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総合科目

総合科目とは

総合科目

総合科目は専門の枠を超え、農学部の全学生を対象にした科目です。各学科の専攻科目と対をなし、すべての学問領域の基礎となる重要な科目です。内容は人文科学、社会科学、自然科学など幅広い教養を養う共通科目群、活きた語学力を育成する外国語科目群、スポーツ実習や健康と運動の科学理論を学ぶ保健・体育科目群の3領域に分けられています。総合科目の中には、指定された学年次に履修しなければならない科目もありますが、多くは1年次から4年次までのいずれの学年次でも履修が可能です。農学に関する専攻科目と、その土台となる幅広い領域の総合科目とが有機的に融合するところに、本学部の特長があります。

総合科目科目一覧

TOPICS

ドイツ語Ⅲ

2020年12月の「ドイツ語Ⅲ」の授業の様子。この日は対面で1名、オンラインで4名が参加しています。

私はドイツには興味がありましたが、文法など勉強はあまり得意ではありませんでした。ですがこの授業では文法などの知識だけではなくドイツの文化や歴史も学ぶことが出来て楽しく授業を受けることができました。この授業では中級文法を扱いますが一年次に習った文法事項を復習しながらやるので文章を正確に読み取る力が上がると思います。
(食料環境政策学科4年 鈴木康平さん 神奈川県立上溝高等学校卒業)

担当教員より

明治大学農学部では、ドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語のいずれかを必修第二外国語として1年次に履修しますが、2年次以降もこれらをさらに深く学べるよう、中級科目(ドイツ語Ⅲ、フランス語Ⅲ、中国語Ⅲ、スペイン語Ⅲ)を開講しています。少人数のクラスが多く、受講者のレベルや希望に応じた授業が行われているのが特徴です。2020年度はコロナ禍に見舞われ、ほとんどの授業がオンラインで開講されましたが、私が担当するドイツ語Ⅲでは秋学期に、対面授業とオンライン授業を同時並行で行う「ハイフレックス型授業」を取り入れました。教室で学びたい学生が対面で受講できるだけでなく、ウェブ会議システム"zoom"を用いて教室の授業を同時中継し、自宅からオンラインでも参加できる環境を整えました。授業では、ドイツ各地の文化遺産や名所旧跡について、ドイツの歴史と関連づけて学んだほか、ドイツのコロナ対策についても折に触れて紹介しました。コロナウイルスの影響はしばらく続きそうですが、今後も感染対策を徹底しつつ、対面とオンライン双方の長所を取り入れて、新しい授業の形を模索していきたいと思います。(辻 朋季 准教授)