介された内容はこちら(大学HP)

2023/1/25 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

横浜市立上飯田小学校の児童を対象にワークショップをオンラインで行いました



 山脇ゼミは、1月20日に横浜市立上飯田小学校6年生の2クラスを対象に、アンコンシャス・バイアスをテーマとしたワークショップをオンラインで開催しました。目的は、身近に隠れているアンコンシャス・バイアスへの理解を深め、行動を変えるきっかけを作ることで、前半は概要や事例ついて紹介し、後半はグループに分かれて、身近にあるアンコンシャス・バイアスについて、その問題点を考え、今後どのように行動すべきかについてディスカッションを行いました。
 また、この問題に関連してやさしい日本語についても紹介し、日本語学習者等とのコミュニケーションについても考えることができました。

2023/1/24 情報コミュニケーション学部問題分析・解決 牛尾奈緒美ゼミナール

二子玉川駅前の公共喫煙所を「つなぐ喫煙所」にリニューアル



 明治大学情報コミュニケーション学部の牛尾奈緒美ゼミに所属する学生たちが、JTや地元自治体と連携し、東京・世田谷区の東急田園都市線二子玉川駅前にあった公共喫煙所を、地域の情報を発信したり、地場の素材を活用したりする「つなぐ喫煙所」に改修するプロジェクトに取り組んだ。

2023/1/23 商学部 F&I

全国学生保険学ゼミナール全国大会で、藤井陽一朗ゼミと中林真理子ゼミのチームがMIP・MNPを受賞



 12月3・4日、2022年全国学生保険学ゼミナール(以下RIS)全国大会(会場:慶應義塾大学)に商学部のゼミナールが参加しました。RISは、リスク・保険、その関連領域を学ぶゼミナールを中心とする合同研究発表会で、全国14大学18ゼミナールから25チームが参加、各チームの報告後は、他大学学生による討論や教員・実務家と発表者間での質疑応答が活発に行われました。
 MIP(Most Impressive Presentation)は参加ゼミナールの投票によって、MNP(Most Notable Presentation)は実務家の参加者の投票によって、最も印象に残ったプレゼンテーションを決定し、表彰するもので、今回、藤井陽一朗ゼミ1班がMIPを、同ゼミ2班と中林真理子ゼミ1班がMNPを受賞しました。

2023/1/23 政治経済学部 倉地真太郎ゼミ

原田謙介さんの講演会を開催、子育て支援政策についてディスカッションを行いました



 倉地ゼミは、1月18日に若者と政治参加の活動で知られる原田謙介さんをゲストとして招き、講演会を開催しました。
 講演では原田さんがなぜ若者の政治参加を促す活動に取り組んできたのか、その後どのようにして政治家を志すようになったのか、といった経緯について語りました。講演後、ゼミ生と子育て支援政策についてディスカッションを行い、多様なニーズへの対応の仕方、ケアの担い手をどう確保するか、地域間格差の実態について、原田さんの経験や政策を交えながら議論をしました。
 普段のゼミでは財政学の視点から政策について研究をしていますが、実際にそれを政治の場につなげるには何が必要なのか、理解を深める貴重な機会になりました。

2023/1/20 商学部 菊池一夫ゼミ

NEXCO中日本との成果報告会で発表



 1月18日、NEXCO中日本東京支社(虎ノ門)にて同社と菊池ゼミのマーケティング共同研究の成果報告会が行われました。NEXCO中日本および中日本エクシスの経営幹部やスタッフの方々が参加、菊池ゼミは3グループに分かれ、海老名サービスエリアの一般道からの集客策として、周辺の高齢者をターゲットに海老名SAに習慣化して訪問する施策、Z世代の女性に焦点を当てた施策、親子関係に着目して海老名SAを活用する施策をそれぞれ報告しました。
 各グループの報告後に活発な質疑応答が行われ、最後にNEXCO中日本事業開発・推進本部長の片岡慎一取締役が、実際の消費者の声やデータ分析を反映しており、ユニークな案に関しては今後社内で実行可能性を検討していきたいと述べられました。
紹介された内容はこちら(大学HP)

2023/1/19 政治経済学部 奥山雅之ゼミ

企業2社のパーパスおよびパーパスステートメント案を策定



 奥山ゼミが、エス・エー・エス株式会社(港区、代表取締役 青山 秀一氏)、株式会社佐藤製作所(目黒区、取締役社長 佐藤 隆之氏)との産学連携により、2社のパーパスおよびパーパスステートメント案を策定しました。
 パーパス(purpose)とは「企業の存在意義」を短い言葉として表したもの、パーパスステートメントはパーパスを簡潔な文章にしてまとめたもので、これらを経営の基軸に置く「パーパス経営」が社会的にも注目されています。
 奥山ゼミは、SDGsやCSR(企業の社会的責任)の知識を活かして、昨年6月から準備を開始。資料分析、経営陣および社員へのインタビュー、若手社員とのフィールドワークなどを経て、1月12日に開催された成果発表会では「想定以上の完成度だった」「今後のパーパス経営に活用したい」といったコメントがあがりました。

2023/1/16 商学部 菊池一夫ゼミ

明大生が、かつお節やだしのマーケティング施策を提案!マルトモ株式会社と共同プロジェクトを実施



 菊池ゼミと同志社大学商学部上田雅弘ゼミは、マルトモ株式会社と共同で「マルトモ杯マーケティング施策コンペ」を実施。和食文化の継承を担う同社の商品に対して、学生の新たな視点で新施策を提案することを目的に、「海外にかつお節やだし文化をアピールする施策」「誰もがわくわくするだしの素30周年の仕掛け」などの課題に挑みました。
 12月16日には、駿河台キャンパスにおいて、コンペ形式の共同研究報告会が開催され、両ゼミの学生が合計8チームに分かれ研究成果を発表、主に「実現可能なアイデアかどうか」という観点で評価がされ、菊池ゼミは「ライバルを出し抜く恋かつお」というアイデアで、「学食とコラボし、学食からECサイトに送客する際に学生の恋愛や食生活への質問に回答する」という仕組みを提案し、最優秀賞を受賞。また、「たしおぶし」というアイデアで、かつお節を活用したダイエット方法の提案で優秀賞を受賞しました。

2023/1/16 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

杉並区立新泉和泉小学校と横浜市立相沢小学校でワークショップを開催しました



 山脇ゼミは、2022年12月2日に杉並区立新泉和泉小学校4年生を対象にやさしい日本語ワークショップを対面で開催しました。目的は、多文化共生について関心を持ち、やさしい日本語の理解を深め、それを実践できるようになってもらうことで、今回はお正月をテーマに、やさしい日本語をどう使えば良いのかを小学生と大学生が一緒に考え、やさしい日本語をテーマにしたラップ「やさしい せかい」を一緒に歌いました。
 続いて、翌週の12月5日、横浜市立相沢小学校6年生を対象にした多文化共生ワークショップをオンラインにて開催しました。アンコンシャスバイアスというテーマについて、グループに分かれてディスカッションを行い、相手の立場に立って考えるという基本的な多文化共生の姿勢について改めて考える機会となりました。
 参加した子どもたちからは積極的な意見や感想が得られ、ゼミ生にとっても、今後のゼミ活動にはずみのつく、充実のワークショップとなったようです。

2023/1/13 国際日本学部 佐藤郁ゼミ

中野区のPRポスターを制作しました



 佐藤ゼミでは、中野区の地域活性化・プロモーションをテーマにした、産官学連携によるプロジェクト活動を毎年実施、2022年度は「若者が考える中野の都市パーソナリティとは~都市の個性を探し、磨き、伝えるために」をテーマに、PRポスターを制作しました。
 ゼミ生は、プロジェクト連携企業である東京シティアイでのフィールドワークや中野区観光情報サイト「まるっと中野」の区民レポーター活動、フィールド調査等を経てポスターを制作。12月14日(水)にコンペ形式で最終プレゼン大会を行い、厳正な審査の結果、「中野から、はじめよう。〜中野を都会進出の足がかりに!」が最優秀賞に選ばれました。
 制作したポスターは、東京駅丸の内の観光インフォメーションセンター「東京シティアイ」(JPタワー地下1階KITTE内)等で今春展示される予定です。

2023/1/11 公共政策大学院 松浦研究室

Misono2050プロジェクトで浦和美園駅周辺地区のサステナビリティ(持続可能性)向上へ

地域住民とオランダの研究者が参加したワークショップ 地域住民のためのスマートホーム街区見学会

 浦和美園駅周辺地区(さいたま市緑区)のサステナビリティ(持続可能性)の向上のため、トランジション・マネジメント(移行管理)というオランダ発の方法論を利用。サステナブルな2050年の浦和美園を先取りする地区内のフロントランナー(先駆者)にスポットライトを当てることで、地区住民の行動変容加速を実証。具体的にはこれまで、アーバンデザインセンターみそのと連携し、住民を主な対象とするセミナー、国際化加速のための明大留学生との交流イベント、電気自動車の展示を含む「まつり」を開催。
► Misono2050プロジェクトHP  

