21世紀に私たちが生きていくうえで、最も基礎的で重要な「食料」と「環境」をめぐる諸問題について、経済学、社会学、政策学、経営学、会計学、開発学などの社会科学の側面から総合的に考究しています。私たちの生存基盤を担っている生物・生命・自然資源の仕組みを解明し、利用することは人類の持続可能性に欠かせませんが、そこに人間がどう関わっていくべきか、を考えることは重要です。つまり「人類の生存課題を人間の行動の観点から考え、解決方法を探る」のが本学科の学びのテーマといっても良いでしょう。こうした視点をもった人材を育成するために、本学科では、さまざまな座学だけでなく、農場実習、ファームステイ実習、フィールドワーク実習、海外農業体験など、現場を体験しながら学べる科目を多く用意し、応用力・実践力を養うことを重視しています。