震災復興支援センターは6月16日(土)、浦安マンガ寺子屋事業の一環として、浦安市立富岡小学校の学童保育でマンガ描き方教室を開催しました。昨年度から浦安ボランティア活動拠点での活動に関わっている学生と、イラストが得意な本学職員が講師を務め、日ごろから学童に通う児童17名が参加しました。
この日は父の日の前日ということもあり、マンガの手法を使った家族への感謝カード作りを行いました。マンガは普通の絵と違って、吹き出しなどを考えなければならないという話から始まり、4コママンガは起承転結があるという説明がありました。今回のカードは、最初と最後の2コマ、つまり「起、結」で作ることになりました。具体的には、表紙にお父さんが働く姿(起)、中をめくって「ありがとう」の感謝の絵(結)を描くというようなカードを作成しました。
この日参加した5人の大学生は子どもたちの席にまじって座り、子どもたちの相談に乗りました。子どもたちは皆思い思いに描きながらも、教わったマンガのルールを守っていました。また、普段何気なく読んでいるマンガにもルールがあることを知って大学生たちも驚いていました。学童の指導を行っている本田まゆみさんは「こうした交流は本当に子どもたちのためになります。ありがとうございます。」と、お話くださいました。