2022/12/23 政治経済学部 藤本穣彦ゼミ

国土総合研究機構観光まちづくり研究会と合同ゼミを開催



 藤本ゼミでは12月16日(金)に、国土総合研究機構観光まちづくり研究会と合同ゼミを開催しました。同研究会は、建設コンサルタント3社、日本工営株式会社、株式会社建設技術研究所、パシフィックコンサルタンツ株式会社が結成した研究会で、今年5月に藤本先生が執筆に参加した『交流まちづくり——サステイナブルな地域をつくる新しい観光』(学芸出版社)を公刊しました。
 合同ゼミのテーマは、「人が繋がり、心が豊かになるまちを、いかにつくることができるか?」で、プロとしてまちづくりに携わっている方のお話を聞き、ゼミ生からは「本質的なものを見失わずに、地域の魅力を引き出していきたい」などの意見が寄せられました。

2022/12/23 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

第10回なかの多文化共生フォーラムを開催しました



 山脇ゼミは、12月7日に「第10回なかの多文化共生フォーラム〜多様性のあるやさしいまちを目指して〜」をオンライン形式で開催しました。
 開催10年目の今年度、第一部では山脇ゼミの活動報告と、11月に行われた東京都主催「ダイバーシティ・プレゼンコンテスト」で6連覇を果たしたプレゼンテーションの発表を行いました。第二部では、芝園団地自治会事務局長の岡﨑広樹様、アクラス日本語教育研究所代表理事の嶋田和子様とのパネルディスカッションと、「協働体験を通した多文化共生」をテーマに、国や文化の違いにとらわれない継続的な関係性を構築していくためにはどのような心構えと行動が必要か、参加者の皆さんと意見交換を行い、「協働」の広がりを実感できる場となりました。
► 山脇ゼミTwitter 

2022/12/23 情報コミュニケーション学部 国際交流(インドシナ)(担当教員:川島高峰)

国際交流(インドシナ)プログラムの報告会が行われました



 国際交流プログラム「国際交流(インドシナ)」の参加学生たちが、10月23日に行われた明治大学ホームカミングデーにて報告会を行いました。
 同世代の東南アジアで日本語を学ぶ学生との交流を通じて文化の多様性を理解し、それらを尊重することを学ぶ本プログラムは、2022年度は現地派遣・受入を伴わないオンライン交流プログラムとして開講、本学部から18名、東南アジアの各協定校からは、3カ国5大学の学生26名が参加し、お互いの文化と言語、環境問題やSDGsなどについて学びました。当報告会がプログラムの最終回となり、学生たちには修了証が授与されました。

2022/12/20 経営学部 小関隆志ゼミ

地域の空きスペースを有効活用して子どもの居場所づくり





 小関ゼミ3年社会教育班は、「子どもの問題解決に大学生が関わる意義」というテーマで研究活動を進めています。今回、多摩ソーシャルデザインセンターさん(以下、多摩SDC)の活動に参加しました。
 多摩SDCさんは、地域コミュニティの活性化を目指す中で、子どもの居場所づくりを1つの目標に掲げています。地域の空きスペースを有効活用する「子どもフェス」を計画・実施しました。当日は約60人の子ども達が遊びに来てくれた他、大学生自身も子どもとふれあうことで得られる気づきや学びがあり、充実した時間を過ごすことができました。

2022/12/21 国際日本学部 横田雅弘ゼミ

700人が多様性を体感「ダイバーシティ・フェスタ」

ヒューマンライブラリー参加者紹介パネルと横田教授

 横田ゼミが企画・運営を行った「ダイバーシティ・フェスタ2022」が、11月13日に中野キャンパスで開催されました。キャンパスが所在する中野区で暮らす・働く・学ぶ人たちの多様性を受け入れ、誰もがありのままの自分で生きやすいまちになることを目的として企画され、個別に活動してきた多様なマイノリティ当事者団体や個人、多様性の受け入れに関心を寄せる企業、学校、NPO、行政などが参加して実施されたもの。中野区で活動する団体など約30団体が参加し、セミナーやワークショップ、シンポジウム、障害体験などが開催され、約200人の参加に加え、当日は500人を超える来場がありました。
► 横田ゼミInstagram 

2022/12/20 経営学部 フィールドスタディB(担当教員:菊地端夫)

地域の潜在力を活かしたまちづくり:尾道市を事例に



 経営学部「フィールドスタディB」では、広島県尾道市における空き家や空き店舗を活用したまちづくりを題材に、知見や資料の収集、それに基づくレポートの作成という一連のプロセスを経験することを目的としてフィールドワークを実施、12名が参加しました。
 尾道は今回参加した学生全員にとって初めて訪れるまちでしたが、迷路のように入り組んだ路地や坂道を歩きながら「箱庭的都市」と呼ばれる美しい景観と、またそれを守りつないでいこうとする地元の熱心な取り組みに触れ、地域が点から面へと再生していく具体例を学ぶことができました。

2022/12/19 農学部 野菜園芸学研究室(担当教員:元木悟)

出品した人参が第23回万福寺人参品評会において努力賞(代表:佐藤来夢さん)とユニーク賞(代表:宮本菜々子さん)を受賞しました



 第23回万福寺人参品評会(主催:里山フォーラムin麻生/麻生区生涯学習支援課)が、12月18日に川崎市麻生区で開催され、農学部農学科・野菜園芸学研究室が半年間育てた万福寺人参を出品しました。同研究室(代表:佐藤来夢さん(農学部4年)および宮本菜々子さん(大学院農学研究科博士前期課程2年))が出品した万福寺人参は、出品(収穫物)のなかでは長くて重い人参であり、形もユニークであったことから、30を超える出品のなかから、それぞれ「努力賞」および「ユニーク賞」を受賞しました。
農学科HP 

2022/12/19 農学部 政策学科・農学科

神奈川産学チャレンジプログラムで農学部生3チームが入賞しました



 12月12日(月)、一般社団法人神奈川経済同友会が主催する「第18回神奈川産学チャレンジプログラム」の表彰式が開催、農学部から参加した4チームのうち最優秀賞に2チーム、優秀賞に1チームが選出され、うち最優秀賞の本所ゼミ古谷チームは、約500名が参加する表彰式会場でプレゼンテーションを披露しました。
 神奈川産学チャレンジプログラムは、産学連携による学生の人材育成を目的とした課題解決型研究プログラムです。18回目となる今回は、参加企業32社、参加大学19校、参加学生数182チーム879名でした。本学農学部は第2回より参加、今回は4月に学内で公募し、4チーム20名の学生(2・3年生)が参加しました。

2022/12/16 商学部 水野勝之ゼミ

京都のイベント「京都の中心で愛を叫ぶ~京チュー2022~」をサポート



 水野ゼミ2年生嬬恋班は「結婚率の向上」「離婚率の低下」をコンセプトに、地域活性化をサポートするべく、2022年12月11日(日)京都の梅小路公園で開催されたイベント「京都の中心で愛を叫ぶ~京チュー2022~」(主催:日本愛妻家協会京都支部他、共催:明治大学商学部水野勝之ゼミナール他、後援:京都新聞他)に参加しました。男性が女性に愛を叫ぶのは京都で初の試みとか。学生たちも新たな企画として「愛を込めた願いの短冊をクリスマスツリーに飾ろう」を考案し、京チュー2022脇で実行、自分たちの用意したクリスマスツリーに京チュー参加者やイベント来場者が書いた短冊を飾ってもらいました。

2022/12/15 国際日本学部 琴仙姫ゼミ

琴ゼミ生のアート作品の学内展示「How is it going ?」と「教養講座B作品展」を明治大学中野キャンパスで開催

「How is it going ?」展示コンセプトが記されたポスター

 琴ゼミでは、学生たちのクリエイティビティーを発揮して分かち合うために、学内展示を定期的に開催しています。英語で行われるゼミで、半分以上は留学生というインターナショナルな環境下、展示される作品も、現代の社会を反映する国際色豊かな力強い作品が集まっています。教養講座Bを受講している学生の作品もあわせて展示しています。
   【会期】  12/8 (Thu) - 23 (Fri) 9 AM 〜 7 PM
   【展示会場】明治大学中野キャンパス1階
         - アトリウム
         - ジョーブース
 

2022/12/15 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

東京都主催のダイバーシティ・プレゼンコンテストで最優秀賞を受賞しました



 11月20日、東京都が主催したプレゼンコンテスト「ダイバーシティー&インクルージョンー大学生が考える東京の未来ー」が東京国際フォーラムにて開催、山脇ゼミからは3年生5名が参加し、「第三者返答」の問題を提起して、最優秀賞を受賞しました。
 本プレゼンコンテストは、「ヒューマンライツ・フェスタ東京2022」の一環として行われたもので、様々な背景や価値観を持つ人が、違いを認め合いながら共に交流し、支え合う共生社会「インクルーシブシティ東京」を実現するために効果的な取り組みについて各チームが東京都に提言をすることを目指したイベントで、山脇ゼミは、2017年以降、6年連続の最優秀賞受賞となりました。

