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中島満大ゼミナール<人口学・社会学>

中島満大ゼミナール<人口学・社会学>

ゼミ生の苦悩の根源:課題の提出と添削

研究内容

中島ゼミでは,ゼミ単位でひとつのテーマを研究するということはありません。教員の研究テーマに関心のある学生もあまりいません(私の研究を知らないのでは?)。

学生たちがそれぞれの関心に沿った社会問題を選び,卒業論文を書いています。したがって,テーマはバラバラです。でもバラバラなはずの各自のテーマが,ゼミの最中にリンクすることがあります。あるいはバラバラなことを活かして(??),全く想定しないところから鋭い質問やコメントが投げかけられることもあります。そういった集合的創造性(???)が生まれることもあります。

ゼミナール活動の進め方

3年生の外国書講読の授業では,リサーチメソッドのテキストを読み,毎週「小さな」課題を提出してもらっています。その課題を教員が添削し,赤を入れていきます(写真参照)。また卒業論文の授業では,学生の関心にできる限り沿った社会学の論文を選んで,読んでいきます。

4年生のゼミは,卒業論文の進捗状況の報告が中心です。ゼミ生にはフィールドワークの状況やデータ分析の結果などを報告してもらっています。

中島ゼミでは,自分の問題と社会問題をうまく結びつけること,自分で社会問題を調べることを軸としてゼミを進めています。

卒業論文テーマの例

卒業論文のテーマもバラバラ,調査法もバラバラ

・大学進学率における地域格差の要因分析—都道府県別データによる検討—
・ネット炎上はいかなる言葉で構成されるのか?—Twitterの計量テキスト分析から—
・何が若者を地域活動に惹きつけるのか?—フィールドワークによる観察を通じて—
・東日本大震災に伴う移転元地の活用事例に関する考察

いろいろなテーマで卒業論文を書いています(写真参照)。