オンラインを活用し連携講座を開講
資料を基に講演する松浦教授
リバティアカデミーは、12月2日、徳島大学・徳島県との連携講座をオンラインで開講しました。本講座は、2013年に締結した徳島大学・徳島県との協定に基づく事業の一つとして、毎年開講しており、今年で9回目となります。
今回は「自転車交通の未来を考える」をテーマに講演と質疑応答を実施しました。
講師は、明治大学専門職大学院ガバナンス研究科の松浦正浩教授のほか、山中英生徳島大学教授、金利昭茨城大学名誉教授の3名が務めました。
当日は約55名の参加があり、自転車交通ルールやマナー改革を目指すトランジション・マネジメントの思考と試みや、金沢市における自転車施策の成功とその鍵、パーソナル・モビリティの共存に向けて等、持続可能な社会システムの実現にむけて、国内の事例に限らず、海外の成功事例の紹介から、交通や移動が持つ多様な価値まで、自転車交通の未来について幅広い観点から学ぶ機会になりました。
アンケートでは、「社会変化の概念から自転車施策までわかりやすく紹介され、とても参考になった」「あるべき理想形と現実のギャップの解決に役立つ良い企画だと思う」「交通、自転車に限らず、市民生活の未来に向けての行動様式に応用ができそうで為になった」などの声が寄せられました。