2022/12/8 情報コミュニケーション学部 髙橋華生子ゼミ

社会貢献のパン、クッキー、ケーキを販売します



 髙橋ゼミは、世田谷区にある障がい者の就労施設と連携して、12月12日(月)~16日(金)12:00~13:30、和泉キャンパス第一校舎前の特別ブースで、手作りのパンやお菓子を販売します。
 「SDGs(持続可能な開発目標)」の推進が掲げられるなか、障がい者の方が自分らしく働くことができる環境づくりの重要性が高まっています。この課題に取り組んでいる就労施設は、障がいをもった人たちに就業の機会を提供しながら、かれらの社会進出と自立を後押ししています。
 今回のパンやお菓子も、そうした施設で一つ一つ作られているものです。既製品とはまた異なる、優しい味の、とても美味しいパンやお菓子ですので、是非ともこの機会にお立ち寄りください。
紹介された内容はこちら(大学HP)
► 基礎ゼミナール(1年生)紹介[髙橋 華生子]

2022/12/7 政治経済学部 奥山雅之ゼミ

マイクロツーリズムイベント「たま公園ファミリーロゲイニング」を企画・運営

公園ロゲイニングの様子

 奥山ゼミが、12月3日、東京都多摩市で開催されたイベント「たま公園ファミリーロゲイニング」を企画・運営しました。本年2月、京王観光などが主催する「多摩マイクロツーリズムコンテスト」において本企画が最優秀賞を受賞したことを受けて実用化したものです。
 郊外住宅地を有する都市における課題を踏まえて、これまで活用されてこなかった公園や歩車分離空間を観光資源として捉え、ロゲイニング(地図をもとに時間内にチェックポイントを回り得点を集めるスポーツ)のチェックポイントとして活用、家族揃って楽しみながら公園を巡ることができる新しい観光イベントです。公園が多く、安全で住みやすい多摩市の良さをPR、将来的には同市への住み替え促進にも貢献します。

2022/12/7 商学部 町田一兵ゼミ

「たまごプロジェクト2022」で物流における梱包プロセスを体験



 町田ゼミでは、11月19日、物流や交通の現状や問題・解決策について学ぶ一環として、梱包プロセスの体験を目的に、京都橘大学の桑ゼミ、目黒大学の劉ゼミと共同で「たまごプロジェクト2022」を行いました。 生たまご10個を個人の自由な発想のもとで梱包、相手のゼミ生に送り、作品の完成度を「重さ」「サイズ」「外観の完成度」「梱包のユニークさ」「有効かつユニークな梱包素材」「環境への配慮」「材料の入手のしやすさ」「梱包の簡単さ/外す際の手間」「破損状況」「たまごの取り出した状態」の10基準に基づき評価してもらうものです。学生らは環境に配慮しながら完全な状態でモノを運ぶ難しさを体感、「配送中の破損を配慮しすぎるあまり過剰梱包になってしまう」トレードオフの関係を再認識し、「小さく、軽く、かつゴミの少ない梱包でも工夫次第で破損を防ぐことができる。」ことを発見できたようです。

2022/12/6 情報コミュニケーション学部 南後由和ゼミ

プロジェクト第2弾!『Tokyo Scope 2022——脱皮する都市』出版のお知らせ



 南後ゼミでは、昨年度から武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科有志と協働し、社会学・都市論の視点と、デザインの視点とを掛け合わせ、東京への新たな見方を提示することを狙いとした出版プロジェクト「Tokyo Scope」プロジェクトに取り組んでいます。学生自ら企画、リサーチ、執筆、デザイン、編集、販売などを手掛け、昨年度の第1弾に続く第2弾の今年度は、『Tokyo Scope 2022——脱皮する都市』を出版しました。
南後ゼミ 

2022/12/5 政治経済学部 木寺元ゼミ

日本公共政策学会の学生政策コンペで最優秀賞を受賞



 日本公共政策学会と三重県南伊勢町の共催による「日本公共政策学会・公共政策フォーラム学生政策コンペ2022 in 南伊勢」が11月19日、20日に南伊勢町町民文化会館で開催され、慶應義塾大学、法政大学、関西大学など全国の大学から100名を超える大学生が参加する中、木寺ゼミが最優秀賞の「日本公共政策学会長賞」を受賞しました。
 テーマは「地域の活力につながる産業の活性化」。廃校の利活用を通して地域住民の居場所を創出する「Livingほはら」で、産業の活性化と地域の活力の両面から政策を提案、食と農を通した政策プランで域内の経済循環を生み出すと共に、地域住民の交流を促進する拠点を創出し、「共創」によるまちづくりを目指します。

2022/12/1 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

国際交流を超えた多文化共生イベント「ちえるあるこオリンピック」を開催しました



 山脇ゼミは、11月12日、中野区最大級のお祭りである「中野にぎわいフェスタ」に参加、中野区の区民公益活動の助成により、多様な人々が楽しく協働を体験するイベント「ちえるあるこオリンピック」を開催しました。
 当日は、酒井直人中野区長をはじめ、国籍や年齢を問わず、総勢177名の方々がご来場。多くの小さな子どもを連れたファミリーにご参加いただきました。
 たくさんの色が合わさって、色鮮やかな虹ができるように、さまざまな人の個性を活かして、より最高のイベントをつくりたい!との思いから、エスペラント語で「虹」を意味する「ちえるあるこ」を通して大切にしていることは「協働」です。異なる背景を持つ人々が、互いの違いを知り合うだけの「交流」にとどまらず、一人ひとりが個性や強みを活かし、みんなで一つのことをやり遂げる「協働」が、多文化共生社会につながるのではとの思いから実現しました。
山脇ゼミTwitter 

2022/11/30 理工学部 建築・アーバンデザイン(佐々木宏幸)研究室

SOCIAL INNOVATION WEEK 2022



 11月8日から13日までの期間、渋谷未来デザインが主催するイベントSocial Innovation Week Shibuya が開催されました。
 研究室では、4度目の参加となる本年度、原宿神宮前エリアにおける自転車課題について10月にアンケートを実施、「はしる / とめる / まもる / いかし・つなぐ」の観点で地元住民の方を対象に自転車環境を調査しました。この結果を受け、歩行者とモビリティとの共存が重要である事を見出し、この共存をテーマにFDSの皆様と公共空間整備に向けて取り組む社会実験ユニットsoupleの田村代表と議論を交わしました。実際に自転車に乗る人や来街者など幅広い対象への調査の必要性を再確認し、短期から長期の段階的なビジョンを見据える事ができた会となりました。
SIW2022HP

2022/11/29 政治経済学部 小早川周司ゼミ

4大学合同でオンライン形式でのインゼミを開催



 小早川ゼミでは11月12日(土)、愛知大学、同志社大学、立命館大学、早稲田大学と合同でオンライン形式でのインゼミを開催しました。
 当日は、最近の金融経済に関するテーマを中心に各大学から合計10本の発表と活発な議論が行われました。同ゼミからは2チームが参加、地域通貨「せたがやPay」の現状や課題について実地調査に基づく分析の発表と、都内の小学生を対象とした金融リテラシー教育について発表を行いました。
 参加した学生からは、ほかの大学の学生が関心を持つテーマについても知識が広がり、大いに刺激になったとの声が多く寄せられました。
小早川周司ゼミナール<金融論> 

2022/11/25 政治経済学部 森下正ゼミ

「ちちぶアンバサダープロジェクト(ちちぶの広報部)」で秩父の魅力を発信中



 「ちちぶアンバサダープロジェクト(ちちぶの広報部)」に、森下ゼミ(中小企業論)の学生10名が参加しました。
 近年、秩父地域では進学や就職のために地元を離れる若者が多く、若年層の人口流出が問題となっています。秩父地域には世界に誇る優れた技術を有する企業が多数ある一方、そのことが認知されていないため、若手人材の採用に結びつかないミスマッチも生じています。
 こうした中、同プロジェクトでは、秩父地域の企業を訪問し、秩父郡市の企業経営者へのインタビューや工場・職場視察を行って、学生目線でその企業の概要や魅力を発信しています。是非、「ちちぶの広報部」のインスタグラムをご覧ください。
森下ゼミHP 

2022/11/17 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

韓国の多文化共生施策に関する視察旅行を実施しました



 山脇ゼミが3年生を中心に、10月30日から三泊四日で韓国を訪問し、韓国の多文化共生施策に関する視察を行いました。視察を行ったのは、ソウル市にある法務省出入国・外国人政策本部、ソウルグローバルセンター、クムチョン・グローバルビレッジセンター、京畿道安山市にある安山市外国人住民支援本部と安山市多文化家族支援センターです。その他、自治体国際化協会ソウル事務所、国際交流基金日本文化センター、淑明女子大学、ソウル市役所、北村韓屋村、仁寺洞(インサドン)も訪問。多文化共生の取り組みにおける日本と韓国との違いを実感し、今後のゼミ活動に資する貴重な経験ができたようです。

