社会連携･社会貢献

　21世紀に入り政治経済のグローバル化が進む中、世界中のほぼすべての地域で立憲政治の進展と統治の民主化が大きくクローズアップされてきている。太平洋の島国も例外ではない。第二次世界大戦後に独立した比較的新しい国が多いものの、トンガのように日本より古くから憲法を有する立憲君主国も存在し、英国の議会制民主主義の伝統を受け継いできている。近年では、島嶼国自身も自らの国のあり方について、地域の安全保障問題と関連させながら、憲法の改正や選挙制度の民主化など国造りを進めてきている。本講座では、日本ならびに太平洋島嶼地域の比較憲法研究の第一人者である東裕日本大学教授をお招きし、太平洋島嶼地域の立憲政治と民主化の動きをお話いただき、日本は太平洋地域についてどのような貢献ができるであろうかについて考えていきたい。

日　時：2016年　7月　2日（土）　　開講13：00～14：30（開場12：30）　
会　場：明治大学 駿河台キャンパス
　　　　※会場は決まり次第、メール、HP、アカデミーコモン1階・
　　　　　11階インフォメーションボードにてお知らせします。
料　金：明大生、リバティアカデミー会員：無料
　　　　会員以外の方：1,000円
申　込：事前予約制です(全席自由、先着180名)
　　　　リバティアカデミー事務局までお電話かHPからお申込み下さい。
　　　　TEL　03-3296-4423
　　　　URL　academy.meiji.jp/course/detail/2948/
　　　　※本講座は、会員の方以外でも受講できるオープン講座になります。
　　　　　　（ただし、会員になることはできません。）

◆講師紹介
 東　裕（ヒガシ ユタカ）
日本大学法学部教授
早稲田大学大学院政治学研究科博士課程後期課程満期退学。博士(国際学)。苫小牧駒澤大学教授、近大姫路大学教授等を歴任し、2015年から現職。専門領域は憲法学(比較憲法)、オセアニアの政治学。著書は『太平洋島嶼国の憲法と政治文化-フィジー1997年憲法とパシフィック・ウェイ』(第27回大平正芳記念賞受賞)ほか。