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高峰修ゼミナール<スポーツ文化研究>

高峰修ゼミナール<スポーツ文化研究>

Meiji University Academic Fest.2019での展示

研究内容

グループワークのようす

 “スポーツ”や“遊び”、“体力づくり”、あるいは“医療”の主体となる身体は、ジェンダーやセクシュアリティ、人種、障害の有無といった個人的属性だけではなく、国家や経済といった社会的制度が複雑に交差する舞台でもあります。またそうした身体の直接の、あるいはメディアを介したコミュニケーションを通じて様々な文化的事象が生じています。このような身体や文化をめぐる現状や課題について、主に“ジェンダー”や“セクシュアリティ”の視点から批判的に考えていきます。

ゼミナール活動の進め方

グループワークの成果を全体で共有

 3年次には指定したテキストを輪読し、スポーツやジェンダーに関する基礎的な知識を身につけます。そこではグループワークやディベートなどゼミ生間の双方向的な活動を多用しています。また3年次には一年間かけて共同研究に取り組み、その成果を公開します。
 4年次には個人の卒業論文テーマを定め、資料の収集と整理、分析と考察、プレゼンテーションとディスカッションを経てテーマについて理解を深め、卒業論文としてまとめます。

卒業論文テーマの例

・ジェンダー視点から検証した冬季オリンピックにおける新聞報道
・競技ダンスにおけるジェンダーバイアス
・東京オリンピック・パラリンピック大会が新聞記事の性的マイノリティ報道に与える影響
・女性のスポーツ実況に対するメディア内部の意識
・中央競馬における女性騎手減量制度の影響についての考察
・女性の痩身願望 など

大会参加実績

・2016年度 ""Sports Policy for Japan 2016""に出場し優秀賞を受賞。
テーマ「ボールで遊べる公園づくり」

・2019年度 ""Meiji University Academic Fest.2019""に展示参加。
テーマ「スポーツにおけるジェンダー差を問う~双子の一生をたどって~」