2022/11/16 政治経済学部 木寺元ゼミ

墨田区の広報公聴事業の一環として「すみっこあるき」を実施しました



 木寺ゼミは11月5日、墨田区の広報公聴事業の一環として区の魅力発信を行う「すみだ子どもPR大使」の小学生たちとともに、墨田区の街並みやものづくりについて、フィールドワークを通して学ぶワークショップ「すみっこあるき」を実施しました。
 子どもたちと大学生は、2つのチームに分かれて、墨田区を拠点とする革工房「HIS FACTORY」と、明治30年から和菓子作りを続ける「埼玉屋小梅」をそれぞれ訪問。ものづくりの最前線で活躍する方へのインタビューを通して、墨田区のものづくりの多様性や職人さんの熱い想いを知ることができました。また、道中でスカイツリーが良く見える場所を発見したり、普段通らない道を通ったりと、裏のテーマであった「フィールドワークの楽しさ」を小学生にも体感してもらえたようです。
木寺ゼミInstagram 

2022/11/14 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

杉並区立新泉和泉小学校でやさしい日本語ワークショップを開催しました



 山脇ゼミ3年と4年の11人は、9月26日に杉並区立新泉和泉小学校5年生の4クラスを対象にやさしい日本語ワークショップを対面で開催しました。多文化共生についての理解を深め、やさしい日本語について関心を持ち、実践できるようになってもらうことを目的とし、やさしい日本語がどのような状況で使われているのか、どのように使えばよいのかを小学生と大学生が一緒に考え、活発な意見交換を繰り広げました。最後にはやさしい日本語をテーマにしたラップ「やさしい せかい」を一緒に歌いました。
► 山脇ゼミTwitter

2022/11/14 商学部 小林尚朗ゼミ

「ワンプラネット・ペーパー®・フェス 2022」でブース出展〜広報課と共同制作したバナナペーパーグッズを配布〜



 小林ゼミは、11月4日「ワンプラネット・ペーパー®・フェス 2022」にブース出展し、環境問題やフェアトレード推進に関するゼミでの活動とその重要性を来場者に伝えました。
 このイベントはバナナペーパーの利用推進やエシカルな活動の認知拡大を目的としたもので、バナナペーパーの普及活動をはじめとする小林ゼミのこれまでの取り組みが評価され、今回招待されました。
 ブースでは、バナナペーパーの活用事例やフェアトレード推進に向けた取り組みを紹介し、バナナペーパー製下げ札が付いたフェアトレードコットン製品も販売。さらに、大学公式バナナペーパーグッズが来場者に配布されました。 
紹介された内容はこちら(大学HP)

2022/10/27 政治経済学部 木寺元ゼミ

隅田川流域の賑わい創出と環境問題の啓発プロジェクトを実施しました



 木寺ゼミは、「学びをカタチに変える」をテーマに、コロナ禍で喪失した墨田区の地域の賑わいを創出すると同時に、水辺のごみや水質問題を提起する実践プロジェクトを展開しました。
 10月8日、隅田川を中心とした水辺の賑わいを創出し隅田川流域において新たな空間活用を提案する「すみだがわオープンテラス2022」に参加し、「水辺のごみ問題と水辺空間の利活用」に関するイベントを企画、実践しました。隅田川のゴミ問題に関連した屋台形式のゲームやワークショップを通じ、楽しみながらごみ問題に触れることができる地域実践プロジェクト(「Sumida Aso Viva」)で、約50名の子どもたちを含む多くの参加者を得ることができました。
木寺ゼミInstagram 

2022/10/25 政治経済学部 地域行政学科

2022年度 地域研究インターンシップ報告会を開催



 地域行政学科では10月22日(土)に本年度の「地域研究インターンシップ」報告会を開催しました。同インターンシップは、地域行政学科3年生を対象に、夏期休暇期間における自治体・公共部門・地域産業などでの実務経験をとおして、地域社会で働くとはどういうことかを考え、経験してもらうことを目的としたインターンシップ科目です。
 報告会当日は、履修した32名の学生が、受入先の自治体、団体で行った実習の内容、学びや気付き、またそれらを自身の今後のキャリアにどう生かすか等について個人発表を行った他、グループ討論では様々な質問や意見が飛び交うなど、学生の意欲を感じられる充実した報告会となりました。

2022/10/19 総合数理学部 宮下芳明研究室

フレンチレストラン「élan vital」と、方向によって見え方が変わるデザートを開発



 宮下研究室と、フレンチレストラン「élan vital」(エランヴィタール:東京都渋谷区)が、方向によって見え方が変わるデザートを開発しました。
 使用技術は、同研究室の吉本健義さんが開発した可食レンチキュラレンズで、その光学的特性を可食材料で実現したものです。
 「élan vital」は2016年にオープンした「5Dレストラン」で、プロジェクションマッピングや分子ガストロノミーなどを用いて新しい食体験を追求しています。今回試作したティラミスは、花に集まる蝶を表現した作品で、エディブルフラワーがのったムースとなっています。それを囲む3匹の蝶が、共同研究によって作られたゼリーであり、見る方向によって色・模様が変わるものとなっています。

2022/10/18 農学部 食料環境政策学科

ファームステイ実習の紹介記事が掲載されました

集合写真

 食料環境政策学科において、カリキュラムの一環として実施しているファームステイ実習の紹介記事が新潟日報、小千谷新聞並びに新潟県小千谷市のホームページに掲載されました。
 この実習は学生が1週間、農村において農家に宿泊して農作業に従事し、農家生活の実態に触れ、総合的に現実の農業や農村生活を体得することを目的としており、このほど3年ぶりに実施されました。食料や農業・農村、環境や地域資源の問題を考えるまたとない機会で、実習地の農家の方々とのつながりは学生にとって何物にも代えがたい貴重な宝物となります。今回紹介された新潟県小千谷市での実習のほか全国11か所において実施しています。

2022/10/14 情報コミュニケーション学部 島田剛ゼミ

神保町コーヒープロジェクトが神田・神保町・御茶ノ水Walkerに掲載されました



 島田ゼミの活動が本日発売の神田・神保町・御茶ノ水Walkerに掲載、ゼミ生おすすめのカフェ3店とともに紹介されました。
 神保町コーヒープロジェクトは神保町発でさまざまなコーヒーの情報発信をしていくもので、コーヒーを軸に「神保町の街づくり」と「SDGs」(持続可能な開発目標、Sustainable Development Goals)に取り組んでいます。このプロジェクトは、島田ゼミが2020年度から開始したもので、今までにない神保町の価値を創出し、神保町を盛り上げるべく、今後もコンテンツを充実させていく予定ということです。

2022/10/11 国際日本学部 山脇啓造研究室

多文化共生セミナー「やさしい日本語×ラップ、そして次のステージへ」開催



  やさしい日本語をテーマにラップで歌ったミュージック・ビデオ「やさしい せかい」の公開一周年を記念して、山脇啓造研究室が多文化共生セミナー「やさしい日本語×ラップ、そして次のステージへ」をオンラインで開催、全国から90名近い方にご参加いただきました。
 当日はビデオに出演した学生7名の座談会から始まり、ビデオを活用している自治体職員等によるパネル討論、制作に関わった吉開プロデューサーと小澤監督の対談、やさしい日本語のこれからについてのプレゼン、フロアとの質疑応答など、盛りだくさんの内容で、参加者にも好評を得ました。

2022/10/4 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

足立区のNPOと連携した子どもの遊び場づくりの実践

4歳の子が作った独創的な"動物"

 岸ゼミでは、共生のための場のデザインについて実践と研究を行っています。その取り組みの一つとして、定期的に足立区のNPOアフォールと連携し、子どもの遊び支援を行ってきました。遊びは、協働的で、対話的で、創造的で、発達的な活動です。
 2022年度の夏休み、岸ゼミの学生らは子どもたちの学習・発達を促す場づくりを主催しました。未就学児から小学生まで60名ほどの児童が参加、紙粘土で動物を作るアクティビティやダンスで自由な表現を楽しみました。学生らは、誰もが自己表現できる場づくりに、理論を超えた学びを得られたようです。

2022/10/3 国際日本学部 上級入門日本語科目(担当教員:奥原淳子)

杉並区交流協会と連携し「異文化理解講座」を実施

小グループで和気あいあいと 資料を使って熱心に

 ETプログラム「上級入門日本語」では、毎学期プロジェクトワーク(課題を遂行する過程において、日本語を総合的に使って学習する活動)を実施しています。その一つとして、杉並区交流協会と連携し、2019年11月15日に「異文化理解講座-日本・日本語を学ぶ留学生と交流しましょう!-」を開催しました。留学生は7名(アメリカ・イタリア・オランダ・フランス・韓国・中国)で、杉並区からは19名が参加しました。
 「学校と教育」をテーマに、小グループになり、留学生が自国の教育事情を紹介し、互いに交流を深めました。参加者からは「日本で頑張っている留学生がいることがわかった/日本語での交流が楽しかった」等の声をいただきました。留学生と地域を結ぶ活動の一つとなりました。
※2020年10月16日はzoomにて実施
► 杉並区交流協会HPより閲覧可能
► 紹介された内容はこちら

