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研究施設・設備一覧

研究施設・設備一覧

セルソーター

セルソーター

非常に高速で連続的に移動する小さい液滴の中に閉じ込められた1つ1つの細胞レーザー光を当て、生じた屈折光や蛍光から特定の細胞の分布を調べたり、分取する装置。ある細胞集団の中から特定の細胞を生きたまま1つずつ分離・回収することも可能です。

高速次世代シークエンサー

次世代シークエンサー

初期のゲノムプロジェクトでは何年もかかったヒトゲノムの30億塩基対を1~2日程度で決定できる能力をもったシークエンサーです。農学部特有の配列未知の動植物や微生物のゲノム解析からエピジェネティクスなどのポストゲノム解析までを行うことが可能です。

セクショニング蛍光顕微鏡

セクショニング蛍光顕微鏡

酵母など微生物や、動物細胞の内部でおきているダイナミックな変化を「生きたまま」「リアルタイムで」観察することができます。細胞内の特定のタンパク質を赤や緑の蛍光で検出し、それらの立体的な精密画像を解析することで、細胞分裂や細胞内小器官の変化の様子を研究しています。

誘導結合プラズマ質量分析計(ICP-MS)

誘導結合プラズマ質量分析計

 高温のプラズマと磁場の中に液化燃料を導入し、わずかな質量差を捉えて土壌、動植物など、物質を構成している多元素の微量分析ができます。

レーザー共焦点顕微鏡

レーザー共焦点顕微鏡

特定のタンパク質が細胞内のどこで働くか、時間経過に伴ってどのような動きをするか、あるいは他のタンパク質との相互作用などを、組織や細胞が生きた状態で高感度・高精度に観察することができる装置です。

Droplet Digital PCR

Droplet Digital PCR

1細胞という非常に小さなスケールでの分子の検出・定量を可能にします。リアルタイムPCRなどの従来機器では検出できなかった微量の核酸を定量性良く解析できます。また、ウィルス等の病原体の検出、環境中に残存する微量DNAの検出などにも応用可能です。

顕微鏡レーザーインターフェースシステム

顕微鏡レーザーインターフェースシステム

顕微鏡光刺激装置(レーザーインターフェース)は微生物、昆虫、線虫、哺乳動物、植物における特定細胞の除去や光遺伝学解析に使用します。本装置は複雑な分子生物学的操作を必要とせず、あらゆる生物種に容易に適用でき、拡張性も非常に高い装置です。

BD FACSMelody セルソーター

BD FACSMelody セルソーター

抗体などを利用することによって特定の細胞を選択的に蛍光標識し、解析したい細胞のみを分取することを可能にします。また、セルソーターで分取した細胞は、代謝物解析のみならず、トランスクリプトームなど遺伝子レベルでの解析等様々な解析を行うことも可能です。

共焦点・ライトシート顕微鏡(STELLARIS 8)

共焦点・ライトシート顕微鏡

蛍光の寿命を画像情報として視覚化することにより、低レベルで発現するタンパク質の挙動を高精度に分析することができます。また、薄いシート状の励起光を用いて組織や器官における傾向タンパク質の分布を三次元的に可視化することができます。

窒素安定同位体比分析計

窒素安定同位体比分析計

亜酸化窒素ガス(N2O)、メタン(CH4)、二酸化炭素(CO2)ガス濃度とそれぞれのガスに含まれる微量な窒素・炭素安定同位体比を連続的に測定できます。時々刻々と変化する環境因子(地温、土壌水分量など)に呼応して変化する微生物活性によって温室効果ガス放出・吸収が変化するため、連続的なデータを得ることで見逃してきた多くの新たな現象を捉えます。

水利実験場

水利実験場

維持管理が容易で、環境に配慮した水路や取入堰などの水利施設の開発や改良をするために模型を製作して実験を行っています。写真は、農業用水路を使った小水力発電のための水車の実験をしているところです。

植物培養室

植物培養室

光や温度・湿度を人工的に調節できる培養室です。遺伝子導入した細胞からの植物個体の再生や、低温・乾燥などの環境条件に対する植物の応答や遺伝子機能の解析に利用しています。

液体クロマトグラフ質量分析計(LC-MS/MS)

液体クロマトグラフ質量分析計

複合試料が高速で分離できる装置に最先端の質量分析計を結合させた機器。ペプチドなど低分子化合物の質量を素早く高感度で分析できます。

ガスクロマトグラフ/質量分析装置(GC/MS)

ガスクロマトグラフ

ガスクロマトグラフ(GC)と質量分析装置(MS)を結合した複合装置です。GCで分離した単一成分についてMSスペクトルを測定することにより成分の定性を行い、MSにより検出されたイオンの強度により定量を行います。有機化合物(特に低分子量成分)の定性・定量を目的とした分析に活用しています。

走査型電子顕微鏡(SEM)

走査型電子顕微鏡(SEM)

物質の表面構造を観察するときに用いられる電子顕微鏡。微生物の丸ごとの形態や動植物の組織構造などの観察に利用されています。

透過型電子顕微鏡(TEM)

透過型電子顕微鏡(TEM)

小・中学校でよく使われる光学顕微鏡より、10万倍以上小さな物が見える顕微鏡。ナノスケールのウィルスやタンパク質1分子を観察できます。

バイオテクノロジー実験設備棟

バイオテクノロジー実験設備棟

植物・微生物等の遺伝子組換え実験を行うためのクリーンルーム。外気からのホコリの浸入を防ぐエア・カーテン設備、および組換え植物の花粉等が外に拡散しないための設備を有しています。

ライシメータ

ライシメータ

作物を実際に栽培しながら、降雨量、灌水量、および排水量を観測し、作物の蒸発散量(要水量)を経時的に捉えるための施設です。地下水を調節することも可能であり、作物生産において重要な水収支との関係を定量的に解析しています。

温室

温室

水耕栽培・礫耕栽培としての施設園芸を行っている研究実験用の温室です。主に品種改良等を試験的に栽培したりするために使用されています。

温室効果ガス交換量測定装置

温室効果ガス交換量測定装置

水田において温室効果ガス(CO2、 N2O、CH4)の発生量と吸収量を経時的に測定する装置で、3次元超音波風速計と光音響式ガスモニターから構成されています。熱収支各項と土壌環境の測定も同時に行っています。

実験動物飼育施設

温度・湿度調整された設備の中で、マウス・ラットを飼育しています。
 ・ 小動物飼育室 12室
 ・ 中動物飼育室 3室
  • 動物施設および動物実験の運営(動物実験委員会)