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小早川周司ゼミナール<金融論>

小早川周司ゼミナール<金融論>

研究内容

社会のデジタル化に伴って、私たちが利用する貨幣や金融・決済サービスのあり方が大きく変わろうとしています。ゼミでは、ノンバンクやフィンテック企業を巻き込んで進んでいる金融界の変革に向けた動きへの理解を深めると共に、海外の動向を参考にしながら、わが国の金融システムの将来ビジョンを描きます。

ゼミナール活動の進め方



3年次には、英語文献の輪読を通じて、貨幣とは何か、技術革新によって貨幣はどう変わるかといったテーマを中心に議論を進めます。その上で、秋学期に開催される他大学とのインゼミ等に向けて、グループ毎にテーマを決め、プレゼン資料を作成・発表します。4年次には、国際金融やフィンテックの基礎知識を基に、各自が卒業論文のテーマを決め、ゼミナール卒業論文集の刊行を目指します。

卒業論文テーマの例

・わが国における中央銀行デジタル通貨の実用化に向けた提言
・国内レジャー施設におけるキャッシュレスの現状と課題
・ギグ・ワークの誕生と発展
・サプライチェーンにおけるブロックチェーンの可能性
・エストニアのデジタル化と日本のデジタル化促進策

ゼミの特色



関東・関西で金融を専攻するゼミとのインゼミ活動を行っているほか、ゼミ合宿では台湾銀行(台湾の中央銀行)を訪問したり、台湾の国立政治大学の学生との間で両国におけるキャッシュレスをテーマにディスカッションを行ったりしています。卒業生は官庁のほか、銀行・証券・保険を含めた金融界に進む人が多いです。ゼミでの経験を糧に、世界で活躍したいという意欲のある学生を歓迎します。