2022/9/30 国際日本学部 横田雅弘ゼミ

電通ダイバーシティ・ラボに協力し 「第三者返答」をテーマにしたショートムービーを制作

ショートムービー『第三者返答』の1シーン

 ダイバーシティアンドインクルージョンを研究テーマとしている横田ゼミは、電通ダイバーシティ・ラボ「やさしい日本語ツーリズム研究会」と協力し、「第三者返答」(話しかけてきた人の見かけの印象などから、その人との意思疎通が問題ないにも関わらず、無視して、その人と一緒にいる人に返答すること)の問題を啓発するショートムービーを制作、やさしい日本語ツーリズム研究会のホームページで9月30日(金)に公開されました。今後、視覚障がいのある人などのための音声ガイド付きバージョンも追って公開される予定です。
やさしい日本語ツーリズム研究会HP(ショートムービーはこちらからご覧いただけます)

2022/9/30 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

日経SDGs Festivalで、岸ゼミが大学プレゼンを行いました

会場にて

 2022年9月17日に(東京丸ビルにて)開催された日経SDGsFestivalにおいて、岸ゼミの学生らがゼミで取り組むSDGsの実践と研究についてプレゼンテーションを行いました。
 「Playful Change!誰一人取り残されない場を自分たちの手で」と題した本プレゼンに臨んだ学生らは、自らの経験から「食を通した異文化理解の活動」「誰もが楽しめるスポーツの開発」「多様な才能が発揮できる場のデザイン」の必要性を強く訴え、ゼミの活動を紹介、この経験で得た学びをこれからの研究と実践に生かしていきたいと話しました。
紹介された内容はこちら(大学HP)
日経NIKKEI SDGs FESTIVAL

2022/9/20 政治経済学部 木寺元ゼミ

大学生観光まちづくりコンテスト2022 グランプリ獲得!

グランプリを獲得した木寺元ゼミ一同

 大学生観光まちづくりコンテストは、観光まちづくりを通じた地域活性化プランを競うコンテスト。2022年度は9/8に「焼津ステージ」、9/16に「福島復興ステージ」の2ステージで本選が開催されました。
 錚々たる大学が名を連ねるなか、木寺ゼミ生が両ステージで全ての評価項目にて1位を飾り、見事「グランプリ 観光庁長官賞」を獲得。これは木寺ゼミ初の快挙なのだとか。単に優勝を目指すだけでなく、本気で地域を活性化/復興させたい思いが溢れたプランを作成し、最高の結果を掴み取りました。おめでとうございます!
紹介された内容はこちら(大学HP)

2022/9/20 農学部 本所靖博ゼミ

大学生観光まちづくりコンテスト2022 準グランプリ獲得!

準グランプリを獲得した本所靖博ゼミ一同

 大学生観光まちづくりコンテストは、観光まちづくりを通じた地域活性化プランを競うコンテスト。2022年度は9/8に「焼津ステージ」、9/16に「福島復興ステージ」の2ステージで本選が開催されました。
 錚々たる大学が名を連ねるなか、本選初出場となった本所ゼミ生が両ステージで見事「準グランプリ(いずれも2位)」を獲得。同ゼミ有志9名は大学生最後の夏休みをフィールドワークやデスクリサーチに取り組み、チームワークを発揮して、本所ゼミに新たな道を拓きました。おめでとうございます!
紹介された内容はこちら(大学HP)

2022/9/9 商学部 小林尚朗ゼミ

フェアトレード勉強会開催





世界経済論専攻の小林尚朗ゼミでは、世界中の人々が様々な関係で結ばれていることを意識し、その関係を改善するために、フェアトレードに取り組んでいます。「明治大学をフェアトレード大学に!」を目標としていますが、他の大学や高校、企業との交流も大切にしています。
7月20日にはご近所の神田女学園高校から5名の生徒さんと先生が来校され、フェアトレード勉強会を行いました。神田女学園では特定テーマを調べたり実践したりする探究活動が活発に行われていますが、フェアトレードも長年取り組まれているテーマです。今後も交流を深め、コラボ企画などを実施していきたいと思います。

2022/9/9 理工学部 建築・アーバンデザイン(佐々木宏幸)研究室

移動式竹鶏小屋製作で放置竹林問題に挑む



 建築・アーバンデザイン研究室では、飯田市にて7月31日から、下伊那農業高校畜産部の皆さんと竹を使用した移動式鶏小屋の製作を行いました。地域の方にもご協力いただき、二日間かけて竹を伐採、油抜きや部材のカット、やすり掛けをし、実際の竹を目の前にデザインを変更するなどして8月11日に完成いたしました。
 放置竹林問題の解決に向けたこの取り組みは、南信州新聞にも取り上げられ、地域の竹で地域を活性化する仕組み作りに弾みがつきました。
明治大学 建築・アーバンデザイン研究室HP
南信州新聞(WEB版)

2022/8/31 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

厚木市の人権教育研修会で、小中学校の教員を対象にやさしい日本語のワークショップを実施



 山脇ゼミは、2022年8月2日に厚木シティプラザで、学校教員の方を対象に、やさしい日本語ワークショップを実施しました。厚木市教育委員会が主催し、市内全小中学校の人権教育担当者を対象に行う研修で、前半に山脇啓造教授が多文化共生教育についての講義を行い、後半にゼミ生13名が書き言葉に焦点をあてたやさしい日本語のワークショップを担当、35名の教員にご参加いただき、市内の小中学校に通う外国ルーツの児童生徒の保護者にとって「やさしい」学校便りを作るワークを行いました。

2022/8/31 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

新しい可能性に挑戦する高校生向けワークショップ「Future Design」を実施



 岸ゼミは、高校と連携して、探究学習やICT活用に関する実践&研究などを行っています。その中で、明星中学校・高等学校の木村剛隆先生の「高校生がヨコ(他の高校生)にもタテ(大学生)にもつながる機会がほしい」という言葉から企画が動きはじめました。当日は複数の高校からの高校生と大学生が一堂に会し、「テクノロジー」をテーマに、「遊び」と「学び」を融合したAR(Augmented Realityの略で拡張現実)技術を使用して、探究的な学びを体験しました。

2022/8/9 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

株式会社メルカリとコラボし、中野区の職員研修でワークショップを担当



  山脇ゼミは、7月21日に中野区職員を対象とした多文化共生研修会の講師を担当、ウクライナ支援に力を入れている株式会社メルカリとコラボしてワークショップを行いました。
 計27名の職員の方にご参加いただき、外国人住民役と日本人役に分かれてロールプレイを行うなど実践的な内容で、多くの参加者がやさしい日本語への関心を深め、マインドセット(心構え)を身につけるというゴールを達成することができたようです。

2022/7/28 理工学部 応用化学概論2(担当教員:鈴木義丈)

応用化学科専門科目「応用化学概論2」の紹介〜卒業生と在学生を繋ぐ授業〜



 理工学部応用化学科では,これまで7000名を超える卒業生を輩出し,様々な分野で活躍しています。応用化学科専門科目の一つである「応用化学概論2」では,毎年50名を超える卒業生を講師として招聘し,ゼミナール形式の少人数授業を実施しています。授業内容は,卒業生が従事している仕事内容や社会で経験してきたこと,学生時代を振り返って伝えたいこと,などを題材とし,講師と在学生とがコミュニケーションを取りながら授業を実施しています。卒業生と在学生を繋ぐ授業として,今後も多くの卒業生を講師として招聘して実施していきます。

2022/7/27 政治経済学部 木寺元ゼミ

「水の里の旅コンテスト2021」準優勝の木寺ゼミ8期生の作品が実現化



 木寺ゼミは、昨年開催された国土交通省主催の「水の里の旅コンテスト2021」学生部門にて、準優勝にあたる「優秀賞」と特別賞の「絶景賞」を受賞。このほど、学生の作成した旅行プランが「みしまエコツーリズム」として実現化し、その取り組みが静岡新聞に掲載されました。
 本プランにより、東京都心の小学生らが招かれ、市内の源兵衛川や三島梅花藻の里などを散策。『「人の手によって水辺環境は再生できる」ことを子供達に学んでもらい、未来へと繋げる』機会となりました。

2022/7/26 政治経済学部 西村ゼミ

ゴミの減量方策について、川島町役場で「中間報告」実施



 SDGsの実現に資するゴミの減量方策について、川島町役場で中間報告を実施しました。
 埼玉県の川島町ではごみ焼却施設の新設に向けて、どのようにすればゴミ処理量を削減できるか、また、近隣自治体と効果的な連携ができるか、西村ゼミと共同で研究と検討を重ねてきました。
 2022年度の春学期の期間中、ゼミナールで調査検討してきた内容を「中間報告」として、川島町役場にて副町長はじめ関係各課の皆さんの前で発表してきました。この中間報告でいただいた意見や要望を踏まえ、12月に予定している最終報告に向けてさらなる調査と研究を進めていく予定です。
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2022/7/25 商学部 特別テーマ実践科目(担当教員:藤嶋陽子)

