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【情報コミュニケーション学部】南後ゼミ『Tokyo Scope 2021——メディアで読み解く都市』出版のお知らせ

  南後ゼミ(4年生と3年生)では、2021年度から武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科有志と協働し、「Tokyo Scope」プロジェクトを開始しました。「Tokyo Scope」プロジェクトは、さまざまな角度から東京への新たな見方を提示することを狙いとしたガイドブック・シリーズです。学生自ら企画、リサーチ、執筆、編集、出版、販売を手掛けています。

 「Tokyo Scope」プロジェクトでは、南後ゼミによる社会学・都市論の視点と、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科によるデザインの視点とを掛け合わせることで、東京をめぐる新たなモノの見方のきっかけとなるアウトプットを生み出すことを狙いとしています。

 第1弾として2021年度は、『Tokyo Scope 2021——メディアで読み解く都市』を出版しました。特集「メディアで読み解く都市」では、ガイドブック、雑誌、定点ライブカメラ、SNS、リサーチ本の5つのメディアが東京をどのように表象し、それらのメディアを通じて東京という都市のイメージがどのように生産されているか、人びとがどのようにそれらのメディアを通じて東京という都市を経験しているかについて、アカデミックな切り口から考察しています。
 
 『Tokyo Scope 2021——メディアで読み解く都市』は、書店や公式通販サイトなどで購入可能です。来年度以降も「Tokyo Scope」プロジェクトは継続し、第2弾の出版を予定しています。

【『Tokyo Scope 2021——メディアで読み解く都市』の詳細】



 南後ゼミnoteでの紹介記事

【監修者・著者】
●監修者 
中野豪雄(武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科教授、グラフィックデザイン)
南後由和(明治大学情報コミュニケーション学部准教授、社会学)
●著者 
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科学生有志
明治大学情報コミュニケーション学部南後ゼミ

【目次】
●はじめに
ガイドのガイドの先に——南後由和
触発の循環——中野豪雄
『Tokyo Scope 2021』ができるまで

●特集「メディアで読み解く都市」
特集キーワード・リスト

●アナログ・メディア編
ガイドブック——東京の道しるべ
雑誌——目利きが編む東京

●デジタル・メディア編
定点ライブカメラ——常時視聴される被写体・東京
SNS——着る東京/脱ぐ東京

●リサーチ本編
リサーチ本——東京事象のかけら

●コラム
圏外/圏内散歩 in 谷根千
飲まずに語る横丁論——新旧横丁をハシゴして
あつまる・つながる——人はいかに空間を共有しているか
臨海地域の余白と場所性
コロナ禍のポイ捨て考現学〈PTCs〉——ゴミ・工作物・捨て方

●学生座談会——『Tokyo Scope 2021』
執筆者&研究テーマ一覧
あとがき
『Tokyo Scope 2021』プロジェクトチーム

【販売情報】
●定価 ¥1,000
●販売店 SPBS本店、SPBS TOYOSU、喫茶ランドリー本店、銀座蔦屋書店、小杉湯となり、代官山蔦屋書店、南洋堂書店、BOOKSライデン、本屋B&B(すでに売切の店舗あり)