参加した奧山雅之ゼミナールのメンバー
ロゲイニングの様子
政治経済学部奥山雅之ゼミナールが協力するマイクロツーリズムイベント「稲城ファミリーロゲイニング」が2月23日、東京都稲城市で開催されました。
このイベントは、京王観光株式会社などが主催する「多摩地域マイクロツーリズムコンテスト」において、奥山雅之ゼミナールが最優秀賞を獲得した企画「たま公園ファミリーロゲイニング(多摩市)」の発展イベントとして、多摩市に隣接する稲城市を舞台に京王観光株式会社が企画・運営するものです。
「稲城ファミリーロゲイニング」は、郊外住宅地の課題を踏まえ、いままで観光資源としては活用されてこなかった施設や景観をチェックポイントとして活用し、家族揃って楽しみながら公園などのスポットを巡ることができる新しいロゲイニング(地図をもとに時間内にチェックポイントを回り得点を集めるスポーツ)のイベントです。
参加者からは「普段は通り過ぎる場所も、今回のイベントで知ることができた」などの声をいただきました。参加者の声をもとに改善を図り、来年度以降の事業改善をすすめていくとともに、多摩地域の他の市町村へと横展開を目指していきます。
奧山雅之ゼミナール、志内高虎さんのコメント:昨年12月に多摩市で開催した「たま公園ファミリーロゲイニング」に続いて、多くのご家族に稲城市でのロゲイニングを楽しんでいただき私達も嬉しい気持ちと共にやりがいを感じることができました。今後も多摩地域の良さを伝えられるイベントを開催し、地域に貢献できればと考えています。
ゼミナール指導教員、奥山教授のコメント:多摩市、稲城市などは1970年代よりベッドタウンとして開発された多摩ニュータウンの中心地です。これらの地域は、人口減少と都心回帰に苦しみながらも、生まれ変わろうとしています。奧山ゼミは、イベントや調査研究などを通じて、今後とも「地方創生」だけでなく「郊外創生」にも取り組んでいきます。