「三崎での空き地を活用したイベントの企画」成果報告会



 7月14日、春学期特別テーマ実践科目「地域における新規事業提案(基礎編)」の成果報告会が和泉キャンパスで行われました。本講義では神奈川県の三浦市役所の協力のもと、三浦市三崎にて空き家活用事業などを行う波止場商店様と連携し、「三崎での空き地を活用したイベントの企画」をテーマに、グループで課題に取り組みました。連携自治体の方々から地域活性のための事業創出や民間事業社の観点からの取組みについてレクチャーをいただき、三浦市でのフィールドワークを経て、地域での事業運営を幅広い視点から学ぶ機会となりました。

2022/7/20 政治経済学部 ACE1(担当教員:ヨーク・ジェームズ)

小学5年生と考えるSDGs

SDGsの授業を行っている様子

 政経の英語実践力特別強化プログラム(ACE)は、英語力を高めたい学生をターゲットとしています。ヨークが担当しているACE1のクラスでは、「Ideas into Action」(アイディアを形に!)をモットーに英語を使って社会貢献を目指しています。学生は、自分のアイディアを英語で伝え、グループを作り、英語でプロジェクトの企画まで立てる。今回のプロジェクトの1つとして、守谷市立小学校で小学生向けのSDGsに関する授業を行うことができました。

2022/7/21 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

明大付属中野八王子高校の生徒を対象にやさしい日本語ワークショップを開催



 山脇ゼミは、2022年7月15日に明治大学付属中野八王子高等学校の1年生を対象に、やさしい日本語ワークショップを対面で開催、7名の生徒が参加しました。「高校生にやさしい日本語について知ってもらい、やさしい日本語を使えるようになること」を目標に、2つの班に分かれて話し合いながら、事前に作成したワークシートに取り組んでもらいました。13期生単独で開催する初のイベントでしたが、緊張と不安を感じながらも、達成感と今後の活動につながる自信を得られたワークショップとなったようです。

2022/7/14 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

「外国人住民への情報発信—多言語化とやさしい日本語」を開催



 山脇ゼミは、6月29日にオンラインで中野区長と外国人留学生の懇談会「外国人住民への情報発信—多言語化とやさしい日本語」を開催しました。参加者は、インドネシア、中国、韓国、ドイツ、マカオ、香港出身の外国人学生と日本人学生を筆頭に、学内外を含め、総勢約130名となりました。
 冒頭にゼミ生が自治体の外国人住民への情報提供に関する調査報告を行い、より実践的に多言語とやさしい日本語を活用した情報提供が進められるよう、ガイドラインの策定を提案。その後パネル・ディスカッションや質疑応答などを行い、多文化共生社会における情報発信の課題を共有、参加者にとって多くの気づきや学びを得る機会となりました。

2022/7/14 国際日本学部 琴仙姫ゼミ

琴ゼミ生のアート作品の学内展示「Question Mark」と「教養講座A作品展」を明治大学中野キャンパスで開催

「Question Mark」展示コンセプトが記されたポスター

 琴ゼミでは、学生たちのクリエイティビティーを発揮する場を提供しており、7月7日から明治大学中野キャンパス1階のアトリウム とショーブースで学生たちのアート作品の学内展示「Question Mark」を開催しています。 教養講座Aを受講している学生もあわせて作品を出品しています。 
   【会期】  7/7 (Thu) - 21 (Thu) 9 AM 〜 7 PM
   【展示会場】明治大学中野キャンパス1階
         - アトリウム
         - ジョーブース
          * 展示閲覧は本学学生に限ります

2022/7/13 経営学部 フィールドスタディA(担当教員:菊地端夫)

人と場所をつなぎ、まちをデザインする取り組みの実践を学ぶ:岡山市奉還町の事例から

成果発表をする学生たち

 経営学部「フィールドスタディA」では、岡山県岡山市の中心商店街で展開されているまちづくりを題材に、知見や資料の収集、それに基づくレポートの作成という一連のプロセスを経験することを目的としてフィールドワークを実施しました。
 事前学習で、訪問先の奉還町商店街の特徴や、ゲストハウスの形態、岡山の消費動向などについての下調べを行い、3泊4日の実習では、現地視察などのフィールドワークを経て、「ゲストハウス1階の空きスペースにどのような業種・業態のテナントをいれることが商店街やゲストハウス全体の価値向上につながるのか」との課題に対する提案として発表会を行いました。

2022/7/11 政治経済学部 奥山雅之ゼミ

「日間賀島の地域産業論」をテーマに「大学生・中学生合同ゼミ」を開催



 奥山ゼミは、6月30日(木)、愛知県南知多町立日間賀(ひまか)中学校と「大学生・中学生合同ゼミ」を開催、「日間賀島の地域産業論」をテーマに、グループワークを通じて交流しました。
 日間賀中学校がある愛知県の日間賀島は三河湾に浮かぶ離島で、名物のタコとフグに代表される水産業、観光業が盛んです。この強みを活かした新しい観光ツアーや特産品に関して、ゼミ活動で各地の観光振興に携わってきた大学生の経験と、地元をよく知る中学生の斬新なアイデアが融合、手軽に海鮮を食べられる「海鮮おにぎり」など、すぐにでも実現できそうな企画案が飛び出しました。

2022/7/11 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

「なかの生涯学習大学」と合同ゼミを実施しました



 山脇ゼミは、中野区主催の生涯学習プログラム「なかの生涯学習大学」の「多文化共生ゼミ~外国人にも日本人にも住みやすいまちづくり~」受講生の皆さんと、6月22日と7月6日に中野キャンパスで合同ゼミを開きました。
 二日間にわたる合同ゼミは、山脇教授による講義、中野区の多文化共生をめぐる現状と課題についての意見交換、やさしい日本語のワークショップと盛りだくさんで、参加したゼミ生は「地域の方々との関係を構築しながら、中野区の多文化共生により一層貢献していきたい」と、意欲が掻き立てられたようです。

2022/7/7 国際日本学部 小林明ゼミ

中野キャンパス発「食のダイバーシティ」



 小林ゼミは、「ヴィーガン・ムスリムフレンドリーのスイーツ販売」を、7月11日(月)~7月15日(金)11:30~13:30に、中野キャンパス低層階1階 アトリウム内で開催します。
 食に関する公平性を保つべく、ヴィーガンやベジタリアン、ムスリムなどの軽食、お菓子を提供することで、食の選択肢を増やすとともに、「食のダイバーシティ」について認知の向上、理解を深めてもらうことを目的としています。皆さん、ぜひお越しください!
► 紹介された内容はこちら
► 小林ゼミInstagram

2022/7/5 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

「多文化共生のまちづくり」をテーマに、地域と連携したワークショップやイベントを実施

相沢小学校でのワークショップ

 『明大広報』2022年4月号の記事で紹介された小中高校生向けワークショップのほか、自治体職員向けワークショップも実施しています。今年も7月と9月に中野区で行います。
 中野区と連携して、毎年、7月に「中野区長と留学生の懇談会」、12月に「なかの多文化共生フォーラム」も開催しています。
 また、東京都と連携したダイバーシティ・プレゼンコンテストも、2015年以来、毎年実施しています。
 昨年9月にやさしい日本語ツーリズム研究会と協力して制作し、やさしい日本語をテーマにラップで歌ったミュージック・ビデオは4万回再生されています。さらに、国際交流基金と協力して、世界の日本語学習者を対象にこの曲の替え歌ビデオのコンテストを実施しました。

2022/6/30 政治経済学部 高峰修ゼミ

学生が制作した「就活セクハラ」防止パンフレットが『PR TIMES』にて紹介されました

「就活セクハラ」防止パンフレット

 高峰ゼミでは「スポーツとジェンダー」をテーマにディベートや輪読を行い、身近に潜んでいる「ジェンダーの問題」や、「スポーツにおけるさまざまな性に関わる人権問題」がなぜ起きるのか、身体や文化をめぐる現状や課題について、主に「ジェンダー」や「セクシュアリティ」の視点から研究しています。
 このたび共同研究で「就活時におけるジェンダー問題」テーマに、日本ハラスメント協会監修のもと制作した「就活セクハラ」防止パンフレットが『PR TIMES』にて紹介されました。学内にも掲示されていますので、ぜひご覧ください。
► 紹介された内容はこちら
► 高峰ゼミ公式HP

2022/6/24 経営学部 基礎専門特別講義C(担当教員:菊地端夫)

公共経営学版フューチャースキル講座:鳥取市や江戸川区を事例に、組織や地域が抱えるやっかいでリアルな社会的課題と向き合う

鳥取大学地域学部佐藤匡准教授とゼミ生の前でグループ研究の成果発表 江戸川区SDGs推進部ともに生きるまち推進課の塩田係長を質問攻め

 経営学部で開講されている「公共経営学版フューチャースキル講座(基礎専門特別講義C)」は、組織や地域が抱えるやっかいでリアルな社会的課題と向き合い、実際の解決に求められる力の理解と涵養を目的とした講義であり、1,2年生30人がグループワークを通じて学んでいます。今年度のお題は二つ。一つ目は、本学創立者出身地でもある鳥取市の浜村地区の共同浴場の活性化。鳥取大学地域学部佐藤匡准教授のゼミと合同で、明治大学から遥か離れた鳥取市内の共同浴場の持続の在り方について、両大学の学生が真剣に検討を行いました。
 
