東日本大震災から2年がたち、復興支援の課題の1つとして震災の記憶の「風化」が指摘されています。本学では震災復興支援センターのほか、ゼミや研究室、サークルなどを単位とした組織だった支援活動に加え、学生1人1人が、また学生たちが手を携えてボランティア活動を展開しています。
今回、こうした震災復興支援にさまざまな形で関わっている学生たちから「学生発」のイベントが提案されました。記憶の「風化を防ぎ」、皆で手を「携えること」を目指しています。
震災復興支援センターでは、このボランティア学生を中心とした写真と関連講演会を後援することにいたしました。1人でも多い皆様のご来場をお待ちしております。
震災復興支援センター運営委員 鳥居高
明治大学震災復興支援企画
テーマ:「私たちの復興支援~学生だからできること~」について
今の「東北」を「見て」みませんか? 「聞いて」みませんか?
東日本大震災発生から2年が経ちました。東北地方はこれから復興へ進んでいこうとしています。そのためには東北地方の人だけではなく、日本中の多くの人の力が必要です。そして、そこには私たち学生の若い力も必要になってくるはずです。
私たちがこれまでに被災地に行って見てきたもの、感じたことを一人でも多くの人に伝えたいと思い、今回のこの写真展・講演会を企画しました。
学生でも出来ることがある、学生だから出来ることがあるということを皆さんに知ってもらい、一緒に何か行動に移してもらいたいです。あの日、生まれた赤ちゃんはもう立ち上り歩き出しています。私たちも一歩目を、踏み出しましょう。
皆様のご来場、心よりお待ちしております。
★写真展「私たちの復興支援~学生だからできること~」
<日時>
6月10日(月)~6月15日(土) 10時~18時30分 (初日は12時から、最終日は17時まで)
<場所>
明治大学駿河台キャンパスリバティタワー1階
★講演会「私たちの復興支援~学生だからできること~」
<日時>
6月11日(火) 18時~19時30分
<場所>
明治大学駿河台キャンパスリバティタワー1階リバティホール
<ゲストスピーカー>
佐々木信秋(一般社団法人SAVETAKATA代表理事)
<パネラー>
佐藤柊平(明治大学農学部4年、地域支縁団体 ARCH代表)
日高雅人(明治大学国際日本学部4年、学生団体 きずなInternational 代表)
小役丸順也(慶應義塾大学4年、学生団体 みちのくphoto caravan メンバー)
<トークテーマ>
被災地支援における学生の役割
ボランティアを「したい」と「する」の間にあるモノ
学生ができる震災の風化防止活動(明大生ならこんなこと!!)
写真を使ったディスカッション
<タイムテーブル>
18:00~18:05 開会挨拶
18:05~18:15 挨拶(商学部教授・鳥居高)
18:15~18:45 基調講演(佐々木様)
18:45~19:25 パネルディスカッション(会場の質疑応答も含む)
19:25~19:30 閉会挨拶
主催:明治大学震災復興支援写真展プロジェクトチーム(明治大学学生有志)
後援:明治大学震災復興支援センター
明治大学ボランティアセンター
協力:みちのくcaravan
賛同:Youth for 3.11