5月17日(土)、1997年の開設から18年目を迎える「成田社会人大学」開講式を挙行しました。
成田社会人大学は、1997年に成田市からの「市民の自由時間の増大や生活水準の向上等に伴う生涯を通じた学習意欲の高まりに応えるため、市民がより専門的な学問を学ぶ場を提供し、国際化時代に対応できる人材を育成したい」との「市民カレッジ」開講の要望を受け開設したもの。設立当時は、地方自治体と大学が直接提携する希少な社会人教育の新たな試みとして注目されました。現在では、「国際社会課程」「地域社会課程」「緑地環境課程」の3課程を設置し、毎年5月から11月まで、各課程共10講座を設け、ひとつのテーマを深く学ぶカリキュラムを提供しています。
2014年度の各課程のテーマは、「グローバル化する世界と現代~危機の時代を生きのびるために~」(国際社会課程)、「身近な話題を通して、社会の深層に迫ろう~知ってびっくり、知って得する社会・法律・経済~」(地域社会課程)、「多様な農業の考え方~食を支えるために~」(緑地環境課程)。開講式では、小泉一成成田市長と藤江昌嗣社会連携機構長を前に、受講生一人一人の氏名が呼ばれ起立する「受講生呼名」が行われ、計245名の向学心に満ちた成田市民が受講を開始しました。
開講式
福田邦夫明治大学商学部教授による国際社会課程第一講
永江敦明治大学政治経済学部専任講師による地域社会課程第一講
西谷尚徳立正大学特任講師による緑地環境課程第一講