「食のグローバル人材の育成」を標榜する食料貿易論研究室(
作山巧教授)は、3年生10名が8月4~8日に台湾で卒論関係科目のフィールドワーク実習を行いました。
5日は台中市の国立中興大学を訪問し、英語で合同ゼミを行いました。同大学は、日本統治下の1919年に農林専門学校として創設され、現在は10の学部を持つ総合大学です。合同ゼミには、国立中興大学から2グループ7名、明治大学から2グループ10名、共立女子大学から1グループ6名、韓国カトリック大学から3グループ15名の学生が参加し、各グループの研究成果を発表し、質疑応答を行いました。
6日は台北市で台湾全農インターナショナルを訪問し、董事長の福島義規氏から台湾の日本産食品市場について説明を受け、質疑応答を行いました。
7日は、日本の農林水産物輸出額で3位の台湾における日本産の食品や外食産業に関して、学生が2グループに分かれて台北市内で現地調査を行いました。
参加した学生からは、特に合同ゼミに関して、「台湾や韓国の学生の英語力が非常に高く、刺激を受けた」といった感想が寄せられました。食料貿易論研究室では、来年度以降も台湾での実習を行う予定です。