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問題分析ゼミナール(3年生)紹介[島田 剛]

明治大学情報コミュニケーション学部 分析ゼミナール(3年生)紹介
島田 剛 准教授
(主要担当科目)国際経済論/経済発展論

学生へのメッセージ

次にような学生を歓迎します。
(1) 途上国の問題に関心がある、
(2) 日本の援助に関心がある、
(3) 開発経済学に興味がある、
(4) 国連に興味がある
(5) ゼミを通じて卒業の進路を考えたい。
ただし、かなりの頻度で発表があります。また、積極的にディスカッションに参加することが必須です。英文の論文も読むため語学力があることが必須です。
 
■研究テーマ

コーヒーから見る世界経済と都市のあり方~Think Globally, Act Locally の実践としての神保町コーヒー・プロジェクト

■研究内容
 2020年度、島田ゼミは千代田区からの研究助成を受け「神保町コーヒー・プロジェクト」を実施してきた。この研究プロジェクトは神保町のまちづくりに取り組むとともに、途上国のコーヒー生産者の生活を改善することを目的としている。
 神保町を対象にしているのはこの地域がアマゾンや電子書籍の台頭といった経済のデジタル化によって大きな影響を受ける可能性のある地域だからである。かつ、学生にとっても調査の実施しやすい地域であることもある。神保町は古書街として有名であるだけでなく、古くからある喫茶店と新しいタイプのカフェのどちらも地域にあり、多様なコーヒーの楽しみ方を提供できる場所でもある。
 こうしたことからゼミ生はコーヒーと書店の相乗効果を考慮しながら、新たな街づくりに取り組み提案を作成する。同時に、より途上国のコーヒー生産者に寄り添ったコーヒー取引のあり方について調査し、こちらについても提案を作成する。
その他(アドバイス等)
 大学卒業する時点でどんな自分になっていたいのか。将来、社会の中でどんな役割を果たして行くのか。ゼミを通じそうしたことも考えていきたいと思います。