二つ目のお題は、東京の東端、江戸川区における共生社会の実現方策について。都市公園面積が23区で一位と住みやすく、インド国籍住民が日本で最も多く住んでいる街でもあります。共生社会の取り組みやSDGを一層進めるには、学生の視点から何ができそうか。現地調査も交えて取り組みました。

2022/6/22 明治大学付属明治中学校(担当教員:大竹雄介)

【付属校の取組み】「探究する移動教室」で熱海へ



 熱海におけるフィールドワークを、学校行事移動教室にて実施した。初の宿泊地となり前情報がないところから始めたが、探せば探すほど、人と会い話せば話すほど、多くの学びがあることがわかった。
 中学生では、どのような視点を持つかということで現地の協力を得て、生徒の調べに答えていただき、回答を得られた。我々は生徒の学びをと考えていたが、生徒自ら出た問いが現地の方から想像をしていない新たな視点だったことで、自分達の気づきになったと喜ばれた。成果物をポスターとし、オンラインにて熱海の方たちから表彰頂いた。
► 伊豆新聞での紹介内容はこちら
► 中2学年:熱海オンライン講演会
► 中2学年:移動教室

2022/6/22 農学部 生産システム学研究室(池田研)

参加校8カ国9大学!国際ワークショップをオンラインで開催



 農学部生産システム学研究室では、コロナ禍により海外への渡航が難しくなった2年前より、協定校らと国際ワークショップを年2~3回オンラインで開催してきました。今年度より参加校を8カ国9大学(うち、4校が協定校)に拡大して実施、各大学から学生約350人の参加がありました。現在も渡航が制限されており海外での活動が難しい中、学生が主体となって研究発表することで、他国の学生との交流を深める貴重なプラットフォームとなっています。
► 農学部生産システム学研究室が協定校らと国際ワークショップをオンラインで開催しました
► 生産システム学研究室HP

2022/6/15 政治経済学部 木寺元ゼミ

木寺元ゼミの学生が制作した動画『木寺ゼミ×京王電鉄 明大生が案内する京王線住みやすい駅』が毎日新聞で紹介されました



 木寺ゼミでは、京王電鉄株式会社(以下 京王電鉄)との産学連携プロジェクトとして、新生活を始める大学生などを対象とした「京王線住みやすい駅紹介動画」をYouTubeの京王電鉄公式チャンネルにて配信しています。このたび、この取り組みが毎日新聞(6月14日朝刊)で紹介されました。同ゼミは、京王電鉄に対して、これまで行ってきた自治体や企業との協業のノウハウを活かした提案を行い、同企画が実現。今後も地域の活性化に向けて、ひとと街を繋げる提言とその実践のための研究を進めてまいります。 

2022/6/13 政治経済学部 奥山雅之ゼミ

大学生が別府へ行く。: ー若者のための別府ガイド・エッセイー



 別府観光をテーマとした校友会講座をきっかけにつながりが深まった大分県別府市と連携し、別府観光の研究とガイドブックの作成を実施した。「世界に一つ 明礬温泉にだけ咲く花」「ソウルフード・とり天vsグローバルフード・カレー」「別府観光の父・油屋熊八を追って」といった10のテーマを設定し、班ごとに分かれて取材、その取材をもとに『大学生が別府へ行く。: 若者のための別府ガイド・エッセイ』を出版、異色のガイド本として好評を得ている。
► 明大生が若者目線の「別府ガイド本」作製へ
► 奥山ゼミFacebook

2022/6/10 政治経済学部 藤本穣彦ゼミ

工学院大学の白鳥祐介先生(熱力学・燃料電池研究)との合同ゼミを開催



  藤本ゼミ(食料経済学)では、2022年5月27日、工学院大学の白鳥祐介先生をお招きして、「地球規模課題解決時代の価値創造:クリーンエネルギー創造研究室を立ち上げて」をテーマに、地域デザインゼミ(合同ゼミ)を開催、地球環境問題に対する基本的理解(炭素社会から水素社会へ)から、固体酸化物形燃料電池(SOFC)によるベトナムでの実証研究という具体的な取り組みまで、包括的なお話を伺いました。参加した学生は「研究開発とその社会実装は、大学での研究だけでなく、連携、それを支える人と人とのつながりのなかで実現されていくもの」と実感、共同研究への期待を滲ませました。

2022/6/10 国際日本学部 日本のジャーナリズムA(担当教員:酒井信)

「まわしよみ新聞」のワークショップを実施



 国際日本学部の「日本のジャーナリズムA」の課外授業(5月18日実施)で、日本新聞協会の職員の方々とニュースパーク(日本新聞博物館、横浜市)の協力のもと、全国紙、地方紙、英字新聞の記事を読み比べ、切り抜きながら各自が興味を持った記事を紹介し合う「まわしよみ新聞」のワークショップを実施しました。

2022/6/7 農学部 動物生理学研究室(中村研)

黄金のナマズ「たまずん」で連携



 本研究室では、NPO法人多摩川エコミュージアムと、黄金のナマズ「たまずん」の飼育方法に関する知見の共有や行動観察を中心に連携しています。同NPOが管理・運営しているニヶ領せせらぎ館の展示スペースをお借りして、学生による「たまずん」の観察に関するポスターの展示なども行っています。

2022/6/7 理工学部 明治大学都市計画研究室(山本研)

「フロンタウン生田」の模型を川崎フロンターレのみなさんにプレゼント!



  昨年来研究室がコラボしている川崎フロンターレが建築中のスポーツ施設「フロンタウン生田」(2023年3月開業予定)の模型を川崎フロンターレのみなさんにプレゼント。学生たちが制作した模型は1/100の建物敷地模型と1/1000の周辺地域模型。7月23日に等々力スタジアムで開催されるファン感謝デイでお披露目されるほか、周辺地域の防災などのまちづくりに活用される予定です。
► 明治大学都市計画研究室HP
► 明治大学都市計画研究室Facebook
等々力で模型お披露目(タウンニュース)

2022/6/6 学芸員養成課程(担当教員:駒見和夫)

博物館出前交流で実践力を身に付ける

まが玉のパズルに挑戦

 学芸員養成課程では、特別支援教育の子どもたちに博物館の学びと楽しさをひらくことを目的に、課程履修生の有志による博物館出前交流を継続的に取り組んでいます。参加する学生にとっては、学芸員としての実践力を身に付けることも意図した企画です。これまで、知的障害特別支援学校の小学部や中学部、日中支援施設の先生方やスタッフの協力を得て、それぞれの場所で実践してきました。土器やまが玉などの実物の博物館資料を題材にして、五感を使った体験をもとにした楽しみながら学ぶプログラムです。

2022/6/3 国際日本学部 社会連携科目D【丸井グループ寄付講座】(担当教員:酒井信)

新規事業立案をテーマとした、社会連携科目D【丸井グループ寄付講座】を開講



 社会連携科目D【丸井グループ寄付講座】で、中野に本社を置く株式会社丸井グループの社員の方々と連携した授業を実施しています。毎年、30名ほどの社員の方々が社会連携科目の運営に関わって頂いています。各学生グループが企画した新規事業案について、丸井グループの社員がメンターとして並走しながら、内容を詰めていきます。最終発表会は、丸井本社にて青井浩社長と執行役員の方々の前で、学生たちが行います。
► 開講時の様子はこちら
► 最終発表の様子はこちら(明治大学広報HP)

2022/5/25 商学部 小林尚朗ゼミ

KOBA COFFEE 開店です!



 5月の第2土曜日は「世界フェアトレード・デー」と呼ばれ、世界中でイベントが行われます。これに合わせて日本でも5月は「フェアトレード月間」として、全国でフェアトレード ミリオンアクションキャンペーンが開催されます。コバゼミはこのキャンペーンにいち早く参加を表明、フェアトレード月間の最後の一週間にフェアトレードコーヒー&クッキーを販売します。お昼休みは駿河台キャンパスリバティタワー2階【ラウンジパープル】へGO!

