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社会連携・社会貢献

【オープン講座】鼎談「震災を超えて バレエの使命」が開催されました。

2012年06月23日
明治大学 社会連携事務室

6月23日(土)13:30から、松山バレエ団団長・プリマバレリーナの森下洋子氏を迎え、祐成秀樹読売新聞文化部記者・牛尾奈緒美情報コミュニケーション学部教授とともにリバティアカデミーオープン講座鼎談「震災を超えて バレエの使命」を駿河台キャンパスアカデミーコモン2階ビクトリーフロア暁の鐘にて開催した。開会にあたり、寄付者である明治大学校友会の安田暉(やすだあきら)企画委員会副委員長から挨拶がなされ、読売新聞社の協力の下、父が明大出身である森下洋子氏をお迎えすることができる縁に感謝の言葉が述べられた。
舞踊生活60年を超えた森下氏は、「とにかく自分は人との出会い、“縁”に恵まれた。今まで出会ったすべての方に感謝の気持ちでいっぱいである。東日本大震災を経て、バレエに何ができるのか。舞踊に何ができるのか。いまだに何もできていないかもしれない。けれども、日々のすべての出来事に前向きに、良い方向に進むよう、手を抜かずに努力していくこと、踊りを通して勇気を与えられるよう、命を懸けて取り組んでいくことしかないと思っている。」と熱い想いを披露。
長年に亘り森下氏を知る祐成記者、女性の社会進出研究の第一人者である牛尾教授をはじめとして、多くの聴衆が感銘を受けていた。
当日参加者は会員・一般・学生を含めて518名。質疑応答時の実家福島でバレエが続けられなくなった学生とのやり取りでは、「松山バレエ団にぜひいらっしゃい」と森下氏から温かいエールが送られるなど、何十年来のファンからの質問も尽きず、最後まで会場は熱気に包まれていた。

【明治大学校友会寄付講座 読売新聞東京本社共催】 

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