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国際日本学部

山脇ゼミが明大付属中野八王子高校の生徒を対象にやさしい日本語ワークショップを開催しました

2022年07月21日
明治大学 国際日本学部

山脇ゼミは、2022年7月15日に明治大学付属中野八王子高等学校の1年生を対象に、やさしい日本語ワークショップを対面で開催しました。7名の生徒が参加しました。

山脇ゼミの3年生(13期生)にとって、自分達だけで進行するワークショップは今回が初めてでした。ワークショップを始める前は緊張しましたが、少人数だったため、近い距離感でフランクに行うことができました。

今回のワークショップは、「高校生にやさしい日本語について知ってもらい、やさしい日本語を使えるようになること」を目標に、2つの班に分かれて話し合いながら、事前に作成したワークシートに取り組んでもらいました。

まず、やさしい日本語について説明した後、短い文をやさしい日本語に言い換える問題に取り組んでもらいました。次に日本の伝統行事についてやさしい日本語で説明してもらいました。最後に、外国人にとって難解な表現を多く含む長めの文章を、やさしい日本語を使用して短い文に区切る練習をしてもらいました。

グループワークで、途中で高校生が悩んでディスカッションがとまりそうになった際には、我々ゼミ生がヒントを出して、高校生主体で考えてもらいました。

13期生だけで行う公開イベントは今回が初めてだったので、ワークショップ直前はかなり緊張しました。しかし、高校生たちが積極的にディスカッションに参加してくれたため、徐々に嬉しい気持ちが勝り、気がつけば緊張が無くなりました。今回のワークショップが、高校生が多文化共生に興味を持つきっかけになったら嬉しく思います。
         
以下、参加した他のゼミ生の感想です。

今回のワークショップは13期単独で開催する初のイベントだったので、不安な点もありましたが、ゼミ生同士で協力して事前準備をしたので、無事終えることができました。また高校生も楽しみながら「やさしい日本語」について学んでくれたので、良かったです。今回のよかった点、反省点を今後の活動に活かしていきたいです。(大野晏実)

今回、ゼミ生として初めて企画から実行まで携わりました。当日は高校生のみなさんが真剣に学び、意見を出し合う姿を見ることができて本当に嬉しく、達成感がありました!人との関わりを楽しみながら、今後の活動も頑張っていきたいと思います。(片桐小海)

13期として主催した初のワークショップで、緊張と楽しんでもらえるかという不安がありました。しかし、ワークショップを始めると生徒の皆さんが真剣に聞いてくださり、グループワークでも和気あいあいとやさしい日本語について考えることができました。結果、成功と言える内容のワークショップになったと思います。今回の経験を活かして、次回以降の活動でファシリテーターとしても尽力していきます。(松本翔)
 (国際日本学部3年 青柳壮真)