2022/5/24 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

ネパール人学校と日本の小学校の学校間交流学習支援



 岸ゼミの学生たちがプロジェクト単位で行っている実践研究のひとつにICTを活用した異文化間教育の実践があります。今回大阪の小学校と都内のネパール人学校間の交流学習などを岸研究室と岸ゼミでサポートすることになり、ゼミ生らが「エベレストインターナショナルスクール」を訪問、両校の子どもたち同士の最初の交流にあたる学校紹介と、手紙交換のサポートをしました。

2022/5/6 農学部 野菜園芸学研究室(担当教員:元木悟)

アスパラガスの新栽培法「採りっきり栽培」

「三郷ジューシーあすぱら」販売会の様子

 野菜園芸学研究室(元木悟教授)と民間企業の共同研究で生まれたアスパラガスの新栽培法「採りっきり栽培」で栽培された埼玉県三郷市のアスパラガスが各メディアで紹介されました。同市では、令和元年から農学部農学科・野菜園芸学研究室と「三郷ジューシーあすぱら」の取り組みをスタートさせ、地元産のアスパラガスのブランド化を目指しています。

2022/5/6 政治経済学部 藤本穣彦ゼミ

教科書『まちづくりの思考力』の制作に参加

『まちづくりの思考力』

 政治経済学部・藤本穣彦ゼミナールの第1期生が、教科書『まちづくりの思考力——暮らし方が変わればまちが変わる』の制作に参加、「暮らしをフィールドワークに変えよう!」をテーマに、これまでの経験や日々の出来事から学び、探究する研究方法を考えました。直観/経験/問い/対話/共感/循環/修景/復元/自治/自給/起業の11トピックについて、入門的なフィールドワークから卒業論文まで対応できる教科書となっています。

2022/5/6 理工学部 佐々木宏幸ゼミ

飯田市橋北地区で“第二回春創てらす”開催



 佐々木ゼミでは、2022年4月23日、飯田市橋北地区で食とアートのマルシェ“第二回 春創てらす”を開催しました。昨年12月開催の第1回よりもエリアや出店者数を拡大し、春草通りから旧飯田測候所までの通り全体にさらなる賑わいをもたらす試みです。当日は日差しも風も強い1日でしたが、沢山の方にご来場いただき、イベントを通して橋北地区の魅力に気付くことができたという声も多数いただきました。

2022/4/27 理工学部 明治大学都市計画研究室(山本研)

生田の飲食81店、一枚に



 都市計画研究室(生田キャンパス)の学生が生田駅周辺の飲食店81店舗を集めたパンフレットを制作、4月初旬から新入生を中心に配布しています。同研究室では2年前から、生田地区の飲食店情報等を発信する「イクタベルプロジェクト」を有志で展開、コロナ禍の飲食店や商店街を盛り上げようと、SNSでの広報など活動してきました。掲載店の一つ「いちびり」店主の原田豪さんは「こんな時代だから非常にありがたい」と期待を寄せました。

2022/4/20 国際日本学部 山脇啓造ゼミ

やさしい日本語って?



 山脇ゼミは、2022年4月10日(日)に池袋西口公園野外劇場で開催された、日中国交正常化50周年記念「日中文化交流フェスティバル」に参加し、やさしい日本語ワークショップを行いました。外国人にも分かりやすい、「やさしい日本語」でコミュニケーションを取ることで、日本語の難しさという障壁を取り除き、誰にとっても住みよい環境を創出することを目的として、高校生から社会人まで約20名が参加しました。

2022/4/18 商学部 小林尚朗ゼミ

あのバナナペーパーがエシカルな明治大学公式グッズに!



 明治大学と商学部・小林尚朗ゼミナールは、バナナの茎の繊維から作られるバナナペーパーを使用した大学オリジナルグッズを制作しました。世界経済論を研究する同ゼミナールは、見えにくい人やモノのつながりを意識的に考えるため、学内外でフェアトレードの啓発活動を行っています。今回は、明治大学公式グッズとしてバナナペーパーのコースター、メモ帳、紙ファイルを制作しました。

2022/4/12 商学部 菊池一夫ゼミ

未来の定番百貨店~5年後も行きたい百貨店~

最終成果を報告する学生

 菊池ゼミの2年生(11期生)が大丸松坂屋百貨店未来定番研究所との共同研究の最終成果報告会を3月27日に行いました。「未来の定番百貨店~5年後も行きたい百貨店~」をテーマとして、3タイプの調査を実施、中間報告とワークショップを経て最終報告会に至りました。ゼミ生は3グループに分かれて百貨店の3フロアのコンセプト、オープニング販促企画、カスタマージャーニーについて報告、その結果、「ワンフロアで世界旅行」が最優秀のフロアコンセプトに決まりました。

2022/4/12 商学部 特別テーマ実践科目C(担当教員:中川秀一)

「学習地域社会」としてのまちづくり

ワークショップの様子

 特別テーマ実践科目Cでは「学習地域社会」をテーマに、まちづくりについて考えるワークショップを12月18日(土)に小鹿野文化センターにて開催いたしました。埼玉県小鹿野町の地域おこし協力隊である宇佐川拓郎さんが代表を務める『おがの発「大人の学校」』にて4回にわたるオープン講座『小鹿野の魅力再発見』を開催、その活動の総まとめとして、学生と町民の皆さんとがグループディスカッションを行い、議論を深めるという内容でした。

2022/4/8 国際日本学部 岸磨貴子ゼミ

オンライン授業をつくる「会話のトビラ」パターンカード

パターンカード(15枚中の2枚)

 岸ゼミでは、社会のさまざまな課題解決に向けて、教育プログラムや教材を開発したり、ワークショップや研修を実施したり、動画やウェブ、電子書籍などを通して情報を発信するなどの活動をしています。3期生の山藤優花さんは、大学の授業がオンライン化してすぐに「オンライン授業PLUS」の動画制作に取り組みました。オンライン授業について学生たちに向けたヒントを整理して動画で配信、さらにオンライン授業をつくる「会話のトビラ」パターンカードの開発にも取り組みました。
岸ゼミ

2022/4/7 情報コミュニケーション学部 南後由和ゼミ

東京の新たな見方「Tokyo Scope」プロジェクト



 南後ゼミでは、2021年度から武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科有志と協働し、さまざまな角度から東京への新たな見方を提示することを狙いとしたガイドブック・シリーズ「Tokyo Scope」プロジェクトを開始、学生自ら企画、リサーチ、執筆、編集、出版、販売を手掛けています。第1弾として2021年度は、『Tokyo Scope 2021——メディアで読み解く都市』を出版しました。

2022/4/5 商学部 小林尚朗ゼミ

明治大学をフェアトレード大学に!

「明大ビンゴ」カード

 小林尚朗ゼミでは、フェアトレード認証を受けているバナナペーパーで、和泉キャンパスのスポットを紹介するビンゴカードを作成しました。楽しみながらキャンパス内を巡ってもらおうと企画したものです。バナナは同じ木(仮茎)に一度しか実らないので、収穫後に毎年伐採され、その多くは捨てられます。そのように廃棄されるバナナの仮茎の繊維から紙を生産することで、資源の有効活用による環境保全と雇用の創出が実現できます。

2022/4/5 理工学部 佐々木宏幸ゼミ

ヒト・モノ・空間で地域と都市をつなぐ

課題に取り組むゼミ生

 佐々木ゼミでは、2021年の12月18日、長野県飯田市橋北地区の春草通りで、食とアートのマルシェ「春創てらす」を開催しました。歴史を感じさせる建物の活用方法を探りつつ食とアートによって通り全体に賑わいをもたらす試みで当日は1000人以上の方に来場いただきました。イベントの一部として建築家の林城仁さんが安東邸の壁の塗り直しを行ったり、アーティストの持田敦子さんと旧飯田測候所の今後の活用方法を考えるWSを行い、空き家空き店舗の活用という面でも大きく前進した1日でした。
実際の活動様子はこちら
佐々木ゼミHP

2022/4/5 政治経済学部 木寺元ゼミ

政治と地域をイノベーション



 政治経済学部木寺元ゼミナールは、SDGsの理解を促進する実践的なプロジェクトを実際に地域において展開しました。
2021年11月、東京都庁の監理団体・東京都公園協会・隅田川マルシェ実行委員会が隅田川近隣地域の方々と一緒に隅田川を中心とした水辺の賑わいを創出し、新しい文化圏を構築する「隅田川マルシェ」及び「すみだゆったりテラス」に参加、「SDGsと水辺空間の利活用」に関するイベントを企画、実践しました。

2022/4/5 情報コミュニケーション学部 島田剛ゼミ

世界食料デーに『3分の1のパン屋さん』を開店!

開店直前の島田ゼミの学生

 国連が制定した世界食料デーにあたる10月16日(土)、夜の駿河台キャンパスで『3分の1のパン屋さんat明治大学』が開かれました。フードロス削減を呼びかけたこのイベントには、貧困や食品ロスに関心の高い学生15名が参加しました。
 店名にある”3分の1”という数字には2つの意味があります。一つは、世界中の食料生産量の約3分の1にあたる約13億トンが廃棄されているということです。もう一つは、日本独自の「3分の1ルール」が食品ロスを増加させているためです。

2022/4/5 経営学部 原田将ゼミ

マーケティング戦略から企業を読み解く

社員と意見交換をするゼミ生

 経営学部原田ゼミナールでは、「日本企業のマーケティング戦略」について研究をしており、カルビー株式会社のインターンシッププログラムに、2021年10月~11月の約4週間、4期生となるゼミ生10名が参加しました。企業のマーケティング戦略について分析した上で、「既存商品・サービスの改善点」について提案し濃密な経験となりました。そして、2021年12月にはカルビー株式会社新規事業開発部「Calbee Future Labo」を訪問し、新規事業の提案をしました。
実際の活動様子はこちら
原田ゼミHP

 

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■猪股弘貴ゼミナール(2023.3.3更新)

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