Go Forward

社会連携・社会貢献

世界の民族音楽を聴く—レクチャー&コンサート— 「西ジャワ(スンダ)の響き~ガムラン・ドゥグンとトゥンバン・スンダ」

開催期間:2016年07月16日
明治大学 社会連携事務室

 民族音楽は、いうまでもなく世界各地に赴き、人々の生活に触れ、現地の楽士が演奏するものを聴くのが一番よい機会ではありますが、現実にはなかなかむずかしいものです。このオープン講座では2000年度からリバティアカデミー教養・文化講座『民族音楽紀行』を担当された故江波戸昭先生(明治大学名誉教授、地理学)の遺志を受け継ぎ、日本在住のトップクラスの演奏家をお招きし、それぞれの分野での音楽や楽器のお話をしていただきながら、みなさんに楽しいレクチャー&コンサートを共遊していただきます。


「西ジャワ(スンダ)の響き~ガムラン・ドゥグンとトゥンバン・スンダ」

■解 説 : 森重行敏(洗足学園音楽大学現代邦楽研究所所長)
■演 奏 : パラグナ・グループ(ガムラン・ドゥグン、トゥンバン・スンダ)

インドネシアには地域によりさまざまなガムラン(青銅打楽器による合奏)があります。リズミカルで輝かしいバリ島のガムランや、宮廷で育まれた中部ジャワの大規模で優雅なガムランがよく知られていますが、西ジャワ(スンダ)のガムラン・ドゥグンは小編成で可憐な響きが特徴です。また、スンダの古典音楽には金属弦の箏であるカチャピの伴奏によるトゥンバン・スンダと呼ばれる歌曲もあります。これは日本の音階との類似点もあり、大変興味深いものです。本講座ではかつてジャワのガムランやガムラン・ ドゥグンは演奏されたことがありますが、カチャピ伴奏によるトゥンバンは今回初めての登場です。日本人の琴線に触れるスンダ音楽の魅力をご期待ください。

日 時:2016年 7月 16日(土) 開講14:00~16:30(開場13:30) 
会 場:明治大学 駿河台キャンパス
料 金明大生、リバティアカデミー会員:1,000円
    会員以外の方:2,000円

申 込:事前予約制です(全席自由、先着150名)
    リバティアカデミー事務局までお電話かHPからお申込み下さい。
    TEL 03-3296-4423
    URL academy.meiji.jp/course/detail/2998/
    ※リバティアカデミーオープン講座は、会員の方以外でも受講いただけます。
     (ただし、会員になることはできません。)

◆講師紹介
森重 行敏 (モリシゲ ユキトシ)
ガラムン演奏者
東京芸術大学楽理科卒業。小泉文夫教授の影響により日本とアジアの音楽に関心を持ち、在学中にガムラン演奏グループの結成に関わる。現在は洗足学園音楽大学現代邦楽研究所副所長。ほかに桐朋学園芸術短大、東京芸大音楽環境創造科、尚美学園大学などで日本または民族音楽関係の授業を担当。リバティアカデミーでは2005年と2009年にガムラン、 2011年に明清楽で解説および演奏。2011年には府中市との連携講座でも「アジアのマリンロード・ガムランと明清楽」として解説、演奏。
お問い合わせ先

明治大学リバティアカデミー事務局

駿河台キャンパス・アカデミーコモン11階
東京都千代田区神田駿河台1-1
TEL:03-3296-4423
http://academy.meiji.jp