私はドイツには興味がありましたが、文法など勉強はあまり得意ではありませんでした。ですがこの授業では文法などの知識だけではなくドイツの文化や歴史も学ぶことが出来て楽しく授業を受けることができました。この授業では中級文法を扱いますが一年次に習った文法事項を復習しながらやるので文章を正確に読み取る力が上がると思います。
(食料環境政策学科4年 鈴木康平さん 神奈川県立上溝高等学校卒業)
担当教員より
明治大学農学部では、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語のいずれかを必修第二外国語として1年次に履修しますが、2年次以降もこれらをさらに深く学べるよう、中級科目(ドイツ語Ⅲ、フランス語Ⅲ、中国語Ⅲ、スペイン語Ⅲ)を開講しています。少人数のクラスが多く、受講者のレベルや希望に応じた授業が行われているのが特徴です。2020年度はコロナ禍に見舞われ、ほとんどの授業がオンラインで開講されましたが、私が担当するドイツ語Ⅲでは秋学期に、対面授業とオンライン授業を同時並行で行う「ハイフレックス型授業」を取り入れました。教室で学びたい学生が対面で受講できるだけでなく、ウェブ会議システム"zoom"を用いて教室の授業を同時中継し、自宅からオンラインでも参加できる環境を整えました。授業では、ドイツ各地の文化遺産や名所旧跡について、ドイツの歴史と関連づけて学んだほか、ドイツのコロナ対策についても折に触れて紹介しました。コロナウイルスの影響はしばらく続きそうですが、今後も感染対策を徹底しつつ、対面とオンライン双方の長所を取り入れて、新しい授業の形を模索していきたいと思います。(辻 朋季 准教授)