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【地域連携活動助成金】活動成果報告 2025年度

川崎市市制100周年のレガシーを受け継いだ「多様な主体との連携による担い手発掘・地域活性化事業」

代表者
小林正人(理工学部専任教授)
活動団体
MUAC(Meiji University Architecture Crew)
理工学部建築学科の学生有志団体
活動目的
建築業界の将来の担い手不足を無くすため、小学生を対象としたワークショップを通して、建築や街の魅力を知ってもらい、興味を持ってもらう目的を達成させるため、以下の3つのプロジェクトに取り組む。
・川崎アゼリアショーウィンドウプロジェクト
昨年度に引き続き、MUACが企画する2つのワークショップの広報、11月の公共建築月間の広報を目的に、2週間展示を行う
・中野島小学校仮囲いアートプロジェクト〜ミライに残そう中野島の夢〜
校舎の耐震化工事のために設置されている仮囲いに、アートを児童と製作する過程で、中野島の街を考えさせるとともに、工事現場を身近に感じてもらう
・市役所のヒミツを探れ!建物たんけん隊
2023年に竣工したばかりの川崎市役所本庁舎を舞台に、小学生に探検をしてもらいながら、建物の魅力を発見してもらうワークショップを行う
活動成果
・川崎駅地下街「川崎アゼリア」にてウィンドウディスプレイを実施し、MUACの活動や川崎市における公共建築月間について、来訪者へ広く発信した。
・川崎市立中野島小学校にて、土曜授業として仮囲いアートワークショップ『ミライに残そう中野島の夢』の開催し、150名の児童が参加。児童の作品で工事用仮囲いを彩り、制作過程を通してまちづくりへの関心や地域への愛着を育んだ。94%の児童が「街や建築に興味を持った」と回答した。
・川崎市役所本庁舎にて、建物探検ワークショップ『市役所のヒミツを探れ!建物たんけん隊』を開催し、49名の児童が参加。空間デザインや素材、構造を「見て・触れて・測って」学ぶ体験を通じて、建物を見る新たな視点や建築分野の多様性を伝えた。92%の児童が「建物に興味を持った」と回答した。

川崎アゼリアウィンドウディスプレイ 仮囲いアートワークショップ『ミライに残そう中野島の夢』 建物探検ワークショップ『市役所のヒミツを探れ!建物たんけん隊』

連携先/参加学生/参加者からの一言
所属:川崎市まちづくり局施設整備部施設計画課 職・氏名:担当課長 柳瀬 一路
 川崎市内に明治大学理工学部建築学科が存在しているものの、今まで建築行政として全く連携できずにいたところ、昨年度における市制100周年記念事業において、「優秀で柔軟な発想を持つ学生の知恵を活かして、子どもたちに夢と希望の持てる事業をやっていただけないか」と声掛けをしたのが連携を始めるきっかけです。
 大学側では、即有志による学生団体(MUAC)を立ち上げて募集し、学生が集まったことにより、事業協力に対して快諾していただきました。
 このたびMUACと連携したことで、アンケート調査や事業実施中における子どもたちや保護者の様子を見ると、非常に満足度の高い企画内容であったことが分かります。
 これらの事業効果は、学生の皆さんの能力の高さと、そうした機会を与えていただける大学の校風や、「地域連携活動助成金」という制度があったからこそ実現できたことではないかと感じております。
 また、MUACとの活動は今年が2年目となりますが、徐々に加入するメンバーも増え、学生の皆さんは、昨年よりも一回りも二回りも成長していることも実感しておりますので、ぜひ、今後とも本市との連携を継続していただきたいと考えております。
 このたびは、このような機会を与えていただき、ありがとうございました。

所属:理工学部建築学科4年 氏名:吾郷茉奈美
 今年度は3つのイベントを開催し、昨年度以上に多くの子どもたちに楽しく参加していただきました。MUACとして掲げる活動目標に向けて前進できたと実感しております。
昨年度に引き続き、川崎市まちづくり局の皆様と企画から運営まで協働させていただけたことに加え、今年度は地域連携活動助成金に採択いただき、学生だけでは決して実現し得ない大きな成果につながりました。
 中でも、川崎市立中野島小学校にて授業の一環として実施した工事用仮囲いアートワークショップは、地域の小学校と連携したMUAC初の取り組みであり、私たちにとって大きな挑戦となりました。小学校との連携により、建築分野に興味のある子どもたちに限らず、小学6年生一学年を対象とできた点は、広く子どもたちに建築やまちづくりの魅力を伝えることができる貴重な機会となりました。
 来年度は、新たな地域や企業との連携が予定されており、活動の幅がさらに広がる見込みです。これまでの経験を糧に、MUACとしてより一層成長していきたいと考えております。この度は地域連携活動助成金に採択いただきまして心より感謝申し上げます。
主な活動場所
本学生田キャンパス・川崎市役所・川崎駅・川崎市立中野島小学校
連携地域・連携団体等
川崎市内
川崎市役所・川崎市立中野島小学校
活動期間
2025年 4月 1日 ~ 2026年 1月 31日
活動内容
4月~8月 連携内容と企画の構成、連携団体との調整
8月1日 多摩区域学連携まちづくりシンポジウムにて昨年度の活動報告と今年度の企画予定内容を共有
8月〜11月 企画実施に向けたデザインや企画の具体化
11月1日 川崎市政だより、SNS、チラシ、ポスターによる「市役所のヒミツを探れ!建物たんけん隊」広報
11月7日~21日 川崎アゼリアショーウィンドウプロジェクト
11月15日 「中野島小学校仮囲いアートプロジェクト〜ミライに残そう中野島の夢〜」実施
11月25日 本学広報課にてプレスリリース配信
12月20日 「市役所のヒミツを探れ!建物たんけん隊」実施
12月21日 「市役所のヒミツを探れ!建物たんけん隊」読売新聞掲載
12月24日 「市役所のヒミツを探れ!建物たんけん隊」建設通信新聞掲載
 1月7日  「中野島小学校仮囲いアートプロジェクト〜ミライに残そう中野島の夢〜」建設通信新聞掲載
 1月8日  仮囲いアート撤去作業
 2月2日  地域連携活動助成金活動報告会
 2月9日  「中野島小学校仮囲いアートプロジェクト〜ミライに残そう中野島の夢〜」理工学部ニュース掲載
 2月9日  「市役所のヒミツを探れ!建物たんけん隊」理工学部ニュース掲載