農場実習は「実地を重視し、実地を通じて理解を深め、研究をすすめていくという農学の基本的性格」を早い時期に、しかも具体的に展開・経験できるように1年次に設置されている全学科共通の基礎科目です。2012年度からは神奈川県川崎市にある黒川農場において、各学科独自のカリキュラムに基づき、担当教員と農場職員の指導のもと行われています。黒川農場は生田キャンパスからも近く、また都市部に近接しながらも里山を配するという地の利を生かし、「種蒔きから収穫まで」、「都市と里山」という2つのキーワードを軸とし、体験と実践を基本としたユニークな実習教育を行っています。